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価格(税込)
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\308,000 |
商品番号
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【9960】 |
英 名
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DP Light Machinegun, Late Production |
種 類
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軽機関銃、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2025年 秋 |
国 名
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ロシア&ソ連 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,269mm(実測) |
口 径
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7,62mm×54R |
装 弾
数
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47発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【DP 軽機関銃 について】
ヴァシーリー・デグチャレフの主導により開発され、1927年に制式名が与えられて1928年から部隊配備が始まった軽機関銃で、第二次世界大戦を通して使用されました。
作動方式はガス圧利用式で、ロッキング・フラップによる閉鎖機構を備えています。 本銃の使用弾薬である7,62mm×54Rはリムド・カートリッジのため、マガジンは強いアーチを描くバナナ・マガジン形状となりますが、その延長として生まれたと言われる円盤型の47連パン・マガジンが本銃の最大の特徴となっています。 また、銃身から機関部にかけての細身の外観も独特で、銃身の取り外しが難しい初期型と、機関部側面に銃身ロックを設け銃身交換を容易にした後期型があります。
DP軽機関銃のリコイル・スプリングはガス・ピストンの周囲に配置されていましたが、これは長時間の射撃によるリコイル・スプリングの過熱と、それに伴うスプリングの反発力低下を引き起こしました。 この問題を解決するため、後にリコイル・スプリングをレシーバー後方へと移した改良型であるDPM軽機関銃が開発されました。 DPM軽機関銃ではレシーバー後方から伸びるリコイル・スプリング用スリーブによりストックの銃把部分を握って射撃する事が困難となった事から、新たにピストル・グリップがレシーバー下部に追加されました。 その他にも空軍向けのDAや車載型のDT及びDTM、ベルト・リンク式給弾機構を追加して銃身をヘビー・バレル化するなどの改良を行ったRP-46といった派生型が開発され、戦後ソ連以外の社会主義国等でも運用された非常に息の長い機関銃です。
【本個体の説明】
本品のアッパー・レシーバー後部上面にはシリアルNo.930の他、やや薄くなっていますがコブロフ第2工場を示す「砲弾に矢印」の刻印や製造年を示す「1944」の刻印が入っています。 シリアルNo.は、アッパー/ロア・レシーバー、コッキング・ハンドル基部、バット・ストックでマッチしています。 その他、アッパー・ロア・レシーバー右面には「ZA-326」の刻印が入っています。 本品はDP軽機関銃としては後期の生産品で、冷却フィンの省略された銃身が付属しており、バレル・ジャケットに設けられた冷却穴の数が減らされています。 尚、バット・ストックは単材製となっています。
本品の金属部には若干の小傷や擦れ、一部表面仕上げが薄くなっている箇所が見られるものの、その他大きな欠損や破損は見られず、概ね良好な状態が保たれています。 機関部右側面やバット・ストックのスリング・スイベル部には表面仕上げが落ちて地の金属色が露出している箇所が見られるものの、現状大きな錆や腐食は見られません。 木製ストックには、やや打ち傷や線傷が散見されますが、光沢のある仕上げがしっかりと残っています。 スキャント・グリップ部のアッパー・タングとの境目に長さ約4cmほどの古いヒビが見られるものの、現状広がっている様子はなく、銃本体への取り付けにもガタつきは見られません。 傷み易いバット・プレート部分は若干の打ち傷や角の部分の若干の摩耗が見受けられる程度です。 バット・ストック内のオイラー・ブラシについても付属しています。 付属のパン・マガジンについては、小傷や角部に小さな凹みが見られるものの、総じて大きな変形は見られず、全体的に表面仕上げが残った状態が保たれています。 尚、マガジン・スプリングは入っています。 二脚の展開やパン・マガジンの着脱、リア・サイトの調整操作、給弾孔ダスト・カバーの開閉等については問題なく行う事が可能です。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (TK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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