国名:アメリカ合衆国
時代:第二次大戦
種類:短機関銃

トンプソン M1928A1 短機関銃 (#S-264447)

¥407,000
税抜 ¥370,000
商品番号
10240
発売日
2026/04/27
取扱店舗
東京店
在庫
1
英名
Thompson Model 1928 A1 Sub Machinegun
国名
アメリカ合衆国
時代
第二次大戦
全長
855mm(実測)
口径
.45 Cal.
装弾数
20/30/50/100発
【トンプソン M1928A1 短機関銃 について】

トンプソン短機関銃は元々サブ・マシンガンというジャンルが生まれる前の「個人が携行可能で機関銃のように連射できる武器」というコンセプトから開発が始まりましたが、新たなコンセプトの兵器ゆえ、当初の軍などの評価は決して芳しいものではありませんでした。 そんなトンプソンの最初の有効性を証明したのは軍ではなく、禁酒法時代の景気の良いギャングたちでした。 (この時はM1921とM1927モデルが主であったようです)。 このためオート・オードナンス社とトンプソン短機関銃は一時社会的イメージを落とし、この時期にオート・オードナンス社は経営の最大の危機を迎えたほどです。 ところが皮肉にもギャングたちの使用によりトンプソンの有効性は証明され、連邦捜査局 (FBI) や各地方の治安当局でも、こうした犯罪者に対抗するべくトンプソンM1928短機関銃が採用されました。 それと同じモデルがイギリスでは「トミーガン」の名称でコマンドの象徴と言われました。その後米軍でもニカラグアでの使用で実戦での実績も作り、ついに第二次世界大戦の幕開けと共にトンプソン短機関銃は本格的に各国軍に採用されるようになります。
トンプソンM1928A1短機関銃は、米陸軍によってそれまで限定的に調達が行われていたM1928短機関銃を1938年に標準調達品として制式採用したモデルです。 ハンドガードが従来のバーティカル・グリップ付の物からストレート・タイプとなった他、ハンドガード及びストック下部にスリング・スイベルが追加されました。 M1928A1は米国以外にもレンドリース法に基づき各国に供給されました。
その後、トンプソンM1928A1短機関銃の製造コストを下げるために各部を改良したトンプソンM1短機関銃の他、さらに撃針の固定化等の追加改良を加えたM1A1といったモデルも製造されました。 M1A1ではリア・サイトの変形を防止する為、三角形のリア・サイト・ガードが標準装備されるようになりました。また、元々はM1として製造された物の中にも、後にM1A1に準じた改修を受けてA1刻印を追加された個体も存在します。
しかしそもそも基本設計が量産向きとは言えず、既に始まっていた大戦での大量生産の必要性に応えることができず、その後のM3グリースガンにその座を明け渡す事になりました。
このような歴史からギャング映画や戦争映画で目にする有名なサブ・マシンガンであり、弊社でも人気の高い銃の1つです。

【本個体の説明】

本品のレシーバー左側面にはシリアルNo.S-264447で、 レシーバー左側面には、「U.S. MODEL 1928 A1」及び「THOMPSON SUBMACHINE GUN CALIBRE .45 AUTOMATIC CARTRIDGE」の刻印が入っています。 レシーバー右側面には米国のパテント刻印や「AUTO-ORDNANCE」のアドレス刻印が打刻されており、レシーバー上面にはトンプソンのロゴが確認出来ます。
本品はシリアルがSで始まる事から、サベージ社製であることがわかります。 バレル・フィンがあり、Lyman (ライマン) 社製のプレス製固定型簡易サイトが付いた仕様です。 本品は英軍で使用された品で、レシーバー前部左側面にはブロード・アロー刻印が入っており、レシーバー上面には「TOMMY GUN」の刻印が入っています。 本品のハンドガードはスリング・スイベルが左側面に取り付けられ、大部分に滑り止めのチェッカリングが施されており、バット・ストックについてもスリング・スイベルが上面に取り付けられているなど、全体に英軍で使用されたトンプソンに見られる仕様となっています。 ロア・レシーバーのシリアルNo.はアッパー・レシーバーとマッチしています。 セレクター及びセーフティ・レバーは、いずれも削り出しタイプが取り付けられており、スリング・スイベルはフロント基部がプレス製、リア基部が削り出し製となっています。 また、アッパー・レシーバー左側面には、オート・オードナンス社検査官のGEG (Geroge.E.Goll) 刻印が確認出来ます。 カッツ・コンペンセーター表面の刻印は一部薄くなっています。
本品は全体に適度に使い込まれたコンディションとなっており、レシーバーや銃身といった金属部については、やや打ち傷や擦れ、経年による褪色の他、一部に表面錆痕が見られるものの、目立った欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 木製のハンドガードやグリップ、バット・ストックについても、やや打ち傷や線傷、極小の欠け等が見られる他、グリップ左側面や下部に部分的な補修痕が見られるものの、現状大きな破損等は見られません。 ハンドガードとグリップは、バット・ストックに比べてやや暗い色合いとなっています。 尚、ハンドガードとグリップの取り付けはがたつきもなくしっかりとしています。 バット・ストックの取り付けは、若干の遊びが見られるものの、固定自体はしっかりとしており、着脱についてもスムーズに行えます。 バット・プレート部は、仕上げが落ちて金属の地肌が表れている箇所や、若干の時代錆が見られるものの、目立った変形等は見られず、ストック内コンパートメントの蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。 マガジンの着脱についても問題なく行う事が可能です。 また、トリガーとの連動はありませんが、セレクター・レバーやセーフティ・レバーの切り替えも可能です。
付属のマガジンはオート・オードナンス製の20連タイプで、マガジン表面にはやや打ち傷や擦れ、一部に表面錆痕が見られるものの、現状目立った凹みや変形等は見られません。 尚、マガジン・スプリングは入っています。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (KK)

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