国名:イタリア
時代:冷戦期
種類:自動小銃

ベレッタ BM59 Mark Ital TA 自動小銃 (#1837205)

¥297,000
商品番号
10054
発売日
2017/03/01
取扱店舗
東京店
在庫
1
英名
Beretta BM59 Mark Ital TA Self-loading Rifle
国名
イタリア
時代
冷戦期
全長
1120mm(870mm)
口径
7,62mm×51
装弾数
20発
【ベレッタ BM59 Mark Ital TA 自動小銃 について】
イタリア軍が制式採用した珍しい自動小銃です。 M1 ガーランドの7,62mm×51口径の短縮発展型で、米国のM14ライフルに相当する品です。
開発コンセプトはM14と同じである為、直接的な関係はないものの、類似したデザインに仕上がっています。
イタリアのベレッタ社は第二次世界大戦後、西ヨーロッパ諸国及び、自国の武装の為に主力小銃として配備されていたM1ガーランドのライセンスを行い、その総生産数は1961年までに100,000挺を記録しました。 これらの中で、イタリア軍用の製品は、7,62mm×51 NATO弾を用いる新型小銃を開発するにあたり回収され、BM59に改修が行われて再配備されました。 当初は既存のM1ガーランドを改造する形で生産が行われましたが、その後はベレッタ社による新規製造に移行しました。
BM59自動小銃はNATO軍用制式口径の決定に伴う各国の新型制式決定トライアルに提出する為、Mark I~IVまでの4種類が開発されました。
Mark Italはイタリア陸海空軍が採用したモデルで、上記のMark Iの発展型です。 ベレッタ社の開発した消炎器、制退器を兼ねた榴弾発射機が取り付けられているのが特徴で、それに伴い、ガス・カットオフ・スイッチ兼用のライフル・グレネード・サイトが追加されています。 また、内部の部品を切り替えることにより射撃機能をセミ・オートマチックのみに限定する機構も装備されています。
1962年には軍以外にも警察やカラビニエリへの配備も始まり、イタリア以外の国でも、アルゼンチン、インドネシア、モロッコ、ナイジェリアによって輸入若しくはライセンス生産が行わました。 イタリアでは1990年にベレッタAR70/90自動小銃に更新されるまで使用されました。
Mark Ital TPはイタリア軍落下傘部隊用に設計されたモデルで、Truppe paracadutisteの略称であるTPが付きます。 基本設計は同じですが、携行しやすいように金属製の折り畳み式ストックに変更され、それに伴いピストル・グリップが追加されているのが特徴的です。 外見上は殆ど同じMark Ital TA(Truppe Alpine)と呼ばれる山岳部隊用のモデルも存在しますが、空挺部隊用はさらなるコンパクト化を実現するため、銃身に取り付けられている榴弾発射機を簡単に脱着する事が可能です。

【本個体の説明】
本品はイタリア国家憲兵カラビニエリからの放出品です。金属部、木部共に若干の使用感は見られるものの、目立つ欠点の無い、良好な状態と言えます。 レシーバーは戦後、アメリカより供与されたM1ガーランドをベレッタ社が改造した個体でSPRINGFIELD ARMORYの刻印が打たれていています。 その他、薬室部上面には「P」の刻印が薄っすらと確認できる他、リアサイト基部付近には「7.62mm BM59 TA P BERETTA 65」 の刻印、ストック左側面には「BM59 TA PB」の刻印が見られます。
金属部は一部でパーカー仕上げと黒の焼付け塗装が使い分けられており、パーカー仕上げの機関部・銃身・ストックはコンディションが揃っており、多少の小傷は見受けられますがパーカー仕上げが鮮やかに残っています。 折畳みストックの基部、二脚は黒の焼付け塗装となっており、やはりこれらも多少の小傷こそ見られるものの、全体的に塗装が残っています。
木部に関してはストックとアッパー・ハンド・ガード概ね近い色味で揃っています。 ストック右面の折り畳みストックを畳んだ際に当たる位置に打ち傷が見られる他、全体的に細かな打ち傷や小傷が見受けられますが、クラックなどはなく、全体的に概ねしっかりとした状態が保たれています。 折畳式ストックは展開時にごく僅かなガタつきが見られる程度で、折り畳み動作もスムーズです。 光沢のある茶系色の樹脂製ピストル・グリップは、小傷は見られるものの、目立つ傷の見られないきれいな状態を保っております。
付属の鉄製20連マガジンには表面に細かな擦れが見られる程度で、大きな腐食や変形は見られず、全体的にパーカー仕上げが残った状態が保たれています。 ガス・カット兼用のライフル・グレネード・サイトの起倒、アルミ製二脚の展開/収納、ウインター・トリガーやセーフティの操作、グリップ底面コンパートメントの開閉、マガジンの着脱に関しては問題なく行う事が可能です。
トリガーテンションの無い、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (TK)
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