商品番号:10246
国名:中華人民共和国
時代:冷戦期
種類:自動小銃

Poly Tech M-14/S 自動小銃 (#00642)

¥385,000
税抜 ¥350,000
商品番号
10246
発売日
2026/05/07
取扱店舗
東京店
在庫
1
英名
Poly Tech M-14/S Self-loading Rifle
国名
中華人民共和国
時代
冷戦期
全長
1,125mm
口径
7,62mm×51
装弾数
20発
【Poly Tech M-14/S 自動小銃 について】

中華人民共和国のPoly Tech (Poly Technologies: 保利科技有限公司) 社が主に米国向けに輸出した、M14 ライフルの民間向けコピー・モデルです。
オリジナルのM14 ライフルは、米国でM1 ガーランド ライフルの後継として開発された自動小銃です。 M1 ガーランドは1940年代で最も先進的な歩兵用ライフルの1つでしたが、時代はさらに進み、フル・オートマチック射撃が可能な自動小銃が求められるようになりました。 これに伴い、着脱可能なボックス・マガジンやフル・オートマチック機構の追加の他、使用弾薬をM1 ガーランドの.30-06 (7,62mm×63) に比べて薬莢の短い7,62mm×51 NATO弾に変更したモデルが1957年にM14 ライフルとして米軍に採用されました。 M14はベトナム戦争初期における米軍の主力小銃でしたが、全長や重量がかさみ、連射時の反動も大きいため扱い難かった他、木製銃床がジャングルの湿気で歪み、精度に悪影響を与えるといった欠点が指摘され、その後主力小銃の座をM16ライフルに譲る事となりました。 しかしながら、M16に比べて射程や精度に優れる事から、アフガニスタンやイラク戦にも投入されるなど、現在も使用が続けられています。
本品は1980年代後半から1990年代初頭にかけて、中華人民共和国のPoly Tech社が主に米国の民間市場向けに輸出した、M14 ライフルのコピー・モデルです。 民間向けのため射撃機能はセミ・オートマチックのみとなっています。 全ての個体は、国営第 356 工廠において一貫して製造されており、Poly Tech社または中国北方工業公司 (Norinco) を通じて、米国、オーストラリア、カナダ、そしてヨーロッパの各国へと輸出されました。 尚、米国市場への輸入は 1988年から開始されました。
本品は鍛造のレシーバーとオペレーティング・ロッドを採用しており、銃身内部にはクロム・メッキ処理が施されています。 多くの部品においてオリジナルのM14 ライフルとの互換性が確保されていますが、一部の構成部品にはメートル法のネジ山が使用されています。 米国で流通した個体には、輸入時期や法規制の変遷に応じた複数のバリエーションが存在します。 1989年3月の輸入禁止令以前に輸入された初期モデルは、着剣ラグやフラッシュ・サプレッサーといったオリジナルの特徴を完全に備えていました。 それ以降の輸入分については、販売前に米国国内でサプレッサーが追加された個体や、着剣ラグを持たない溝なしのフラッシュ・サプレッサーを装備した個体が見られます。 1990年から 1994年にかけては、センチュリー・アームズ (Century Arms) 社により、フロント・サイト・ベースの一部切除や、軍用スタイルのトラップ・ドア・タイプのバット・プレートからゴム製リコイル・パッドへの換装といった独自の改修が施されました。 刻印の位置についても、レシーバー左側に打刻された個体の他、オリジナルの M14 と同様にレシーバー後部上面に打刻された個体の2種類が存在します。 1994年5月の大統領令により中国からの銃器輸入が全面的に禁止されたため、Poly Tech M-14/Sの米国への輸入は短期間に終わりました。 (KK)

【本個体の説明】

本品は軍用スタイルの着剣ラグやフラッシュ・サプレッサーを備えている事から、1989年3月以前に米国に輸入された初期の品と考えられます。 レシーバー後部上面には、「POLY TECH M-14/S 7.62 NATO」のモデル名及びシリアルNo.が打刻されています。 また、銃身には当時の輸入代理店であったジョージア州アトランタの Keng's Firearms Specialty, Inc.を示す「KFS ATL GA」及び「MADE IN CHINA」の刻印が確認出来ます。 尚、民間市場向けのため、射撃機能はセミ・オートのみで、セレクター・スイッチは当初から備えていません。
本品の銃身や機関部といった金属部は、若干の小傷や擦れを除いて目立った欠損等は見られず、オリジナルのパーカー仕上げも比較的良好に残っています。 木製銃床については、やや保管に伴う打ち傷や線傷、極小の欠け等は見られますが、こちらも大きな破損等は見られず、コンディションは概ね良好です。 リア・サイトの調整やマガジンの着脱、ショルダー・レストの展開/折り畳み、ストック内コンパートメントの蓋の開閉については問題なく行う事が可能です。 セーフティ・レバーの切り替えについても問題なく、安全位置でトリガーがロックされます。 付属のマガジンはやや小傷や経年による褪色、若干の表面錆は見られるものの、現状目立った凹みや変形等は見られません。 尚、マガジン・スプリングは入っています。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (KK)

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