- 商品番号:10263
国名:アメリカ合衆国
時代:冷戦期
種類:対戦車ライフル/グレネード&ロケット・ランチャー/無反動砲/迫撃砲
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【ドラゴンII (Mk.1 Mod.0) 対戦車ミサイル・ランチャーについて】
1960年代に米軍のMAW (Medium Anti-tank Weapon) プロジェクトにより、レイセオン社が開発した対戦車有線誘導ミサイルです。 開発当初はFGM-77と呼称され、1975年に米陸軍および米海兵隊にM47ドラゴンとして採用された後に対戦車特技兵に配備されました。 M47ドラゴンはミサイル弾頭が収納されたグラスファイバー製使い捨て発射機(ミサイル・チューブ)、発射機に取り付けられた二脚、コントロール・ユニット、各種光学照準器で構成されます。 使い捨て発射機の前後には運搬時の砲口・砲尾を保護するスポンジ製ショック・アブソーバーが取り付けられており、砲口側は発射前に射手が除去し、砲尾側はバック・ブラストにより吹き飛ぶ構造となっています。 全備重量は昼間照準器を装着した状態で14.6kg、夜間用照準器を装着した状態で21.3kgと比較的軽量であり、開発当時としては運搬から発射までを一人で行うことが可能な先進的な対戦車ミサイルでした。 1988年には貫通力を660mmに向上させたMk.1 Mod.0 (ドラゴンPIP/ドラゴンII)、1991年にはミサイルの飛翔速度と射程を1,500mまで伸展させたスーパー・ドラゴンといった発展型が開発されています。 しかし、依然としてミサイル誘導中の射手が無防備になってしまう有線誘導式ミサイル特有の欠点や、コントロール・ユニットと照準器の信頼性の低さもあり、米軍では2001年にファイア & フォーゲット (撃ちっぱなし) 能力を備えたジャベリン対戦車ミサイルに置き換えられました。 M47ドラゴンはスペイン、デンマーク、オランダ、イスラエルなどにも輸出され、イランに輸出されたものは革命後にSaegheの名称でコピー生産が行われています。
【本個体の説明】
本品はドラゴンIIの使用済み発射筒 (ミサイル・チューブ) で、コントロール・ユニットおよび照準器は付属しません。 発射筒左側面には「GUIDED MISSILE AND LAUNCHER< HEAT (DRAGON II) MK I, MOD 0, DSM」のモデル名などが記載されたプレートが貼り付けられています。 発射筒にはやや使用感が見られ、角部を中心に塗装の剥落が見られるものの、全体的にはOD塗装が残った概ねしっかりとした状態が保たれています。 二脚は高さの調整が可能なアルミ製の折り畳み式で、携帯時に本体発射筒へ固定するストラップが付属しています。 その他、スリング、コントロールユニットとの接続用コネクターのカバー、砲口側のショック・アブソーバーが付属しています。 本品は発射済みの撃ち殻 (グラスファイバー製の筒) のみで、内部弾薬や撃発機構は完全に無くなっており、ケーブルの一部が切断されているなど、再使用できない安全品です。 (TK)
【その他の情報】
※本商品につきましてはガゼットしおりの配布対象外となります。 予めご了承ください。
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