国名:ドイツ
時代:第一次大戦
種類:重機関銃

マキシム MG08 重機関銃 DWM社製 (#37173)

¥2,420,000
商品番号
4030
発売日
2015/06/01
取扱店舗
大阪店
在庫
2
英名
Maxim MG08 Heavy Machinegun
種類
重機関銃
国名
ドイツ
時代
第一次大戦
全長
1.100mm
口径
7,92mm×57
装弾数
ベルト給弾
その他
お持ち帰り割引対象商品
【マキシム MG08 重機関銃 について】
1908年に採用されたドイツ軍初の制式機関銃です。日露戦争にてロシア軍が装備していたマキシム機関銃の威力が観戦武官より伝えられ、大量装備を決定したという経緯があります。MG08はマキシム機関銃のライセンス生産品で、基本的な構造はそのままで、口径をドイツ制式の8mmモーゼル(7.92mm×57)としています。MG08独自の特徴として、ソリ型銃座(スレッジ・マウント, SchlittenLafette08)が標準装備でしたが、DWMで製造された対空銃座としても使用できる三脚も使用されました。第一次大戦は勿論、ワイマール共和国そして第三帝国時代まで使用されました。MG08はDWMの他に、ベルリン市シュパンダウ区のシュパンダウ造兵廠でも製造が行われたため、「シュパンダウMG08機関銃」とも呼ばれました。MG08機関銃は、布製の8mmモーゼル弾用250連アモベルトを使用して射撃を行いました。 連続射撃時の銃身の過熱を抑えるため、銃身の周囲には水冷用のウォータージャケットが装備され、約1ガロンの水を納めておくことができました。また、距離計算機を内蔵した取り外し可能な間接射撃用照準器を用いることにより、遮蔽物の陰から射撃する事も可能でした。MG08の射程距離の実用限界は、概ね2,000mから最大で3,600mに達したと考えられます。1914年の第一次世界大戦勃発時、約12,000挺のMG08が配備可能であったと考えられていますが、その後の実戦によってMG08は戦場において非常に効果的な防御火器である事が実証されたため、生産体制はさらに強化され、1914年には月産200挺程度であった生産数が、1916年には月産3,000挺に達し、その年の終わり頃には月産14,400挺にまで達しました。 MG08には通常、銃口付近にウォータージャケットを爆弾の破片や低威力の敵弾から保護するための円型プレートが装備されていましたが、ウォータージャケット全体を覆うような形状の装甲板も装着する事が可能でした。この装甲板の後部には機関銃手保護用の小型の装甲板が一体化しており、装着する事でMG08独特の特徴的な外観を形成します。また、これ以外にも機関銃手保護用の大型シールドを取り付ける事も可能でした。

【本個体の説明】
金属部は、各所で雰囲気が異なります。全体で見れば、ブルーイングの青さが雰囲気良く残っていますが、動作にまつわる部分、フィード・ブロックやコッキング・ハンドル、リコイル・スプリング・カバーなど、ブルーイングが落ちた後、赤っぽく変色した箇所が見受けられます。同様に、光学機器マウントやリア・サイトベースなど金属同士が擦れ合う部分も同様に変色が見られます。本体について各所の見ていくと、部分ごとにシリアルが異なるのが分かります。レシーバー・カバーには「37173 M.G.08. DWM Berlin.1918.」の刻印が見られ、本体左側面には「7173」、カバー・ラッチに「73」、リア・サイト・ベース、リーフ、対空サイトには「7173」の刻印が見られます。一方グリップ・ハンドル・ベースには「2101」トリガー・ユニット「101」の刻印が見られ、フィード・ブロックには「1691」と打たれています。
本体はブルーイングですが、水冷タンク、防弾版は焼付け塗装で、水冷タンクの淡いグリーンの塗装は、引っかき傷や擦れで多少落ちていますが、はっきりと分かります。またタンクに穴が空くような傷は見られません。防弾版は黒の焼付け塗装で、タンクに比べるとかなりしっかりと塗装が残っています。やはり小傷は見られますが、地金が出ている部分は小さく済んでいます。フラッシュ・ハイダーも地金が熱によって変色していますが、水冷タンクと同色焼き付け塗装が僅かに見られ、当初はハイダー全体がグリーンであったと思われます。
木製のグリップ・ハンドルは、ややチェッカリングが薄れており、小傷も見られますが、仕上げの艶がしっかりと残っています。
また、本体右側面下部にレールが増設されており、本来では取り付けることのできないMG08/15用ベルト・ドラムを装着することが出来ます。
水冷管のゴム栓は先端が少々欠けていますが、機能には問題ありません。
三脚は、本体に比べると錆や塗膜の剥がれが目立ちます。脚の関節部や、エレベーション・ハンドルは真鍮の金色が目立ち、地面に接する足先は黒錆になっている部分が目立ちます。
一方動作については大変スムーズで、前脚二本の展開がやや渋く感じますが、複数のカムを組み合わせたエレベーション・ハンドルは大変スムーズに動作し銃本体の左右の旋回もストレスがありません。
後ろ足付け根付近に真鍮製のプレートが打たれており、「A.T.V.1 1922 No127」と記されています。また本体とのマウント部には「8830」エレベーション・ハンドルには「7104」の刻印が見られます。
クッションを固定していたと思われる革製のバンドが三脚後部に2本あり、どちらも柔らかさを保っているものの所々で断裂しかかっています。
総じて使用感と経年を強く感じる品ですが、1918年製であることを踏まえれば非常に状態の良い個体です。
本体に加え、復水缶、復刻ホース、SA刻印の入ったZF12照準器とその革製ケースが付属します。本体とホースを繋ぐ蛇口のような部品に加えZF12の対物レンズ・カバーが欠品しています。
また大変珍しい対空支柱が付属しており、対空状態にすることが可能です。
トリガー・テンションのある旧加工品です。
詳細画像