商品番号:10306
国名:日本
時代:第二次大戦
種類:ボルト・アクション

三八式騎兵銃 後期型 (#40181)

¥165,000
税抜 ¥150,000
商品番号
10306
発売日
2026/06/19
取扱店舗
東京店
在庫
1
英名
Type 38 Carbine, Late Production
国名
日本
時代
第二次大戦
全長
966mm
口径
6,5mm×50
装弾数
5発
【三八式騎兵銃 後期型 について】

三八式騎兵銃の元となった三八式歩兵銃は日露戦争後の 1905年(明治38年、皇紀2565年)に日本陸軍が制式採用した小銃です。
三十五年式海軍銃と三十年式をベースにして、主任設計には南部麒次郎大尉が担当しました(海外ではアリサカ・ライフルと呼称されることが多いのは、原型となった三十年式歩兵銃の開発者が有坂成章陸軍砲兵大佐であるため)。機構的には殆ど完成されていた三十年式小銃でしたが、中国大陸での厳しい自然環境の中でいくつかの欠点が見つかり、三十五年式海軍銃の特徴 (遊底覆など)も取り入れて、明治38年に改良型が制式となりました。 部隊配備は日露戦争終戦後の1908年から始められ、約2年ほどで三十年式歩兵銃からの更新を完了されました。 初の実戦投入は第一次世界大戦(青島の戦いなど)で以来日本軍の主力小銃となり日本の小銃の代名詞ともなり九九式小銃と共に終戦まで使用されました。 6,5mm弾は威力的に力不足でしたが、機能的には信頼性が高く前線兵士の間でも好評だったようです。
戦前にはイギリス、フィンランド、メキシコ等、数ヵ国にわたり輸出されました。 また中国で武装解除された部隊が使用した相当数の旧日本軍小火器は、戦後中国軍によって使用され旧軍の小銃を元にした小銃が現地でも製造されました。
三八式歩兵銃は1942年(昭和17年)まで国内工廠にて生産され、その後も国外工廠の奉天工廠(南満陸軍造兵廠)では1944年まで生産されました。国産銃としては最多の約340万挺が生産されました(九九式短小銃は約250万挺)。 また、バリエーションとして三八式騎兵銃、三八式短小銃、四四式騎兵銃、九七式狙撃銃、三八式改狙撃銃があります。
中でも三八式騎兵銃は三八式歩兵銃の銃身を騎兵用に短縮したモデルで、騎兵以外にも、砲兵、輜重兵、車両部隊、空挺部隊といった特殊用途で使用されました。 歩兵銃と同じく半世紀以上にわたって生産された為、時代により三種類のバリエーションが存在します。
後期型は主に戦中に製造され仕上げなどは簡略化されており、より軍用銃らしい雰囲気を出しています。弊社での後期型定義は床尾板がカップ型を後期型としております。
その他の三八式歩兵銃の特色や、弊社での分類を説明したブログがございますので、詳しくはこちらをご覧下さい。

【本個体の説明】

本品は三八式騎兵銃 後期型で、床尾板がカップ型となっています。 本品の機関部左側面にはシリアルNo.40181が打刻されていますが、メーカー刻印は非常に薄くなっており、確認が難しくなっています。 薬室上面の菊花紋章は削られていますが、「三八式」の刻印ははっきりと確認出来ます。
本品の銃身や機関部、床尾板といった金属部は、全体に再仕上げのブルーイングが施されており、一部表面錆痕や朽ち込み痕が見られるものの、大きな欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 尚、エキストラクター及びエキストラクター・リングは代用品が取り付けられています。 木製銃床や木被についても、全体に艶のある再仕上げが施されており、木被前部や上面、銃床両側面等に樹脂のようなものによる補修痕が見られます。 負革止 (スリング・スイベル) は、現状固着などは見られず動きはスムーズです。 照尺の起倒・調整や弾倉底板の着脱については問題なく行う事が可能です。 安全子は溶接により固定されています。 弾倉内の弾受け (フォロワー) 及びバネは入っています。 尚、さく杖は付属しません。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (KK)

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