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M1D 狙撃銃 (#5306029、M82 スコープ付) new
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価格(税込)
 \880,000
商品番号
 【9904】
英  名
 M1D Sniper Rifle
種  類
 自動小銃、狙撃銃、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2025年 秋
国  名
 アメリカ合衆国
時  代
 第一次大戦〜第二次大戦、第二次大戦後(1945〜)
全  長
 1,103mm
口  径
 .30-06
装 弾 数
 8発
在 庫 数
 限定1品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【M1D 狙撃銃 について】
M1ガーランド ライフルにスコープを取り付けたスナイパー・モデルです。 ベースとなったM1ライフルは1936年にアメリカ軍に採用された自動小銃で、開発者ジョン・ガーランドの名前を取ってガーランド ライフルと呼ばれました。 M1ライフルの生産は1937年より始まりましたが、量産体制が整ったのは1940年頃からでした。 しかしながら、1945年の大戦終了までに400万挺以上作られ、その後朝鮮戦争で生産を再開し更に200万挺作られました。 特殊な装弾子 (クリップ) を使用するため弾の補充が難しいなどの欠点を指摘されますが、他国が主にボルトアクション式小銃を使用していた時代には画期的な自動小銃でした。
M1C狙撃銃はM1ガーランド小銃のレシーバー左側面に直接スコープ・マウントをネジ止めにより固定しており、装着されるスコープはM81/82と呼ばれるその後のM1DのM84スコープとは異なるタイプが使用されました。 M1C狙撃銃は第二次世界大戦中にSpringfield造兵廠だけで7,971挺製造されましたが、終戦までに実戦部隊へ配備されなかった為、大戦中には戦場における試験 (Battle Test) を行う事ができませんでした。 その後勃発した朝鮮戦争ではM1Cは米陸軍の標準狙撃銃として配備され、朝鮮戦争中に追加で4,796挺が生産され、実戦使用により最大有効射程が600ヤード (約550m) で、450ヤード (約400m) から600ヤード (約550m) の距離でもある程度信頼できる性能がある事が証明されました。 しかしながら、2,5倍のスコープでは600ヤード (550m) の最大有効射程を得るには、マッチ・ターゲット弾を使用しなければ難しかったと言われています。 1950年代には、M1Cの後継狙撃銃としてM1Dが開発され、M1Cが抱えていたスコープ・マウントの取り付け方法に関する問題が解決されました。 M1DはM1Cに比べ生産数が多く、21,380挺生産されたと記録されています。 M1C狙撃銃は1960年中頃のベトナム戦争勃発時まで制式狙撃銃として使用されました。 また、米国海兵隊ではM1Cに独自のStith-Kollmorgen社製の4倍スコープであるModel 4XD-USMCスコープを標準装備し、1951年に制式採用しました。 この海兵隊モデルは、USMC 1952狙撃銃もしくはMC52狙撃銃としても知られています。 このMC52狙撃銃は朝鮮戦争 (1951-53年) では極限られた挺数が使用されただけでしたが、ベトナム戦争の初期まで米海兵隊の装備として残されました。 M1CとM1Dはベトナム戦争でその任務を終え、海兵隊ではレミントンM40を採用し、その後陸軍もM14の狙撃銃モデルであるM21狙撃銃を採用しました。 (KK)

【本個体の説明】
本品はスプリングフィールド造兵廠製で、レシーバー後端上面にはシリアルNo.の他、「U.S. RIFLE CAL. .30 M1」のモデル名刻印及び「SPRINGFIELD ARMORY」のメーカー刻印が入っています。 本品はシリアルNo.から1954年頃に製造された個体である事が窺えます。 トリガー・ハウジングは左側面の穴がクローバー型となった後期タイプのスプリングフィールド造兵廠戦中生産品で「D28290-14-SA」の刻印が入っており、ボルトは「D28287 J1」の刻印が入った大戦中のスプリングフィールド造兵廠製、オペレーティング・ロッドは「D35382 SA」の刻印が入った戦後のスプリングフィールド造兵廠製で、トリガー・ガードは削り出し製となっています。 ガス・シリンダーはワイド・ベース・タイプ、ガス・シリンダー・ロックは上部に膨らみのある戦後型、ガス・シリンダー・ロック・スクリューは溝が十字のポペット・タイプが付いています。 リア・サイトについては、T105と呼ばれる戦後タイプで、エレベーション・ノブは戦後製、ウィンデージ・ノブについても「DRC」の刻印が入ったDruge Brothers Manufacturing社製の戦後型となっています。 銃床の銃把前部には米軍の「P」のプルーフ刻印が確認出来ます。
本品の銃身や機関部といった金属部は、やや打ち傷や擦れ、経年による褪色の他、一部表面錆痕が見受けられます。 レシーバーは一度切断された物を再生した品で、レシーバー中間部周辺やクリップ・ラッチにやや表面の荒れや一部仕上げが落ちて金属の地肌が表れている箇所が見られます。 木製銃床やハンドガードについても、やや打ち傷や線傷が見られる他、ハンドガードに一部ヘアライン・クラックや古い補修痕が見受けられますが、強度的には概ねしっかりとした状態が保たれています。 バット・プレート部については、全体に仕上げが薄くなり、やや打ち傷や時代錆は見られるものの、目立った変形等は見られません。 銃床とバット・プレートんぽ間にはやや隙間が見られるものの、バット・プレートの銃床への取り付けについてはがたつきもなくしっかりとしています。 ストック内コンパートメントの蓋の開閉やリア・サイトのウィンデージ及びエレベーション調整については問題なく行う事が可能です。 セーフティの切り替えについても可能ですが、トリガーとの連動はありません。
付属のスコープはM82 スコープで、チューブ部分に「TELESCOPE M82 SERIAL NO.34681 STOCK NO. 84374」の刻印が入っています。 その他、スコープのチューブにC7674029、エレベーション/ウィンデージ・ノブの基部に7634671、ウィンデージ/エレベーション・ノブ・カバーに7575180の番号が打刻されています。 スコープの外装にはやや小傷や経年による褪色、一部表面錆痕が見られ、視野内にはやや曇りや若干の黴が見られますが、レティクルははっきりと確認出来ます。 各調整ノブのクリック感もしっかりと残っています。 ラバー・アイ・ピースについては、細かなヒビが見られるものの、大きな欠損もなく、概ね良好な状態が保たれています。 銃本体のマウントへのスコープの着脱についても問題なく行う事が可能です。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (KK)

【その他の情報】

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