国名:ロシア
時代:冷戦期
種類:短機関銃

PPD 短機関銃 (#823)

¥825,000
商品番号
6052
発売日
2018/12/01
取扱店舗
東京店
在庫
1
英名
PPD40 Sub Machinegun
国名
ロシア
時代
冷戦期
全長
785mm(実測)
口径
7,62mm×25
装弾数
71発
【PPD40 短機関銃について】
PPD40は1940年にヴァシーリー・デグチャレフ (Vasily Degtyaryov) によって設計・改良された短機関銃です。
ソ連のその他の小銃と同じく、ロシア語で短機関銃を指す「Pistolet-pulemiot (Pistoljet Puljemyot)」を略記した「PP」と、開発者の頭文字「D」を組合せたものになっています。
PPD40は先に開発されたPPD34/38の内部構造の簡略化を目指した改良型ですが、基本的には同じ構造を持っています。 最大の改良点は弾倉で、PPD34/38に用いられた口金付きのドラム・マガジンは給弾不良を起こしやすかった為、口金無しの型式に改められました。 PPD40は材質・工作精度共に高い製品でしたが、戦争が長引くにつれてより省力化が求められる事となりました。 しかしながら、上記のように弾倉の給弾不良を修正した結果、内部の構造はPPD38に比べて更に複雑化し、当初軍部が目指していた構造の簡略化という目標からは完全に逸脱した設計となり、大量生産には不向きな構造となってしまいました。 その為、翌年1941年にはゲオルギー・シュパーギンによって開発されたPPSh41にその座を譲り、段階的に廃止されていく事となりました。 PPD40はその後トゥーラ造兵廠やセストレット造兵廠で新造される事はありませんでしたが、弾薬や弾倉がPPSh41と同じであった事から継続して使用され、消耗していきました。 その為現存数の少ない貴重な一品となっています。

【本個体の説明】
本個体は全体に使用感が見受けられ、PPSh41に生産が移行してからも使用が継続されていたものと思われます。
機関部は小傷や擦り傷、地金の露出箇所、若干の表面錆などが散見されますが、大部分にオリジナルの仕上げが残った比較的、良好な状態が保たれており、欠損もございません。
一方、木部部品に関しては、機関部に比べてやや目立つ打ち傷が数ヶ所程見られ、使用により角が丸くなっている箇所が見受けられます。 また、ストック左側面の先端から銃把にかけた部分やストック下部トリガー・グループ左横、そして銃把下部からストック右側面にやや大きなひびが入っています。 しかしながら、これらのひびによる木部の脱落はなく現状では保持されており、欠損はございません。
刻印はレシーバー上部にコヴロフ機関銃工場刻印、製造年を表す「1940」、そしてシリアルNoが打刻されています。 可動部であるリア・サイトは表面の目盛が若干見えづらくはなっていますが、問題なく可動します。 マガジン・キャッチも正常に可動しており、弾倉の脱着についてもも問題なく行う事が可能です。
全体に使用感の見られる個体ですが、現存数が少なく今後の入手も難しい一品です。
ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。
詳細画像