- 国名:アメリカ合衆国
時代:第二次大戦
種類:短機関銃
- 【UD M42 短機関銃 について】
米国のハイスタンダード社で1940年代初頭に設計された短機関銃です。 当時ハイスタンダード社では英国向けの.50口径機関銃の生産に注力していた為、その後の開発及び製造はユナイテッド・ディフェンス・サプライ社に移管されました。 尚、ユナイテッド・ディフェンス社は銃器の製造設備を持たなかった為、実際の製造はマーリン社を下請けとして行われました。
本銃は元々トンプソンに代わる生産性の高い短機関銃として企画され、ストレート・ブローバックのシンプルな構造を持ち、セミ/フル・オートマチック射撃の切り替えも可能となっていました。 使用弾薬は当初.45ACPと9mmの二種類が検討され、実際に両方の口径のバージョンのプロト・タイプの製造も行われました。 しかしながら、本銃は主要部品が削り出しにより製作されており生産コストが高かった他、マガジンの強度不足や砂塵により作動不良が発生しやすいといった欠点がありました。 結果的にトンプソン短機関銃の後継としては、より生産性が高く、泥や砂に強いM3 短機関銃 (グリースガン) が制式となりました。
一方、UD M42はテイクダウンが容易であった事に加え、100ヤードでの射撃精度はトンプソンやステン短機関銃を上回る結果を示した事から、米国政府は最終的にUD M42を約15,000挺のみ購入し、CIAの前身である諜報機関OSSの工作員が使用した他、彼らが支援する他国のレジスタンス等にも供給されました。 (KK Updated)
【本個体の説明】
本品はシリアルNo.11681で、全体に退色、小傷などの使用感は有りますが大きな傷や破損欠損は見られず、大変しっかりした状態を保っています。 銃身を含むアッパー・レシーバーには若干の錆による朽ち込みが見られ、特に銃身部分はやや多めです。 他にロア・レシーバーは若干の打ち傷がマガジン装填部側面に見られます。
バーティカル・タイプのフォア・グリップやストックも同様で概ね良い保存状態で、前後の色合いも同程度で違和感はありません。 フォア・グリップの正面のフィンガー・チャンネルの中央に若干の欠けがあります。 フォア・グリップ自体は左右に若干動くようになっています。 非常に特徴的なリア・サイトはしっかりと上下左右の調整が可能です。 セレクターは可動しますが、セイフティ・ポジションでのトリガーのロックやセミ・フル切り替えによるトリガーの引き味の変化などはありません。 残弾ゼロ時に働くホールド・オープン機能も残っており (無可動のためその効果はありません)、またそのリリース・レバーも可動します。
本品には2本のマガジンが上下逆に溶接固定された大変珍しいオリジナルのダブル・マガジンが付属しております。 銃本体自体が珍しいUD M42短機関銃ですが、こちらのダブル・マガジンは海外でも入手が難しい品となっております。 希少なダブル・マガジンが付属したUD M42短機関銃としては大変お値打ちな価格となっております。 尚、マガジン・スプリングは入っています。
トリガーテンションの有る、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (TY)(KK)
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