国名:日本
種類:中筒/大筒

火縄銃 十匁中筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、刻印: 二)(京)

¥495,000
商品番号
7657
発売日
2021/08/17
取扱店舗
東京店
在庫
1
英名
Japanese Large-caliber Matchlock Gun
国名
日本
全長
975mm
口径
18mm(実測18,7mm)
【火縄銃 十匁中筒 (刻印: 二) について】
本品は口径が実測18.7mm、全長が975mm、重量約6,00kgの十匁中筒としては平均的なサイズの火縄銃で、抱きかかえるようにして射撃をしたと思われます。 軍用の中筒は6匁筒 (15,8mm)~10匁筒 (18,7mm) 前後で、それ以上は大筒と呼ばれる事もあります。 大筒の定義は定かではありませんが、抱えて射撃の不可能な50匁筒 (33mm) 以上の品を通常は大筒と呼ぶようです。
本品の筒 (銃身) は、後方に向かって緩やかに広がった丸銃身の上面のみが平坦となった「表一角」と呼ばれるもので、銃口部には八角柑子が設けられています。 先目当は杉形、元目当は筋割となっています。 銃身には製作者の銘は切られておらず、「二」の漢数字が彫られています。 尚、銃身は銃床に対して3箇所の目釘により固定される構造となっています。 銃床についても、内部に墨書きにより「貳」の数字が書かれています。 銃床は全体に装飾等は殆ど見られず、目釘座の金具が取り付けられていない他、カラクリの鋲裏座金も円形のシンプルな物が取り付けられています。 庵はやや寸が詰まっており、銃把部分は小ぶりな形状となっています。 銃床下面は、構えた際に左手を添える部分の角が落とされた形状となっています。 カラクリは蟹目内カラクリで、カラクリの地板金や胴金、雨覆、火蓋は真鍮製、火挟は鍛鉄製となっています。 引金には用心金は設けられていません。 (KK)

【本個体の説明】
本品の本品の筒 (銃身) を含む鉄部は黒錆に覆われていますが、これは当時の日本における防錆方法であった錆付けによるもので、欧米のようにブルー仕上げがなかった日本では一般的なものでした。 銃床に隠れる銃身下面等にはやや表面錆痕が見受けられるものの、大きな欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 銃身下面の目釘金具と銃床の目釘穴の位置は3箇所とも一致しています。 尚、目釘は付属致しません。
台木 (銃床) については、若干の打ち傷や線傷が散見されるものの、全体としては大きな破損や欠損も見られず、艶のある仕上げの残った概ね良好な状態が保たれています。 銃床下面の合わせ目に1箇所僅かな欠けが見られますが、外観上はそれほど目立ちません。 カラクリの地板や胴金といった真鍮金具はやや磨かれているものの大きな違和感は感じられません。 芝引金具に小さなダメージが見られますが、殆ど気にならないレベルのものです。 カラクリの作動についても問題なく、火挟を起こした際のロックはしっかりと掛かり、引金を引くと火挟が力強く落ちます。 銃身内は銃口から銃身後部まで抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 尚、尾栓については現状固着しており、取り外しは出来なくなっています。 火蓋の開閉については問題なく行う事が可能です。 木製のかるか (さく杖) が付属致します。
本品は全長が975mm、重量約5,8kgと比較的扱いやすいサイズながら重量感のある品です。 筒 (銃身)、台木 (銃床) ともに装飾は殆ど施されておらず、質実剛健で実戦的な中筒となっています。 (KK)

【その他の情報】
昭和44年2月28日に茨城県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、詳細画像を十分ご確認いただいた上でご注文ください。

詳細画像