国名:アメリカ合衆国
時代:第一次大戦前
種類:無可動古式銃

マサチューセッツ アームズ メイナード カービン (無可動古式銃、#無)

¥550,000
商品番号
4056
発売日
2015/06/01
取扱店舗
長野倉庫
在庫
1
英名
Massachusetts Arms Company Maynard Tape Primer Carbine
国名
アメリカ合衆国
時代
第一次大戦前
全長
930mm
口径
16mm
【マサチューセッツ アームズ メイナード・カービン について】
マサチューセッツ アームズ メイナード・カービンは1856年より生産が始められた後装式のグリーン カービンの改造型です。 メイナード・テープ式雷管が特徴で、これは巻きテープ(巻き玉のようなもの)に複数の雷管が取り付けられており、これにより雷管の取替えの手間を著しく省き、速射性を考えたものです。 このため機関部右側面、ハンマーの前辺りにテープを収納するシステムがあり、そこにテープが収まります。 このメイナード・テープ式雷管はシャープスのセカンドモデルにも採用されています。 一方でこのシステムは専用のテープ雷管が必要となり、雷管の汎用性が損なわれるというデメリットもあったようです。 速射性を考えて造られたメイナード・カービンですが、米国では僅か300挺が南北戦争(1861-65年)時にオハイオ第6騎兵隊に採用されただけで終わりました。 反対に英国ではクリミア戦争(1853-56年)が勃発し3,000挺の同カービンが英軍で制式採用され、本品もその内の一丁です。 しかし後装式機構に問題があり、いくつかの銃は時代の流れに逆らうように後装式から前装式に改造されて民間市場で使用されました。

【本個体の説明】
本銃は前装式にカスタムされたメイナード・カービンです。 メイナード・テープ式雷管のシステム部分の蓋を開くことは可能です。 蓋には「Maynard’s Patentee sep.22.1845」とテープ式雷管の特許を表す刻印があり、蓋を開くと中に時計仕掛けのようなシステムが見えます。 サイド・ロック・プレートにはグリーン カービンとして作られた時のMass(achusetts) Arms Company(1行目)、Chicopee Falls(2行目)、USA 1856(3行目)の刻印が入っています。 本品は英軍によって使用された品ですので、サイド・ロック・プレートにはV・Rの上に王冠のVictoria Reginaの刻印があります。
金属部は表面の錆が見受けられ、薬室付近の左側面はやや目立つ朽ち込みがありますが、時代相応で悪い感じではありません。 機関部のサイドプレートはケースハードゥンとなっております。 木部は時代にしては傷が非常に少なく、表面の仕上げも残っており艶があります。やや赤の強い色で品がある感じです。 ストック右側面には真鍮製のコンテナ(予備弾ポケット)が付いており、蓋も開きます。
トリガーテンションのある旧加工品です。 グリーン カービンは国内にはおそらく輸入されておらず、このモデルは改造品という欠点もありますが国内に入っている唯一の品です。
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