国名:ベルギー
種類:連発式拳銃

ベルギー ルフォーショー 6連発 リボルバー (銃砲刀剣類登録証付古式銃、Acier Fundu刻印)

¥1,320,000
商品番号
5199
発売日
2026/04/20
シリアル/価格
1200000
在庫
0
英名
Belgian Lefaucheux 6 shot Pinfire Pocket Revolver, Acier Fund
国名
ベルギー
全長
228mm
口径
9mm
装弾数
6発
在庫がありません
【ルフォーショー 6連発 リボルバー について】
ルフォーショー(ル・フォーショウ=Lefaucheux)はフランス人のカジミール ルフォーショー(Casimir Lefaucheux, 1802-1852) によって発明されたピン・ファイア式(カニ目打ち式)の金属製薬莢を使用するリボルバーでフランス、ベルギーでパテントを取得して1860-70年代に多種多様な品が製造されました。
本品はベルギーのリェージュ製です。 ルフォーショー リボルバーは5連発から20連発までの非常に多くのバリエーションがあり、銃身も3cmほどのラウンド・バレルから15cm以上のオクタゴン・バレまで色々な銃身長の物が作られました。 本品は銃身長が10.4cmのオクタゴン・バレル・モデルです。 ルフォーショー リボルバーはその用途も色々で、大型の無骨な軍用モデルもあれば、全体に彫刻の入った小型の護身用までバリエーションが豊富です。 護身用のポケットピストルの多くはトリガーが折り畳み式でトリガー・ガードは付いていませんでした。 極稀に大型リボルバーでも折り畳み式トリガーが付いた品もありました、本品は中型に近い大きさですがトリガーは折り畳み式になっています。
ピン・ファイア式リボルバーは、ヨーロッパではスタンダードな種類でしたが、パテントの関係のためかアメリカでは殆ど生産されませんでした。 当時ルフォーショーはピン・ファイア拳銃の代名詞で、センター・ファイア式が普及されるまで、リムファイアの時代までもヨーロッパで多種多様な品が作られました。 それらはヨーロッパを始め、アメリカなど世界各国に輸出されました。 特に幕末期には多くの種類のルフォーショー拳銃が日本国内に入っています。
本品はベルギーのリェージュ(Liege)のプルーフ刻印が入っています。 ルフォーショー リボルバーはバリエーションが多く、アメリカ製リボルバーよりお手頃な価格帯ですので、それだけを集めるには面白い分野です。 ピン・ファイアは日本ではカニ目打ち式と呼ばれる最も初期の金属薬莢を使用する発火方式の銃で、パーカッション(菅打ち式)に比べて装薬や弾頭、そして雷管が脱落する心配もない長所がありました。 シリンダーはセンター・ファイアのように完全に前から後ろまで貫通した後装式です。 しかし現代実包が使用出来ない旧式の金属薬莢を使用する為、最も現代銃に近い構造をしているのにも拘らず、国内で古式銃として合法的に所持できます。

【本個体の説明】
本銃は「ポケット・モデル」よりはかなり大振りで全長が約23cmもあり「ポケット」と呼ぶには大きいですが、構造から護身用に使われた実用的な品です。 しかしながら実用と装飾を兼ね備えたモデルで全体的に彫刻が施された上にニッケル鍍金が施されています。 ダブルとシングル・アクションの両方が使える構造になっています。 本体の鉄の部分は当初よりニッケル鍍金が施されている、再仕上げされていないオリジナルの状態ですが極稀に鍍金の剥げが見られます。 ニッケル鍍金は90%以上が残っており、全体的に銀色で、黒のグリップがアクセント おなって銃を引き締めています。 口径も9mmと6連発のルフォーショーの中では珍しい中間のサイズです。
右側面の装弾孔にはピースメーカーような蓋 (Loading Gate) が付いており、その当時ポピュラーだった管打式拳銃より遥かに早く装弾が可能で、装薬や弾頭、そして雷管が脱落する心配もない長所がありました。 エジェクション・ロッドが銃身右下に装着されており、空薬莢を装弾孔から容易に排出出来るようになっています。 ローディング・ゲートとエジェクション・ロッドの作動は完全です。 シリンダー側面にリェージュのプルーフ・ハウス刻印(楕円形にE.L.G=Liege Epreuveと☆)が入っています。 また同じくシリンダーにアルファベットの「N」と☆のプルーフ刻印が確認出来ます。
銃身後部(薬室の左側面)にはAcier Funduの刻印が入っています。 フランス語で「Acier」は「鋼鉄」、「Fundu」は「鋳造された(キャスト)」を意味し、直訳すると「鋳鋼(ちゅうこう)」となり、その銃の銃身が強度の高い「鋼鉄」で作られていることを証明する刻印です。19世紀中盤まで、銃身は強度の低い「ツイストバレル(鉄条を巻いて鍛接したもの)」が主流でした。その後、より頑丈な「流し込み鉄(キャストスチール)」の技術が向上し、高圧の無煙火薬に耐えられるようになりました。「Acier Fundu」の刻印は、ツイストバレルではなく、近代的な強度の高い鋼鉄銃身を使っているという「品質の信頼性」を示すマーケティング要素でした。
作動は完全良好でハンマーを起こしてシングル・アクションとして、またそのままトリガーを引いてダブル・アクションとしても、どちらもシリンダーが歯切れ良く回転します。 オリジナルの黒檀のような黒っぽい木製に見える天然ゴムを素材としたガタパーチャ(gutta percha)製のグリップも完全です。 グリップ全両面には「鷲獅子(グリフィン)と蔓性植物のアラベスク文様」をデザインした深い彫刻が入っています。海外のサイトで「ガタパーチャ グリップ」を調べても「植物文様」だけは多くありますが「鷲獅子」はありません。 この高級な彫刻が本品の価値を高めています。 銃全体に美しい花葉模様の彫刻が入っています。 銃身内はライフリングが深く刻まれており最後まで(全て)抜けています。 お値打ちな価格に設定してあります。 (MM)

【その他の情報】
昭和50年4月16日に東京都教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 銃口から薬室まで通っている事を確認済みです。

古式銃は約150年以上前の古い骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 無可動実銃とは違い作動する機械ものですので、作動や仕上げの確認をご自身でされることをお勧めします。 通信販売でご購入される際は、詳細画像を十分ご確認頂き、またお電話で作動状態の説明を聞かれた上でご注文下さい。

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