- 国名:アメリカ合衆国
時代:冷戦期
種類:散弾銃
- 【モスバーグ M500 ATP ショットガン について】
モスバーグ M500は米国のモスバーグ社 (O.F. Mossberg & Sons, Inc.) が製造するポンプ・アクション式ショットガンです。
同社は元々、M200等の小銃に近いデザインのスポーツ用ショットガンを生産していましたが、1960年により実用性を追求した設計のM500を発表しました。 M500の基本的な設計はチューブ・マガジンや内蔵型ハンマー等、先行するウインチェスターやレミントンの製品を踏襲した物でしたが、レシーバー後部に大型で操作のしやすいセーフティ・レバーを配置した他、内部には自動トリガー・ディスコネクターを備える等、高い安全性が確立されています。 また、部品点数を絞って分解を容易にした事で、整備の手軽さだけでなく、高い信頼性や堅牢性、低コスト化を実現していました。 それらの特徴は高い好評を呼び、M500は瞬く間に大ヒット製品となりました。 半世紀近く経た現在でも、アクション・バーが片側から両側に増設された以外には基本設計は変わっておらず、高い完成度が窺えます。 当初は12GAの狩猟向けモデルだけでしたが、スポーツ射撃用や民間自衛用、法執行機関や軍用向けに、数多くのモデル展開を行っており、今日ではポンプ・アクション式ショットガンの代表的機種として、アメリカのみならず全世界的に普及しています。 尚、M500はかつては口径に応じてモデル名の後に続くアルファベットが付与されており、12GAモデルが500A、16GAモデルが500B、20GAモデルが500C等と呼ばれていました。
モスバーグ M500 ATP ショットガンは、警察用及び軍用向けに製造されたモデルで、当初製造されていたモデルでは装弾数が7+1発で、着剣ラグが装備されていた事から、モデル名のTPは「Trench Persuader」の略であるとも言われています。 その後、装弾数が5+1発のモデルも製造されるようになり、警察や刑務官により数多く使用されるようになりました。 (OS)(KK)
【本ロットの説明】
本ロットはマレーシア軍放出品のモスバーグ M500 ATP ショットガンで、銃身長は約21インチ、7発用のチューブ・マガジンと着剣ラグを備え、フォア・エンドとバット・ストックは木製となっています。 着剣ラグ後方とバット・ストック下部にはスリング・スイベルが装備されています。 フロント・サイトはビード・タイプで、バット・ストックにはゴム製のバット・プレートが取り付けられています。 機関部下面にはモスバーグのメーカー刻印及び「500ATP 12GA」のモデル名刻印が入っています。 また、機関部左側面にはシリアルNo.に加えて、マレー語でマレーシア軍を意味するAngkatan Tentera Malaysiaを略した「ATM」の刻印が入っています。 銃身には「CHAMBERED FOR 2 3/4 AND 3 IN. SHELLS -12 GA.-CYLINDER BORE- MADE IN U.S.A.」の刻印が入っています。
本ロットはいずれも適度な使用感が見受けられ、金属部はやや小傷や擦れ、経年による褪色の他、一部に仕上げが落ちて金属の地肌が表れている箇所が見受けられるものの、目立った破損や欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 木製のフォア・エンドやバット・ストックについても、やや打ち傷や線傷、擦れの他、個体により僅かな欠けやヘアライン・クラック、補修痕等が見られますが、いずれも強度的には影響のないレベルのものです。 ゴム製のバット・プレートについてはやや打ち傷や若干の摩耗こそ見受けられるものの、経年による劣化等はそれほど見られず、適度な弾力が保たれています。
トリガーテンションのない、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (KK)
【その他の情報】
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