- 国名:ドイツ
時代:冷戦期
種類:自動小銃
- 【HK33 自動小銃 について】
HK33自動小銃は、ドイツのHeckler & Koch (H&K) 社がGew.3自動小銃を再設計して5,56x45mm (.223 レミントン) 弾を使用できるようにしたモデルで、外観的にもGew.3自動小銃をスケール・ダウンしたような自動小銃です。 作動方式についてもGew.3自動小銃と同様のローラー遅延ブローバック方式となっています。 HK33自動小銃の開発は1960年代半ばから後半頃に始まり、1968年に生産が開始されました。
HK33自動小銃は、NATO加盟国が5,56mm弾を使用する新型小銃への切り替えを行っていた中、ドイツ軍の次期制式小銃として候補に上げられながらも廃案となりました。 しかしながら、その後各国の特殊部隊や警察の一部などで採用され、トルコ、ミャンマーなどでライセンス生産された為、メディアでの露出度は比較的多い印象の銃となっています。
H&K社製の自動小銃らしく、HK53やHK23等のバリエーションが多いのも特徴です。 小口径による取り回しの良さと軽快さを併せ持ちながら、H&K社製自動小銃らしい堅牢な造りである点が、他には無い魅力となっております。
西ドイツでは警察や特殊部隊など限定的な配備に終わりましたが、高い信頼性と精度が評価され、多くの国で採用されました。 尚、NATO制式弾薬であるSS109に対応したモデルはHK33Eと呼ばれます。 (KK Updated)
【本個体の説明】
本品はマガジン・ハウジング左側面に「HK33 5,56mm×45」の刻印が入っている他、本体右側面には「PDM」の刻印及びシリアルNo.が刻印されています。 これらの刻印から、パーツをドイツHK社から輸入してマレーシアでノックダウン生産された品と思われます。 記録によると、55,000挺のHK33自動小銃がHK社の支援の下、パーツとしてマレーシアに輸出され、現地で組み立てられました。 本品のセレクターの表記は言語依存のない弾丸のマークで、フル・オートマチック射撃、2点バースト、セミ・オートマチック射撃、安全位置の4ポジションとなっています。
本品の金属部は黒の焼付け塗装仕上げとなっており、やや打ち傷や擦れ、一部に塗装の剥落等が見られるものの、目立った欠損等は見られず、塗装も比較的良好に残っています。 マガジン・ハウジング上部周辺の機関部両側面には無可動加工に伴い、塗装の質感が異なっている箇所が見受けられます。 樹脂製のグリップ・フレーム及びバット・ストックは、やや小傷や擦れは見られますが、こちらも大きな破損等は見られず、取り付けについてもがたつきもなくしっかりとしています。 本品にはHK79A1と樹脂製のハンドガードが付属いたします。 付属のマガジンは横方向にリブの入ったストレート形状の20連タイプで、やや小傷や擦れは見られるものの、目立った凹みや変形等は見られず、比較的良好な状態が保たれています。 尚、マガジン・スプリングは入っていません。 マガジンの着脱やリア・サイトの切り替えについては問題なく行う事が可能です。 セレクター・レバーの切り替えも可能ですが、加工の関係上安全位置に入れる事が出来なくなっています。
トリガーテンションのない、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (KK)
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