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トンプソン M1928A1 短機関銃 (#S-453339) new
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価格(税込)
 \352,000
商品番号
 【9984】
英  名
 Thompson Model 1928 A1 Sub Machinegun
種  類
 短機関銃、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2025年 秋
国  名
 アメリカ合衆国 / イギリス
時  代
 第一次大戦〜第二次大戦
全  長
 855mm(実測)
口  径
 .45in
装 弾 数
 20/30/50/100発
在 庫 数
 限定1品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【トンプソン M1928A1 短機関銃 について】
トンプソン短機関銃は元々サブマシンガンというジャンルが生まれる前の「個人が携行可能で機関銃のように連射できる武器」というコンセプトから開発が始まりましたが、新たなコンセプトの兵器ゆえ、当初の軍などの評価は決して芳しいものではありませんでした。 そんなトンプソンの最初の有効性を証明したのは軍ではなく、禁酒法時代の景気の良いギャングたちでした。 (この時はM1921とM1927モデルが主であったようです)。 このためオート・オードナンス社とトンプソン短機関銃は一時社会的イメージを落とし、この時期にオート・オードナンス社は経営の最大の危機を迎えたほどです。 ところが皮肉にもギャングたちの使用によりトンプソンの有効性は証明され、連邦捜査局 (FBI) や各地方の治安当局でも、こうした犯罪者に対抗するべくトンプソンM1928短機関銃が採用されました。 それと同じモデルがイギリスでは「トミーガン」の名称でコマンドの象徴と言われました。その後米軍でもニカラグアでの使用で実戦での実績も作り、ついに第二次世界大戦の幕開けと共にトンプソン短機関銃は本格的に各国軍に採用されるようになります。
トンプソンM1928A1短機関銃は、米陸軍によってそれまで限定的に調達が行われていたM1928短機関銃を1938年に標準調達品として制式採用したモデルです。 ハンドガードが従来のバーティカル・グリップ付の物からストレート・タイプとなった他、ハンドガード及びストック下部にスリング・スイベルが追加されました。 M1928A1は米国以外にもレンドリース法に基づき各国に供給されました。
その後、トンプソンM1928A1短機関銃の製造コストを下げるために各部を改良したトンプソンM1短機関銃の他、さらに撃針の固定化等の追加改良を加えたM1A1といったモデルも製造されました。 M1A1ではリア・サイトの変形を防止する為、三角形のリア・サイト・ガードが標準装備されるようになりました。また、元々はM1として製造された物の中にも、後にM1A1に準じた改修を受けてA1刻印を追加された個体も存在します。
しかしそもそも基本設計が量産向きとは言えず、既に始まっていた大戦での大量生産の必要性に応えることができず、その後のM3グリースガンにその座を明け渡す事になりました。
このような歴史からギャング映画や戦争映画で目にする有名なサブマシンガンであり、弊社でも人気の高い銃の1つです。

【本個体の説明】
本品のレシーバー左側面にはシリアルNo.S-453339で、 レシーバー左側面には一部刻印が薄くなっていますが、「U.S. MODEL 1928 A1」及び「THOMPSON SUBMACHINE GUN CALIBRE .45 AUTOMATIC CARTRIDGE」の刻印が入っています。 レシーバー右側面の米国のパテント刻印、「AUTO-ORDNANCE」のアドレス刻印はかなり薄くなっており判読が難しくなっています。 レシーバー上面のトンプソンのロゴも輪郭を残して文字部分の判読は難しくなっています。 ロア・レシーバーのシリアルNo.はAO84414となっています。
本品はシリアルがSで始まる事から、サベージ社製であることがわかります。 バレル・フィンがあり、プレス製のLyman (ライマン) 社製の固定型簡易サイトが付いた仕様です。 カッツ・コンペンセーター表面の刻印について薄くなっており判読できない状態です。 セレクターは削り出しタイプ、セーフティーはピンタイプが取り付けられています。 尚、ハンドガード後端にはサベージ製を示す「S」の刻印が見られます。 また、ストックのスリング・スイベルはバット・ストック上面に移設されており、元のスイベル取り付け部は木栓で埋められているなど、英軍で使用されたトンプソンに見られる仕様となっています。
本品は全体に使用感が見受けられ、レシーバーや銃身といった金属部については、全体的に細かな朽ち込み錆痕が見られる他、角部などに仕上げが薄くなり金属の地肌が表れている箇所が見受けられるものの、全体に目立った欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 木製のハンドガード及びバット・ストックは、木部には若干の打ち傷やが見られるものの、概ねしっかりした状態が保たれています。 ハンドガード右面上部に強度に影響のない程度の小さなクラックが見られますが、。 木部の色味に関しては、ハンドガードがグリップやバット・ストックに比べて若干明るめの色合いとなっていますが、大きな違和感のない程度のもので、銃本体との取り付けにガタつきもなくしっかりとしています。 ハンドガードには左側面上部と下面のスイベル金具付近に一部欠けが見られます。 グリップには細かな打ち傷が見られるものの、クラック等は見られず取り付けにガタつきも見られません。 バット・ストックには若干の打ち傷が見られる他、ストック基部金具左右からクラックが見られます。 バット・ストック左側面の根元部には割れ留めと思われるネジが2本打たれています。 バット・ストックの取り付けは、若干の遊びが見られますが十分許容レベルで、着脱もスムーズに行えます。 バット・プレート部は、全体に表面仕上げが落ちて地の金属色となっている他、若干の打ち傷見られるものの、目立った変形等は見られず、ストック内コンパートメントの蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。 マガジンの着脱やリア・サイトの起倒・調整についても問題なく行う事が可能です。 セレクター・レバーの切り替えは加工によりシングルポジションには入らなくなっています。 セーフティ・レバーの切り替えは可能です。
付属のマガジンはSEYMOUR製の30連タイプで、僅かな擦れや表面錆痕等が見れる他、右側面に一カ所打ち傷が見られるものの、全体的に表面仕上げが残った概ねしっかりとした状態が保たれています。 尚、マガジン・スプリングは入っています。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (TK)

【その他の情報】

無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。

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