商品番号:10302
国名:カナダ
時代:第二次大戦
種類:軽機関銃/汎用機関銃

ブレン Mk I M 軽機関銃 (#2T.1949)

¥330,000
税抜 ¥300,000
商品番号
10302
発売日
2026/06/15
取扱店舗
東京店
在庫
1
英名
Bren Mk I M Light Machinegun
国名
カナダ
時代
第二次大戦
全長
1,150mm
口径
.303 British
装弾数
30発
【ブレン Mk I M 軽機関銃 について】

第二次世界大戦で使用された英軍の主要軽機関銃です。 第一次世界大戦後の1920年代、英軍はそれまでの主力軽機関銃であったルイス軽機関銃に代わる新たな軽機関銃のトライアルを開始しました。 1930年代に入るとチェコ製のZB Vz.26の改良型であるZB Vz.27軽機関銃 (後に更なる改良型のZB Vz.30軽機関銃) を新たに候補に加えてトライアルが続けられ、最終的にはこのZB系軽機関銃に改良を加えた物がブレン軽機関銃 (ブレンガン) として英軍に制式採用されました。 ブレン (BREN) の名称は、チェコのブルーノ (Brno) 造兵廠と英国のエンフィールド (Enfield) 造兵廠の名称を組み合わせた物です。 ブレン軽機関銃では.303ブリティッシュ弾を使用する事から、マガジンはバナナ型の形状に変更されています。
ブレンガンの優秀性は、戦後も7,62mm NATO弾仕様に変更されて使用が続けられ、現在でも旧英国領諸国で使用を続けられている事からも証明されています。 英兵のブレンガンへの信頼は高く、本来軽機関銃である本銃を三脚に載せたり、ブレンガン・キャリアなど車両搭載もされました。 特にブレンガン・キャリアは本来ユニバーサル・キャリア (汎用車両) としてボーイズや迫撃砲などにも運用されていましたが、「英軍のブレンガン好き」を表す代名詞のような意味合いでブレンガン・キャリアと別名が付けられた程です。 また、大戦中、英国の造兵廠の多くがドイツの爆撃に晒されたため、多くの英軍用銃がオーストラリアやカナダで生産されました。 ブレンガンも例外ではなく、オーストラリア製やカナダ製の物が存在します。 それらは英軍はもちろん、英連邦軍用として支給されました。
ブレン Mk I Mは、ブレンMk IをカナダのJohn Inglis社にて、戦時量産型として製造した品です。 レシーバーには「Mk I」の刻印の横に小さく「M」の刻印が打たれています。 この「M」刻印は英軍の「*」刻印と同じく戦時簡略型を意味しており、標準的なMk Iとは各部の仕様が若干異なります。

【本個体の説明】

本品はカナダのJohn Inglis社で製造されたブレン Mk I M 軽機関銃で、レシーバー右側面には「BREN MK I M」の刻印の他、1942年Inglis社製を示す「INGLIS 1942」の刻印が入っています。 シリアルNo.は、アッパー・レシーバーとコッキング・ハンドルが2T.1949でマッチしている他、銃身も打ち直しによりマッチしています。 尚、ロア・レシーバーのシリアルNo.はF3191となっています。 他にもブロード・アロー等が各部に見られます。 また、銃身交換用レバー前方の本体左側面に「MA/53/FTR」の刻印が入っている事から、本個体が1953年にオーストラリアのリスゴー造兵廠にて各部品の強度検査や摩耗した部品等の正規の交換修理であるFTR (Factory Through Repair) と呼ばれる正式なオーバーホールを受けた事が窺えます。
本品の金属部はやや打ち傷や擦れの他、コッキング・ハンドル・レール後方付近のレシーバー右側面に一部欠損箇所が見られますが、それ以外には大きな破損等は見られず、オリジナルの仕上げも大部分に残っています。 木製のキャリング・ハンドルやグリップ、バット・ストックについては、やや打ち傷や線傷は見られますが、現状大きな破損等は見られません。
二脚の展開やダイヤル・サイトの調整、排莢孔及びマガジン取り付け部のダスト・カバーの開閉、キャリング・ハンドルの角度変更、マガジンの着脱については問題なく行う事が可能です。 二脚の左側のロックがやや甘くなっています。 セレクター・レバーについてもトリガーとの連動は有りませんが、切り替えは可能です。 付属のマガジンについては、若干の小傷や擦れ、一部変色等を除いて目立った凹みや変形等は見受けられず、概ね良好な状態が保たれています。 尚、マガジン・スプリングは入っています。
トリガーテンションの有る、ボルトが開いた状態で固定された旧加工品です。 (KK)

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