- 国名:イタリア
時代:第一次大戦前
種類:無可動古式銃
- 【シャープス M1859 カービン について】
シャープス カービン(騎兵銃)は、クリスティアン シャープスによって1840年代に設計された南北戦争時の代表的なライフルの一つです。 当時、シャープス銃のシンプルで堅牢なメカニズムは高い命中精度を誇り、非常に高い信頼性を得ていました。 後にバファロー・ライフルと呼ばれるほど大口径の弾薬も使用可能な丈夫なシステムとして有名です。 南北戦争時を代表する騎兵銃としてスペンサーと並び現在でも人気の非常に高い銃の1つです。 アンダー・レバー式でレバーを下方に引くことによって、ブリーチ・ブロックが垂直に下降して薬室が開きます。 その状態で後部より紙薬莢またはリネン薬莢を装填し、右側面に付いたハンマーがブリーチ・ブロックの右上のニップルに載った雷管を叩いて発火させる後装外火式管打銃です。 19世紀中期から用いられた初期の後装式で、ハンマーはこのアンダー・レバーとは連動しておらず独立しており、レバーを下げる動作とは別に行います。
アメリカの南北両陣営(南軍の品は主にコピー品)で使用され、戦後は金属薬莢への改良もされました。 他の南北戦争時に生産された数多くの軍用銃が戦後消え去った中でも、センター・ファイア・モデルとして後年まで生産された単発ですが耐久性が高く優れた品です。 このためバリエーションの多いのも特徴です。
さらには復刻品を含めるとアメリカでは現代まで作られていた銃であり、まさにアメリカを代表する銃の1挺と言えるでしょう。 本品も後年(現代)生産された一丁でイタリア製の有名復刻品メーカーの品で、現在の射撃に合わせて410番のブラックパウダー仕様の散弾銃となっています。 しかしながら百五十年前と同じように撃発機構は管打ち式になっています。 復刻品でこのような管打ち式モデルは少ないです。
【本個体の説明】
本品は銃身下部にイタリアのデビッド・ペデルゾーリ社製の復刻品であることを示す「db」のマークと「PEDERSOLI」の刻印があります。 また同じ場所に「CAL.54」と「BLACK POWDER ONLY」の刻印があり、.54口径のブラックパウダー仕様ライフル銃であることがわかります。
復刻品のため仕上げは良く、大変美しい状態の極美品です。
金属部は全体的に大変美しいブルー仕上げが楽しめ、特に機関部周りとバット・プレートにはケースハードンが施されています。 木部の状態も極めて良好で、新品のような状態を保っています。
本品は無可動実銃で、銃身内部は薬室まで溶接で埋められており、装填はできません。 またファイヤリング・ピンは無く、ファイヤリング・ピン周辺の一部部品が溶接固定されていますが、 発射機構と直接関係の無い独特のレバーと連動したフォーリング・ブロックのブリーチ・アクションは楽しむことができます。 旧加工品です。
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