国名:日本
時代:第一次大戦
種類:重機関銃

三年式重機関銃 (前後提棍付、#14)

¥3,520,000
商品番号
10057
発売日
2025/09/01
取扱店舗
東京店
在庫
1
英名
Type 3 Heavy Machinegun
国名
日本
時代
第一次大戦
全長
1,520mm(実測)
口径
6,5mm
装弾数
30発
その他
お持ち帰り割引対象商品
【三年式 重機関銃 について】
大正3年に制式となった保弾板から装弾を行う重機関銃です。
それ以前の三八式機関銃が銃身の冷却に悩まされたことから、本銃では銃身に大型の冷却フィンが付属しています。 弾薬塗油装置を兼ねたフィード・カバーが特徴です。
大正3年当時とすれば特筆すべき点として銃身交換の際、冷却フィン内部の筒状の銃身部分を取り替えるだけで良く、消耗部品のコスト・ダウンに成功しました。
その後、弾薬の威力不足により、さらなる機関銃の開発が求められ、九ニ式重機関銃や一式重機関銃に主力重機の座を譲りましたが、その基本構造など三年式重機のノウハウは受け継がれています。 またすぐに後継機関銃が行き渡らなかった経緯もあり、生産終了後もしばらくの間、三年式は使われ続けました。

【本個体の説明】
本個体は本体左側面に見られる工廠刻印から東京砲兵工廠での製造品である事が判ります。
シリアルの14は各部に確認できますが、フィード・カバーは43となっております。金属部はフィードカバー上面とコッキン・ハンドルとそのガイド、グリップ周辺にやや擦れ見られ地金が出ている部分も見受けられますが、全体的にブルー仕上げが非常に良く残っており、朽ち込み等も殆ど見られません。最終生産品でも80年以上前に製造されていることを考えると、非常に良好な状態であるといえるでしょう。
フィードカバーは容易に開閉でき、内部のブラシの毛も綺麗に整った状態で残っています。 また、欠損し易い給油口蓋も綺麗な状態で残っており、スムーズに取外しすることが可能です。
唯一木製部品である把握部(グリップ)はやや傷やひび割れが見られ、向かって左側のグリップは若干のがたつきが有りますが、一方右側はしっかりと固定されており、どちらもすぐに破損してしまう心配は少ない印象です。 コッキング・ハンドルのゴムは失われています。
付属の三脚は再塗装が施されており、全体的に綺麗な状態です。 脚の基部には奉天造兵廠の刻印と康2.11 シリアル#269に製造年を示す昭10.11の刻印が見られます。 塗装の僅かな剥落が散見される程度で可動部は地金っぽくなっており経年も感じられますが、各部とも大変スムーズに可動します。 運搬用の前棍と後棍も付属していますがやはり再仕上が施されており、塗膜の下にかつての小傷が窺われますが綺麗な状態となっています。 貼り直したと思われる持ち手の革張りをいたって健全です。 取り付けも問題ありません。
トリガーテンションのある、ボルトが閉じた位置で固定された旧加工品です。 (YS)
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