商品番号:10312
国名:イギリス
時代:第一次大戦前
種類:無可動古式銃

エンフィールド P1867 騎兵銃 (無可動古式銃、#9999)

¥385,000
税抜 ¥350,000
商品番号
10312
発売日
2026/06/28
取扱店舗
東京店
在庫
1
英名
Pattern 1867 percussion cavalry carbine
国名
イギリス
時代
第一次大戦前
全長
928mm
口径
.656 Cal
【エンフィールド P1867 騎兵銃 について】

エンフィールド P1867 騎兵銃は、P1856 騎兵銃に変更を加えたモデルで、主に英領インド帝国で使用されました。
1857年から1589年にかけて発生したインド大反乱(セポイの乱、シパーヒーの乱)で現地人傭兵による反乱軍が敗北した後、軍部は現地人傭兵に対して英国正規兵と同等のエンフィールドP1853小銃の代わりに、射程及び威力の劣った小銃を支給するべきであると考えました。 しかしながら、当時の英国の方針により、英国正規兵と現地人傭兵の携行する小銃の外観があからさまに異なるといった状況は避ける必要がありました。 この為、一見しただけでは英国制式小銃であるP1853によく似た小銃であるものの、実際にはライフリングのない.656口径のマスケット銃であるP1858小銃を導入することが決定されました。 この小銃は、P1853小銃が500ヤード以上の有効射程を有していたのに対して、僅か50ヤードの有効射程しかありませんでした。 P1858小銃は一見するとP1853小銃に極めて類似していますが、リア・サイトの形状がP1853小銃とは異なりシンプルなV字型となっており、調整機能は省略されていました。
P1867 騎兵銃も同様にライフリングの無いスムース・ボアで、P1856では切り替え式であったリア・サイトがシンプルなV字型に変更されており、ベンガル軽騎兵隊向けに供給されました。 同時期のイギリス兵はスナイドル小銃に装備を更新していた時期に当たりますので、意図的に性能を落としたモデルであることがわかります。

【本個体の説明】

本品は英国のタワー造兵廠で製造された刻印と王冠刻印が入っていますが製造年は9999で打ち消されて判読できなくなっています。 また薬室後方左側面に英国のプルーフ・マークとシリアルが打刻されていますが×で打ち消されています。 銃身上部にアルファベットがいくつか打たれていますが、判読できなくなっています。 銃身や機関部を含む金属部分は経年が感じられますが雰囲気が良い印象です。 金属部は全体的に地金っぽくなった後に色味が落ち着いており、特に薬室周辺五に表面的な朽ち込み錆の痕が見られますが現状劣化が進んでいる様子はありません。 トリガー・ガードとノーズ・キャップ、バット・プレートは真鍮製で、真鍮らしい経年の変色が出ています。
木製の銃床は全体に打ち傷や擦れ、細かい欠けが散見されますが仕上げの艶が鮮やかで、欠けた部分は時代が付いているためそれほど気になりません。 トリガー・ガードの前端から10cmほどヘア・ライン・クラックが見られますが、破損が進行している様子ありません。 ストック右側面には配属先を示す円盤状の刻印が見られますが判読は難しくなっています。 オリジナルのさく杖(クリーニング・ロッド)はやや渋いですが出し入れが可能です。 トリガー・テンションのある、ハンマーが溶接固定された旧加工品です。(YS)

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