国名:オーストリア
時代:第二次大戦
種類:軽機関銃/汎用機関銃

M30S 軽機関銃 (#1095)

¥473,000
商品番号
9084
発売日
2024/06/01
取扱店舗
大阪店
在庫
1
英名
M30S Light Machinegun
国名
オーストリア
時代
第二次大戦
全長
1,140mm(実寸)
口径
8mm×56R
装弾数
25発
【M30S 軽機関銃 について】
第二次世界大戦以前にオーストリア軍が採用した軽機関銃です。
ドイツのラインメタル社が開発し、スイスのゾロターン (Solothurn) 社から製造権を得てオーストリアのステアー社が生産を行いました。 M30S 軽機関銃はゾロターン社のS2-200 軽機関銃をベースに、8mm モーゼル弾から8mm×56R弾に改める形で小改良が行わたモデルで、オーストリア軍により1930年に採用されました。 また、本銃を基にキャリング・ハンドルの追加や二脚の形状変更といった改良を施した31M、43Mがハンガリー軍にも採用されました。
本銃はヴェルサイユ条約による制限のため、給弾方式はベルト式ではなく、本体側面に取り付けるマガジンから行いますが、ショート・リコイル反動利用式の作動機構を持ち、引く位置で単射/連射を切り替えるトリガー・メカニズム等はMG34 汎用機関銃の原型となっています。 また、直銃床のため高い位置で、なおかつ左にオフセットされて固定されている前後サイト、マガジン挿入口のダスト・カバー、右利き用に調整された微妙にアシンメトリーな形状のバット・ストック、前方に大きな開口部が設けられたトリガー・ガードなど、特徴が多い銃です。 生産時期によって細部の形状や刻印の打刻方法が異なりますが、薬室上部の段差の有無によって大きく前期型と後期型に分類することが可能です。 M30S 軽機関銃はオーストリア併合後のドイツでも使用が続けられました。
M30S 軽機関銃は、1930年より再軍備を開始したオーストリアが最初に採用した軽機関銃でしたが、大規模に生産されることはなく、少数が細々と生産されました。 同様に、ハンガリーの31Mも生産数は限られており、MG34に影響を与えた点など銃砲史上は重要な存在ですが、非常に稀少な銃と言えます。 地上用の他、一部機構を変更したタイプが航空機用として転用され、より本格的で強力な航空機機銃の登場まで使用され続けました。 (YS Updated)

【本個体の説明】
本品はシリアル#1095で、バレル・ジャケット基部に段差が見られることから、前期型に分類できます。 ストック基部付近に「M.30 S」とシリアルが打刻されており、リア・サイト、銃身、二脚でマッチしています。 その他コッキング・ハンドル・ガイドにもシリアルが見られますが、こちらはアン・マッチです。 加えて、リア・サイト基部にはオーストリアの鷲の刻印と「37」の刻印が見られます。 本品には珍しいハンガリー 31M 軽機関銃用のキャリング・ハンドルが取り付けられています。
金属部はバレル・ジャケットなどを中心にブルーイングが残っており、経年による退色や無可動加工に伴う焼けなどは見られるものの全体に良い状態を保っています。 所々に擦れや打ち傷が散見されますが、目立った破損や欠損等は見受けられません。
木部はストック、グリップ・パネル、キャリング・ハンドル共に色味やコンディションはほぼ揃っています。 グリップやストックは小傷打ち傷は散見されますが、強度に問題は無く適度な経年と言えます。
特徴的セレクターは、ロックを解除しながら回転させることが出来、各ポジションでしっかりと固定されます。 トリガーとの連動は有りません。 二脚は、展開、伸縮共にスムーズです。 排莢口のゴム製のカート・ディフレクターは大部分が残っています。
MG13用の25連マガジンが付属します。 専用マガジンではないため、マガジン挿入時にややガタつきが見られるものの、ロック自体は掛かります。 外観もM30用マガジンと似ており、雰囲気は良いものです。
トリガーテンションの有る、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (NI)
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