国名:南アフリカ / ローデシア
時代:冷戦期
種類:短機関銃

コマンド LDP 短機関銃 (#SV8258)

¥253,000
商品番号
2636
発売日
2025/12/01
取扱店舗
東京店
在庫
1
国名
南アフリカ / ローデシア
時代
冷戦期
全長
610mm(408mm)
口径
9mm×19
装弾数
25発
【コマンド LDP 短機関銃 について】
元々1960年代半ばにローデシア(現在のジンバブエ)で開発された短機関銃です。 当時ローデシアでは、強硬なアパルトヘイト(人種隔離)政策を進める白人政権と黒人ゲリラ勢力の間での紛争が苛烈を極めていました。 このような状況下で、白人の農場主など富裕層の自衛用として、チェコスロバキアのVz.25やイスラエルのUZIをベースに開発されたのがLDP短機関銃でした。 ベースとなったVz.25やUZIと同様、樹脂製グリップ・フレームや独特なグリップ・セフティ等、安全性とコストダウンを意識した設計が盛り込まれています。 また、UZIを参考にして開発されたという事もあり、LDP短機関銃はUZIやミニUZIとマガジンを共用する事も可能でした。 尚、モデル名の"LDP"とは、製造メーカーの「ラコステ・エンジニアリング社」の頭文字Lと、設計者である「デュプレシス」氏のD、そしてラコステ社の経営者「ポンター」氏のPを組み合わせた物と言われています。 しかしながら、当時LDP短機関銃を使用していた人々の多くは、LDPを「Land's Defense Pistol (国土防衛拳銃)」の略だと捉えていたようです。 当時のローデシアでは民間人であっても護身用として短機関銃を簡単に入手する事ができました。
その後、1970年代の終わりから80年代にかけてローデシアのアパルトヘイト体制が崩壊するのに前後して、ラコステ社は南アフリカ共和国に拠点を移し、「コマンド・アームズ マニュファクチャリング社」としてLDPの生産を再開しました。 この南アフリカで再生産されたLDPは「KOMMANDO(コマンド)」と呼ばれ、民間人の護身用や軍・警察用として販売されました。 この南アフリカで製造されたコマンドLDPの本体にはコマンド社の名前が入ったメタル・ステッカーが貼られています。 尚、ローデシア製のLDP短機関銃はトリガーを引く長さによってセミ/フル・オートマチック射撃の切り替えが可能でしたが、南アフリカで製造されたコマンドLDPの大部分はセミ・オートマチック仕様として製造されました。 LDPのトリガー上部に設けられたレバーは、セレクターではなくセーフティとして機能します。 尚、本来セミ・オートマチック・オンリーとして製造されたはずの南アフリカ製 コマンドLDPですが、構造上の欠陥からセミオート射撃時にもバーストやフル・オートマチック射撃になってしまう事があったようです。 また、簡単な改造でフルオート射撃が可能となったため、違法に輸出・改造されたものが犯罪者などによって使用される事例もあったと言われています。 コマンドLDPは南アフリカ地域におけるVz.25やUZIの独自の派生型という点では、貴重なバリエーションの一つと言えます。 (KK)

【本個体の説明】
本品のハンドガード両側面には、メーカーを示す「KOMMANDO ARMS MANUFACTURING CORPORATION」のプレートが備わっています。 また、レシーバー後部上面にはシリアルNo.SV8258が打刻されています。
本品は全体に適度な使用感が見受けられ、銃身や円筒形のレシーバーといった金属部にはやや打ち傷や経年による褪色の他、一部に表面錆痕が見受けられますが、レシーバーのブルー仕上げは比較的良好に残っています。 また、樹脂製のロア・フレームについてもやや打ち傷や線傷、擦れ等が見られますが、現状大きな破損等は見られません。 ワイヤー・ストックには一部朽ち込み痕が見られますが、折り畳み畳み時及び展開時ともに目立ったがたつき等は見られません。 マガジンの着脱については問題なく行う事が可能です。 付属のマガジンについても全体にやや使用感が見受けられ、打ち傷や擦れ、表面錆痕が見られるものの、大きな凹みや変形等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 尚、マガジン・スプリングは入っています。 セーフティ・レバーの切り替えも可能ですが、トリガーとの連動等はありません。 グリップ・セーフティの機能については正常です。
トリガーテンションの有る、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (YS)(KK)
詳細画像