- 国名:ロシア
時代:冷戦期
種類:自動小銃
- 【ロシア AKM 自動小銃 について】
ミハエル・カラシニコフが設計したAK-47自動小銃の改良型で、1959年に旧ソ連軍により制式採用されました。
基本的な構造はAK-47自動小銃と同一ですが、大きな特徴としてレシーバーが削り出しによる製造からプレス製へと変更になり、生産性の向上と軽量化を実現しました。 また、ハンドガードやバット・ストックはAK-47では単材であったのに対し、AKMではラミネート製へと変更されました。 フル・オートマチック射撃時の制御を容易にする為、バット・ストックの形状も直銃床型へと変更された他、銃口部には斜めに切り落とされた形状のマズル・ブレーキが追加されたのも特徴です。 さらにトリガー機構にはボルトが完全に閉鎖するまでハンマー・リリースのタイミングを遅延させるための部品が組み込まれているのも特徴です。 尚、リア・サイトの最大射程はAK-47では800mまでとなっていましたが、AKMでは1,000mまで延長されています。 マガジン・ウェル上方のレシーバー両側面には本体強度を向上させるための窪みが設けられており、これらの窪みはマガジンを正常な位置に固定する機能も果たしています。
AKM自動小銃は、旧東側諸国を始めとする諸外国でもライセンス生産が行われた他、折り畳み式のストックを備えたAKMSといったバリエーションも製造されました。 (KK)
【本個体の説明】
本品はロシア製オリジナルのAKM自動小銃で、機関部左側面にはシリアルNo.592の他、ツーラ造兵廠製を示す星のマークや1966の製造年刻印が入っています。 AKMは製造時期によって各部の仕様が異なり、1960年代半ば頃から生産された中期以降の生産品では、グリップが樹脂製となり、フロント・サイト・ベースの前後面に窪みが追加されました。 スリング・スイベルは前期型と同様にバット・ストック下部に設けられています。 本品のシリアルNo.は、レシーバー、レシーバー・カバー、ロア・ハンドガード、ボルト・キャリア、リコイル・スプリング・ガイドが592でマッチしています。 尚、本品のレシーバー前部右側面には「7,62×39」の刻印が見られます。
本品は全体に適度な使用感が見受けられ、銃身や機関部といった金属部は、やや打ち傷や擦れ、一部に若干の表面仕上げの剥落は見られるものの、目立った欠損等は見受けられず、黒色の焼付塗装仕上げも比較的良好に残っています。 ハンドガードやバット・ストックといった木部についても、やや打ち傷や擦れ、一部ニス仕上げの剥落が見られるものの、目立った破損等は見られず、各部の取り付けについても大きながたつき等は見られません。 樹脂製のグリップについては、若干の小傷は見られるものの、コンディションは比較的良好です。 マガジンの着脱やリア・サイトの調整については問題なく行う事が可能です。 付属のマガジンについてもやや使用感が見受けられ、打ち傷や擦れが見られますが、現状大きな破損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 尚、マガジン・スプリングは入っています。 クリーニング・ロッドが付属いたします。 尚、クリーニング・ロッドには仕上げの剥落や表面錆痕が見られます。
トリガーテンションのない、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (KK)
- 詳細画像























































































