国名:ドイツ
時代:第一次大戦
種類:重機関銃

マキシム MG08 重機関銃 (#1381)

¥880,000
商品番号
1032
発売日
2018/12/01
取扱店舗
東京店
在庫
1
英名
Maxim MG08 Heavy Machinegun
国名
ドイツ
時代
第一次大戦
全長
1,100mm
口径
7,92mm×57
装弾数
ベルト給弾
【マキシム MG08 重機関銃 について】
1908年に採用されたドイツ軍初の制式機関銃です。 日露戦争にてロシア軍が装備していたマキシム機関銃の威力が観戦武官より伝えられ、大量装備を決定したという経緯があります。 MG08はマキシム機関銃のライセンス生産品で、基本的な構造はそのままで、口径をドイツ制式の8mmモーゼル(7.92mm×57)としています。 MG08独自の特徴として、ソリ型銃座(スレッジ・マウント, SchlittenLafette08)が標準装備でしたが、対空銃座としても使用できる三脚も使用されました。 第一次大戦は勿論、ワイマール共和国そして第三帝国時代まで使用されました。 MG08はDWMの他に、ベルリン市シュパンダウ区のシュパンダウ造兵廠でも製造が行われたため、「シュパンダウMG08機関銃」とも呼ばれました。 MG08機関銃は、布製の8mmモーゼル弾用250連アモベルトを使用して射撃を行い、連続射撃時の銃身の過熱を抑えるため、銃身の周囲には水冷用のウォータージャケットが装備されており、約1ガロンの水を納めておくことができました。 また、距離計算機を内蔵した取り外し可能な間接射撃用照準器を用いることにより、遮蔽物の陰から射撃する事も可能でした。 これによりMG08の射程距離の実用限界は、概ね2,000mから最大で3,600mに達したと考えられます。 1914年の第一次世界大戦勃発時、約12,000挺のMG08が配備可能であったと考えられていますが、その後の実戦によってMG08は戦場において非常に効果的な防御火器である事が実証されたため、生産体制はさらに強化され、1914年には月産200挺程度であった生産数が、1916年には月産3,000挺に達し、その年の終わり頃には月産14,400挺にまで達しました。 MG08には、銃口付近にウォータージャケットを爆弾の破片や低威力の敵弾から保護するための円型プレートが装備されていましたが、ウォータージャケット全体を覆うような形状の装甲板も装着する事が可能でした。 この装甲板の後部には機関銃手保護用の小型の装甲板が一体化しており、装着する事でMG08独特の特徴的な外観を形成しました。 また、これ以外にも機関銃手保護用の大型シールドを取り付ける事も可能でした。

【本個体の説明】
本品は機関部左側面にシリアルNo.1381が見られ、これはウォーター・ジャケット、照準器マウントで一致しています。 本品は銃本体のみで三脚、マウントは付属しません。 金属部は経年相応の小傷や錆、朽ち込みが見られ、リア・サイト、フロント・サイト・ポストやコッキング・ハンドルは擦れが見られ地金っぽくなっています。 バレルやウォータ・ジャケット、機関部の両側面には経年による朽ち込みが見られますが、本銃の希少性を鑑みると十分許容範囲内と言えるでしょう。 機関部左側面のカバーには凹みが見られます。 ウォーター・ジャケットには引っかき傷や擦れで多少落ちていますが表面処理も残っており、しっかり確認することができます。 ウォータ・ジャケット前部には当時(第一次世界大戦中と思われる)の修理跡が見られますが、それ以外でタンクに穴が空くような大きな破損は見られません。 防弾版には擦れによる地金の露出や若干の凹みが確認できますがシルエットは完全です。 フラッシュ・ハイダーは基部の一部が地金っぽくなっていますが、全体的には表面処理がしっかり残っています。 フィード・カバー内部の左側板バネに折損が見られますがカバー開閉の機能に差支えはありません。 また、本体左側面には「MASCH.GEW.08 SPANDAU 1916 GEWEHR FABRIK」、フィード・カバーには「M.G.08」「6835」、カバー・ラッチに「35 DWM」、トリガーには「50」等多くの刻印が打たれています。
グリップ・ハンドルは右側の木部が若干痩せており、左側もつなぎ目の隙間が目立つ印象ですが左右共にチェッカリングのパターンがしっかりと残っています。 フィード・カバーの開閉、リア・サイト起倒や調整は問題なく行え、全体的に経年を感じる品ですが時代を踏まえればしっかりとした状態と言えるでしょう。
トリガーテンションのある旧加工品です。 (TK)
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