- 国名:ロシア
時代:冷戦期
種類:対戦車ライフル/グレネード&ロケット・ランチャー/無反動砲/迫撃砲
- 【RPG-2 ロケット・ランチャー について】
1954年にソ連陸軍で配備が開始された対戦車擲弾発射器です。
使用弾薬はPG-2と呼ばれるHEAT弾 (対戦車榴弾) で、黒色火薬の充填された発射薬筒により無反動砲方式で射出され、静止目標に対する有効射程は約150m、装甲貫徹力は約180mmとされています。 弾頭部には飛行中の安定性を保つ為、射出後に展開する6枚のフィンが設けられています。
RPG-2の発射準備は、発射薬筒を装着した弾頭を発射器前部から装填し、グリップ後部に設けられたハンマーをコックする事により行います。 発射器本体には発射時の熱から射手を保護し、寒冷地での使用を容易にする為、木製のヒート・シールドが装備されています。 照準は本体上部に設けられた折り畳み式のフロント/リア・サイトにより行いますが、1957年にはNSP-2赤外線暗視装置を搭載可能なタイプも登場しました。
1960年代にソ連で後継となるRPG-7が登場すると、RPG-2は親ソ各国に広く輸出され、ベトナムや中東では実戦使用も行われました。 (KK)
【本個体の説明】
本品のトリガー・ハウジング左側面にはシリアルNo.A134の刻印が入っています。
本品の黒色焼付塗装仕上げの発射筒はやや小傷や擦れの他、一部に塗装の剥落が見受けられるものの、大きな破損や欠損等は見受けられず、概ね良好な状態が保たれています。 発射筒前部及び後部に無可動加工に伴う塗膜表面の荒れが一部見られます。 トリガー・ハウジングについても同様に若干の打ち傷は見受けられますが、こちらも目立った欠損等は見受けられません。 木製のヒート・シールドやグリップ・パネルは、やや打ち傷や線傷が散見される他、一部に木部表面が浮いている箇所や若干の欠けが見受けられます。
フロント/リア・サイトの起倒については問題なく行う事が可能です。 セーフティの切り替えについても問題なく、安全位置でトリガーがロックされます。 筒内部にインサートが溶接固定されていますが、砲身全体にインサートが入っている訳ではないため、加工前のままに軽量です。
トリガーテンションのない、ハンマーがコッキング・ポジションで固定された加工です。(KK)
- 詳細画像




































































