- 国名:中華人民共和国
時代:冷戦期
種類:短機関銃
- 【六四式 消音短機関銃 について】
中国軍の偵察部隊や秘密警察等で使用する為に1964年に設計・開発された、中国初の消音器一体型の短機関銃です。 本銃は近年まではその存在さえ他国の知る所ではありませんでした。 銃口部からレシーバー先端までを完全に包み込んでいるその特徴的なサイレンサーは、米国で第二次世界大戦中にM3/M3A1短機関銃 (グリースガン) にサイレンサーを組み込んで開発された消音短機関銃に近い構造となっています。 ボルトやマガジン・キャッチ、セーフティ・レバー等、各部のデザインはPPSやAK、SKSカービン等に影響を受けています。 使用弾薬は専用設計された亜音速 (サブソニック) 弾である7,62mm×25(S)弾の他、通常の7,62mm×25弾も使用可能です。 本銃はフル・オートマチック射撃も可能ですが、発射速度が1,000発/分以上と非常に高い事から、連射時には発射ガスの漏れによって消音効果が低下しました。
【本個体の説明】
本品は弊社が中国軍から直接仕入れた品です。 本品の機関部左側面には、シリアルNo.の他、「64式」のモデル名刻印や三角の中に数字の66が入った造兵廠刻印が入っています。 シリアルはレシーバー・カバーとバレル・ナットで下4桁でマッチしています。
本品はやや使用感が見受けられ、金属表面にやや小傷や擦れは見受けられるものの、大部分にオリジナルの黒染め仕上げが残った良好な状態が保たれています。 レシーバー・カバー表面に塗装剥がれが見受けられますが、それほど目立たないレベルのものです。 木製グリップについても若干の打ち傷は見られるものの、全体にオリジナルの艶のある仕上げが残った良好な状態が保たれています。
本体左側面のセレクター・レバーは可動しますがトリガーとの連動はありません。 レバーはやや動きに癖があり、回転させる際にレバー自体を押し込みながら反時計回りに回すとスムーズに回転します。 トリガー・ガード内のセーフティはしっかりとしたクリック感があり、セーフティ・ポジションではトリガーの引きが浅くなります。 ストックは構造上展開時にややガタつきが見られる他、バット・プレート部の固定がやや甘くなっています。 付属のマガジンは全体にやや小傷や擦れは見受けられるものの、目立った凹みや変形等は見られずしっかりとした状態が保たれています。 マガジン・スプリングは入っています。 マガジンの着脱については問題なく行う事が可能です。 リア・サイトを起こす際のロックが非常に固くなっています。 専用のスリング、オイラー、クリーニング・キット、クリーニング・ロッドが付属します。
トリガーテンションのない、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (NI)
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