商品番号:10307
国名:中華人民共和国
時代:冷戦期
種類:ボルト・アクション

三八式砲兵銃 (#2021771)

¥165,000
税抜 ¥150,000
商品番号
10307
発売日
2026/06/23
取扱店舗
東京店
在庫
1
英名
Type 38 Short Rifle
国名
中華人民共和国
時代
冷戦期
全長
973mm
口径
6,5mm×50
装弾数
5発
【三八式砲兵銃 について】

三八式歩兵銃は日露戦争後の明治38年 (西暦1905年、皇紀2565年) に日本陸軍が制式採用した小銃です。
製造は東京砲兵工廠で行われ、三十五年式海軍銃と三十年式をベースにして、主任設計には南部麒次郎大尉 (後に南部式自動拳銃と十四年式拳銃を開発) が担当しました。 機構的には殆ど完成されていた三十年式小銃でしたが、中国大陸での厳しい自然環境の中でいくつかの欠点が見つかり、三十五年式海軍銃の特徴 (遊底覆など) も取り入れて、明治38年に改良型が制式となりました。 以来日本軍の主力小銃となり日本の小銃の代名詞ともなり、九九式小銃と共に終戦まで使用されました。 6,5mm弾は威力的に力不足でしたが、機能的には信頼性が高く前線兵士の間でも好評だったようです。 戦前にはイギリス、フィンランド、メキシコ等、数ヵ国にわたり輸出されました。 また中国で武装解除された部隊が使用した相当数の旧日本軍小火器は、戦後中国軍によって使用され旧軍の小銃を元にした小銃が現地でも製造されました。 三八式歩兵銃は1942年(昭和17年)まで国内工廠にて生産され、その後も国外工廠の奉天工廠(南満陸軍造兵廠)では1944年まで生産されました。国産銃としては最多の約340万挺が生産されました(九九式短小銃は約250万挺)。 また、バリエーションとして三八式騎兵銃、三八式短小銃、四四式騎兵銃、九七式狙撃銃、三八式改狙撃銃があります。
戦前にはイギリス、フィンランド、メキシコ等、数ヵ国にわたり輸出されました。 また中国で武装解除された部隊が使用した相当数の旧日本軍小火器は、戦後中国軍によって使用されました。

【本個体の説明】

本品は中国軍にて三八式歩兵銃を切り詰めて、騎兵銃に近いサイズ (約3cm長め) にした通称「三八式砲兵銃」と呼ばれる品です。 短小化された際に、木被(ハンド・ガード)と上帯(フロント・バンド)の位置が変わっており、上帯の固定バネの位置も変更されています。 尚、銃身長は短くなっていますが、リア・サイトは歩兵銃用がそのまま取り付けられています。 本個体の機関部左側面には、かなり薄くなっているものの、シリアルNo.2021771や東京砲兵工廠(小石川)を示す四つ輪の刻印が確認できます。 薬室上面の菊花紋章は確認出来ず、「84」の刻印が打刻されています。 また、「三八式」の刻印についてははっきりと確認出来ます。 本品の安全子は突起の大きい初期型、尾床板は初期のプレート型、照門はガードのない初期型、照門についてもVノッチ型の前期~中期に見られるタイプが取り付けられています。
本品の銃身や機関部、床尾板といった金属部は、全体に再仕上げのブルーイングが施されており、一部表面錆痕や朽ち込み痕が見られるものの、大きな欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 尚、エキストラクター及びエキストラクター・リングは代用品が取り付けられています。 木製銃床や木被については全体に艶のある仕上げが施されており、合わせ銃床ではなく単材となっています。 銃床左面先端部に小さな欠けが見られます。 銃床には床尾板との境目付近からそれぞれ右面約5cm、左面約13.5cmのヘアライン・クラックが見られますが、表面上のもので現状では強度的な問題は少ないものと思われます。 負革止 (スリング・スイベル) は、現状固着などは見られず動きはスムーズです。 照尺の起倒・調整や弾倉底板の着脱については問題なく行う事が可能です。 安全子は溶接により固定されています。 弾倉内の弾受け (フォロワー) 及びバネは入っています。 尚、さく杖は付属しません。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。(TK)

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