国名:イギリス
時代:冷戦期
種類:狙撃銃

L42A1 狙撃銃 (#A1270)*

¥1,210,000
商品番号
7914
発売日
2022/03/01
取扱店舗
大阪店
在庫
1
英名
L42A1 Sniper Rifle
国名
イギリス
時代
冷戦期
全長
1,181mm
口径
7,62mm×51
装弾数
10発
【L42A1 狙撃銃について】
1970年にイギリス軍制式となったボルト・アクション式のスナイパー・ライフルです。 英国では1957年にNATO標準弾薬の7,62mm×51弾を使用するFAL L1A1自動小銃がリー・エンフィールド No.4 小銃の後継として採用されると、ロイヤル・スモール・アームズ・ファクトリー・エンフィールド (Royal Small Arms Factory, Enfield) において既存のNo.4 Mk1 (T) 及びNo.4 Mk1* (T) 狙撃銃の使用弾薬を.303ブリティッシュ弾から7,62mm×51 NATO弾に変更する改修が行われました。 この改修には7,62mm NATO弾に対応した鍛造製ヘビー・バレルへの変更の他、フォア・エンド及びハンドガードの短縮が含まれており、1970年から71年にかけて約1,080挺が改修されました。 既存の.303ブリティッシュ用の銃身のライフリングが5条左回りであったのに対し、L42A1狙撃銃用の新しい銃身は4条右回りとなっています。 また、No.4 MkI (T) 狙撃銃で問題となった銃身と銃床のフォアエンドへの接触に伴う精度への影響を抑える為、銃身はフリー・フローティング方式となっています。 装着される3.5倍のNo.32スコープも再整備され、使用弾薬の変更に伴う弾道の変化に対応する為、エレベーション・ドラムが変更されています。 マガジンについても7,62mm×51 NATO弾に対応した物へと変更され、マガジン・リップの突起がエジェクターとして機能するようになりました。 尚、.303ブリティッシュ弾用のエジェクター・スクリューはそのまま残されています。 (KK)

【本個体の説明】
本品の機関部左側面には「L.42A1.D71.」の刻印が入っており、1971年にEnfield 造兵廠で製造された事が窺えます。 バット・ソケット左側面にはシリアルNo.に加えてBSA Shirley工場を示す「M47C」の刻印の他、Holland & Hollandにより狙撃仕様に改修される前の最終検査刻印である「TR」の刻印が見られます。
本品の銃身と機関部は戦後の英軍小火器の特徴であるBritish Black仕上げと呼ばれる皮膜の強い特殊な黒色塗装になっており、角部を中心にに若干の剥落や擦れこそ見られますが、概ね良好な状態が保たれています。 ハンド・ガードや前後銃床、チーク・ピースといった木部についても若干の打ち傷を除いて大きな欠損等は見受けられず、こちらも総じて良好なコンディションが保たれています。 各部の色合いは全体として明るい色味でマッチしており違和感はありません。 バット・プレートは真鍮製で、僅かに打ち傷が見られますが、ストックとのサイズも合っています。 また、ストック内コンパートメントの蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。 付属のマガジンは7,62mm×51 NATO弾に対応したタイプで、銃本体に装着した際に付いた擦れが見受けられるものの、大きな変形等は見受けられず、本体への着脱についても問題なく行う事が可能です。 マガジン底面には銃本体とマッチしたシリアルNo.A1270が打ち直しにより打刻されています。 スプリングとフォロアーが残っていますが、フォロアーの前端が少し削られて1cm程短くなっています。 リア・サイトの起倒・調整についても問題ありません。
付属のNo.32スコープについては、スコープ本体のシリアルNo.が再整備時の打ち直しにより28771、マウントについても打ち直しによりA1270となっています。 スコープは外装にやや使用感が見られ、黒焼付塗装の一部に剥がれが見受けられるものの、視野は非常にクリアで目立った曇りや塵等は見られません。 後側のスコープ固定用ノブに僅かな歪みが見られが、スコープ自体は問題なく固定することが可能です。 本品には銃本体に加えて金属製スコープ・ケース、革製レンズ・カバーが付属します。
L42A1 狙撃銃は海外の価格が高騰している品です。 トリガーテンションのある、ボルトが完全に閉じた状態で固定された旧加工品です。(TK)
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