- 国名:ロシア
時代:第二次大戦
種類:短機関銃
- 【PPSh41 短機関銃 (中期型) について】
フィンランドとの冬戦争でゲリラ戦と短機関銃の有効性を思い知らされたソ連が短機関銃の増産を決定し、さらに新たに採用したのがこのPPSh41短機関銃です。 ロシアでは1945年まで生産された第二次世界大戦時のソ連軍を代表する短機関銃で、また戦後も東側各国でライセンス生産や改良型が作られた息の長い銃でもあります。 このためかリア・サイトの簡略化や専用のボックス・マガジンの採用の他、内部部品の仕様変更などマイナーチェンジを含めると、本銃はかなり細かい改良が続けられた経緯もあります。
その後、より生産性が高く、ストックを折り畳むことによりコンパクトに携行可能なPPS43短機関銃も採用されましたが、当初の予定よりPPSの生産量が少なかったのは、 耐久性があり、ドラム・マガジンも使用可能なPPSh41短機関銃が既に広範に行き渡っていた事情があったようです。 最大の特徴であるドラム・マガジンを装着した時の外観から、通称「バラライカ」または「マンドリン」と呼ばれた他、開発者の名前から「シュパーギン」とも呼ばれました。 また、本銃にはその後開発された35連バナナ・マガジンも装着可能です。 PPSh41短機関銃は第二次世界大戦後、ポーランドやハンガリーといった旧共産国でライセンス生産も行われました。
【本個体の説明】
本品はリア・サイト・ガードが付かない大型のフリップ・アップ型リア・サイトを備えた中期型です。 ロア・フレームは両面に強化タブが付いた仕様となっています。 アッパー・レシーバー上面には製造年を示す1942の刻印の他、ヴャツキエ・ポリャニ 第367工場製を示す「盾と星」の刻印が入っています。 機関部のシリアルNo.は打ち直しにより8422と入っており、ボルト、アッパー・タング、トリガー・ガード、バット・ストックでマッチしている他、銃身についても打ち直しによりマッチしています。
本品の金属部にはやや使用感は見られるものの、レシーバーや銃身といった金属部は若干の小傷や擦れを除いて目立った欠損や変形等は見受けられず、大部分に表面仕上げが残った概ね良好な状態が保たれています。 木製銃床についても、若干の打ち傷が見られるものの、大きな欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 バット・ストック左側面のスリング金具後方に、弧を描くような浅い抉れが3か所見受けられるものの、断面に時代が付いることから古い傷と見られ、大きな違和感はありません。 傷み易いバット・プレートについても若干の打ち傷や擦れは見られるものの、大きな変形等は見られず、ストック内コンパートメントの蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。 また、フリップ式リア・サイトの切り替えやレシーバーのテイクダウンの他、マガジンの着脱についてもやや固いものの問題なく行えます。 付属のマガジンは背面に電気ペンによる6843の番号が入っています。 マガジンは表面にやや小傷や擦れは見られるものの、大きな凹みや変形等は見られず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 尚、マガジンは内部パーツの一部が固定されています。
トリガーテンションのない、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 東京店在庫品 (KK)(TK)
- 詳細画像














