- 商品番号:10276
国名:アメリカ合衆国
時代:冷戦期
種類:自動小銃
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【ブッシュマスター ブルパップ カービン について】
グウィン・ファイアアームズ社 (Gwinn Firearms Company)、のちにブッシュマスター・ファイアアームズ社 (Bushmaster Firearms Inc.) によって製造された、5,56mm×45 NATO弾を使用するブルパップ方式のコンパクトな自動小銃です。
本銃の起源は、米空軍向けに開発された、.221ファイアボール弾を使用するブルパップ方式の航空機搭乗員用サバイバル・ウェポンである IMP (Individual Multi-purpose Weapon) で、米空軍での採用は見送られましたが、ベトナム戦争時にアメリカ陸軍特殊部隊の将校であったマック・グウィン (Mack Gwinn) がその設計を引き継ぎ、1970年代後半に民間向けとして再設計の上、販売を開始しました。 民間向けモデルでは、使用弾薬がより容易に入手可能な .223レミントン弾に変更された他、製造コストの削減及び操作性を高める為、AR-15用の部品も多く組み込む等の設計変更が行われました。 尚、グウィンが設立したグウィン・ファイアアームズ社は、後にクオリティ・パーツ社 (Quality Parts) に買収され、ブッシュマスター・ファイアアームズ社へと社名が変更されました。
本銃はAK-47に類似したロング・ストローク・ピストンを用いたガス圧利用方式により作動します。 閉鎖機構にはAR-15の設計を変更したローテイティング・ボルトが組み合わされており、アッパー・レシーバーの内壁に加工されたカム・ガイドを介して作動します。 マガジンはAR-15と同様のSTANAGタイプが採用されています。 アッパー・レシーバー及びロア・レシーバーはアルミ製ブロックからの削り出しにより製造されていますが、オリジナルの軍用モデルは黒染めされたステンレス鋼製であったとされています。 排莢はレシーバー上部から行われ、レシーバー上部に配置されたコッキング・ハンドルは射撃中は前後に往復します。 セーフティには製造時期により3種類が存在し、初期型はトリガー・アッセンブリ上方のAR-15に類似した回転式レバー、中期型はトリガー・ガード内のトリガー前方に位置するスライド式レバー、後期型はロア・レシーバー後部に設けられた回転式レバーとなっています。 照準については、ガス・ブロック前方に取り付けられたプレス加工のフロント・サイトを本体後端上部のノッチに合わせる事により行いました。
本銃の生産は1988年に終了しましたが、その後ブッシュマスター社はAR-15ライフルの製造を行う企業としてより広く知られるようになりました。【本個体の説明】
本品はトリガー・ガード内にスライド式のセーフティ・レバーが設けられた中期型で、アッパー・レシーバー右側面にはシリアルNo.やモデル名刻印の他、グウィン・ファイアアームズ社を示す「GWINN FIREARMS BANGOR, MAINE USA」のメーカー・アドレス刻印及び「5.56 MM」の口径表示刻印が入っています。
本品は全体に適度な使用感が見受けられ、銃身やレシーバーといった金属部は、やや小傷や擦れが見られるものの、目立った欠損等は見られず、オリジナルの表面仕上げも比較的良好に残っています。 樹脂製のグリップについても、若干の小傷や擦れを除いて、破損等は見受けられず、比較的良好な状態が保たれています。 マガジンの着脱については問題なく行う事が可能です。 尚、付属のマガジンは一部が固定されています。
ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (KK)
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