- 国名:アメリカ合衆国
時代:第一次大戦
種類:自動小銃
- 【ウィンチェスター M1910 自動小銃 について】
ウィンチェスター社 (Winchester Repeating Arms Company) により1910年から1936年にかけて製造された半自動小銃で、モデル10とも呼ばれます。 作動方式は反動利用のブローバック式で、使用弾薬は.401 Winchester Self-Loading (.401 SL/.401 WSL) 弾で、反動利用のブローバック式により作動しました。 給弾は4発の着脱式弾倉により行われました。 M1910自動小銃の設計は、1901年8月にウィンチェスター社の銃器設計者トーマス・クロスリー・ジョンソン (Thomas Crossley Johnson) が取得したパテントに基づいていました。 尚、同パテントに基づいて設計された銃器としては、M1910の他にもリムファイアのウィンチェスター M1903やセンターファイアのM1905、M1907が存在します。 M1910自動小銃にはスタンダードもしくはプレーン・フィニッシュと呼ばれる仕上げの通常モデルの他、ハンドガード及び銃把部分にチェッカリングが施されたデラックスと呼ばれる高級仕上げのモデルが存在しました。
フランス政府は1915年にAndre, Schaub & Pioso社を通して150挺のM1910自動小銃と予備マガジン、そして25,000挺の.401 SL弾を発注を行い、1917年にはさらに追加の発注が行われたと言われています。 これらのM1910自動小銃は、拳銃から航空機関銃への移行期に偵察機乗員の武装として使用されました。 これらのM1910は1916年以降は.351 SL弾を使用するM1907自動小銃により順次更新されました。 また、ロシア帝国政府も500挺のM1910を発注しましたが、M1907自動小銃が英国陸軍航空隊や英国海軍航空隊によっても採用されたのに対し、M1910自動小銃の採用例は少数に留まりました。
【本個体の説明】
本品のアッパー・タング上面には「WINCHESTER」の刻印に加えて「MOD. 1910 SL.」のモデル名刻印が入っています。 また、銃身にはウィンチェスター社製を示す刻印に加えて「.401 CAL.」の刻印が入っています。 本体左側面及びトリガー・ハウジングには4942の刻印が入っており、シリアルNo.から1911年に製造された事が判ります。
本品のレシーバーや銃身といった金属部は全体に打ち傷や経年による褪色の他、一部に仕上げが薄くなり金属の地肌が表れている箇所が見受けられるものの、目立った欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 木製のハンドガードやバット・ストックについても、やや打ち傷や線傷が散見される他、ハンドガードにひびの補修痕が見受けられるものの、強度的には概ねしっかりとした状態が保たれています。 バット・プレートは現状目立った割れや欠け等は見受けられません。 マガジンの着脱については問題なく行う事が可能です。 マガジンは一部が固定されています。
ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (KK)
【その他の情報】
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