- 国名:エジプト
時代:冷戦期
種類:重機関銃
- 【エジプト SGM 重機関銃 の説明】
弊社で扱った唯一のエジプト軍が使用したSGM 重機関銃です。 将来的にも同じ品を同価格帯では絶対に販売出来ないと断言できる一挺です。(MM)
エジプトでライセンス生産されたSGM重機関銃です。
SGM重機関銃は、旧ソ連で開発され第二次世界大戦中に制式となったSG-43重機関銃を基に改良を行ったモデルです。 SGMでは銃身の軽量化と冷却性能向上を目的としてバレル・フルートが追加された他、コッキング・ハンドルの位置がレシーバーの右側へと変更されました。 また、銃身のロッキング・ウェッジによる固定方法にも改良が見られます。 作動方式はSG-43と同様にロング・ストローク・ピストンのガス圧利用式で、ボルトがレシーバーの内壁に対して嵌まり込んでロックされる閉鎖機構も引き継がれています。 車輪の付いた銃架はSG-43用と同様に対空用としても使用可能ですが、運搬時に折り畳みが可能な構造の改良型も用いられました。 SGM重機関銃にはバリエーションとして電磁 (ソレノイド) 式トリガーを装備し車載用の同軸機関銃に特化させたSGMTや、装甲車両の車外取り付け用マウントに搭載されるSGMBが存在します。 尚、SGMは旧ソ連の他、エジプトや中国でもライセンス生産が行われました。
本品は「ASWAN, Made in ARE」の刻印があるエジプトのライセンス生産品です。 AREはエジプト・アラブ共和国の英語公式名称である「Arab Republic of Egypt」の略です。 AswanはPort Saidと並ぶエジプト軍造兵廠の名前で、アスワン・ダムがあることでも有名です。 これらの刻印は英語表記ですが、他のセレクターなどの表記はアラビア語になっています。 一説によると、エジプトにおけるSGM重機関銃の生産立ち上げにはポーランド人技術者も参加したと言われています。 (KK Updated)
【本個体の説明】
本品は一見するとSGM系の特徴でもある銃身の縦溝のバレル・フィンに強いインパクトを感じます。 また対空フロント・サイト (スパイダー・サイト) とリア・サイトも付属しており、付属の地上用のマウントを使用して対空射撃状態のセッティングも容易に可能です。 レシーバーの左側面には米軍のナイト・ビジョン“AN/PVS"等で良く見るタイプの光学器用マウントが増設されており、本品の潜り抜けてきた経緯に一考を投げかけます。 全体的にそこそこの使用感はありますが、ブルーイングがはしっかりと残っている印象です。 とはいえ、小傷が全体に散見され、それに伴う表面錆も若干ですが見受けられます。 対空フロント・サイトが僅かに変形していますが、すぐさま破損してしまう程では有りません。 銃架の角度調整や折り畳みの基部等の可動部分に関しては問題無く可動しますのでそういった保存状態の良さも本品の魅力の一つです。 銃架の一部には表面に朽ち込み跡の様なざらつきが見られますが、これらは特にこれから進行していく錆では無い様です。 全体的にも非常に程度の良い一品で、このモデルは過去一回のみ少数が輸入されただけの品です。
旧加工品としてはお値打ち価格となっています。 トリガーテンションのある、ボルトが開いた状態で固定された旧加工品です。 (YS)
- 詳細画像



























