商品番号:10295
国名:ベルギー
時代:冷戦期
種類:狙撃銃

FN 30-11 狙撃銃 (#SN4107)

¥1,100,000
税抜 ¥1,000,000
商品番号
10295
発売日
2026/07/18 11:50:00
取扱店舗
東京店
在庫
1
英名
FN 30-11 Sniper Rifle
国名
ベルギー
時代
冷戦期
全長
1,150mm(実測)
口径
7,62mm×51
装弾数
5/10発
【FN 30-11 狙撃銃 について】

FN 30-11は、ベルギーのFN ハースタル社が1975年に発表し、1976年から1986年にかけて製造した、7,62mm×51弾を使用するボルト・アクション式の狙撃銃です。
本銃はモーゼル・アクションをベースとしたFN M1930から派生して開発されたモデルで、FN社は主に法執行機関向けに本銃を販売しましたが、同時に各国の軍に対しても提案を行いました。 本銃は5連の内蔵式弾倉を備えており、オプションとしてFN FALの弾倉を改造した着脱式の10連マガジンも選択可能でした。 レシーバーやボルト、セーフティを含む機関部は、FN社のシュープリーム (Supreme)・ラインをベースに構成されています。 銃身には、FN MAG用の加工前の銃身を基に、デルクール (Delcour) 社が仕上げを施したフリー・フローティングのヘビー・バレルが採用されており、幅広の二脚と相まって優れた射撃安定性を実現しています。 トリガーおよびウォールナット製のストックはどちらも調整が可能であり、ストックはスペーサーを用いる事により、長さやチーク・ピースの高さを射手に合わせて変更する事が可能でした。 本銃用の標準の照準器としては、アンシュッツ社の競技用ラインから採用されたマイクロ・メーター調整式のフロント・サイト及びリア・サイトが用意されていた他、光学照準器としては、ドイツのカール・カプス (Karl Kaps) 社製の4×24 スコープやアンシュッツ製の4×28 スコープが標準的に装着されたほか、必要に応じて暗視スコープの装着も可能でした。 二脚やスリングを取り付けるためのUIT マウント・レールもアンシュッツ社によって製造された当時の標準規格品が採用されており、米国を含む外部のメーカーから高品質なアクセサリーを調達してシステム一式としてパッケージ化されていました。
実際の運用において、FN 30-11はベルギーの警察および軍に深く導入され、製造終了後も運用が続けられました。 本銃はベルギー以外でも採用され、アルゼンチン空軍が6倍スコープとともに運用したほか、ドミニカ共和国やグアテマラへそれぞれ25挺、コートジボワールへ170挺、そのほかキプロス、クウェート、ルクセンブルクなどの軍隊に配備されました。 オランダでは1983年に導入され、当初はスワロフスキー製の6×42 スコープが組み合わされましたが、その性能や標準的な7,62mm×51弾を使用した際の精度が要求を満たさなかったため、後にFN Match弾を使用する事で精度問題を解決しました。 その後オランダでは1985年にHK PSG-1が導入された事に伴い、本銃からの更新が行われました。
本銃には製造期間を通じていくつかのバリエーションが製造され、1975年の初期の構成ではFN MAGスタイルの二脚と銃身が備えられていました。 1978年の改良型では、二脚がブレンガンに類似した形状と変更され、銃身はマズル・ブレーキを備えたタイプが導入されたほか、EAWピボット・マウントなどの新たなスコープ・マウントが追加されました。 さらに1981年バージョンにおいては、ストックの構成にも更なる変更が加えられました。

【本個体の説明】

本品の薬室右側面にはシリアルNo.が打刻されており、左側面にはFNのメーカー刻印も確認出来ます。 本品の銃身及び二脚はFN MAGタイプとなっています。 尚、マガジンは着脱式の10連タイプが取り付けられています。
本品は適度な使用感が見受けられ、銃身や機関部といった金属部は、やや打ち傷や擦れ等は見られるものの、目立った欠損等は見られず、オリジナルの表面仕上げも比較的良好に残っています。 白磨きのボルトについても、僅かな時代錆を除いて現状腐食や欠損等は見られません。 木製銃床についても、やや打ち傷や線傷は散見されるものの、目立った破損等は見られず、コンディションは概ね良好です。 バット・プレートについても、若干の擦れを除いて、現状経年による劣化や摩耗等は見受けられません。 二脚の展開・収納や開度調整、マガジンの着脱については問題なく行う事が可能です。 尚、付属のマガジンは一部固定されています。 付属のWega Sport 4×21 スコープについても、曇りや塵等の混入は殆ど見られず、比較的クリアな視野が保たれています。
ボルトの先端と下半分を切除して、ボルト・ハンドルを閉じた状態で溶接固定した新加工品です。 (KK)

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