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PTRS 1941 対戦車ライフル (#MK162) new
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価格(税込)
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商品番号
 【9893】
英  名
 PTRS 1941 Anti-Tank Rifle
種  類
 対戦車ライフル、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2025年 秋
国  名
 ロシア&ソ連
時  代
 第一次大戦〜第二次大戦
全  長
 2,134mm
口  径
 14,5mm×114
装 弾 数
 5発
在 庫 数
 お客様ご連絡中
画像について
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コメント
 【PTRS 1941 対戦車ライフル について】
PTRS 1941は、セルゲイ・ガヴリロヴィチ・シモノフが1938年から1939年にかけて設計し、独ソ戦開始後の1941年にソ連で量産・実戦配備された半自動式対戦車ライフルです。 口径は14,5mm×114で、5発のエンブロック・クリップを用いる内蔵式弾倉を備えます。 本銃は同時期のPTRD 1941と並ぶ代表的な対戦車ライフルとして東部戦線で運用されました。
両大戦間期のソ連では、対戦車用徹甲弾の研究が進み、従来の12,7mm×108弾では貫徹力が不足すると判断されたため、14,5mm×114の新弾薬が採用されました。 1941年の対戦車火砲の大量損失を受け、歩兵が携行できる暫定的対装甲火力の整備が急務となり、デグチャレフとシモノフに対戦車銃の開発が命じられました。 シモノフは、それまでに手掛けていた自動装填小銃の機構を拡大し、本銃を完成させました。
作動方式はショート・ストローク・ガスピストンによる半自動式で、ガス・システムは銃身上に配置され、ティルティング・ボルト方式の閉鎖機構を備えています。 弾倉はレバー操作で前下方にスイングして開き、5連発のエンブロック・クリップを下方から挿入して閉鎖する構造となっています。 最終弾の発射後にはボルトが後退状態で保持され、再装填を容易に行う事が可能です。 14,5mm×114の徹甲弾は初速約1,000m/sで発射され、100mで最大40mmの均質装甲板を貫通し得る性能が示されました。 反動低減のため大型のマズル・ブレーキと肩当て部のパッドを備える他、二脚とキャリング・ハンドルも備えています。
実戦では、軽装甲目標や至近距離での戦車の側背面に対して有効性が確認され、歩兵部隊では複数挺を班単位で集中運用する戦術が採用されました。 ドイツ軍に鹵獲された個体は14,5mm PzB 784(r)として再使用されました。 また、対戦車用途だけでなく、非装甲車両、火点、遮蔽物背後への射撃といった対物・制圧任務にも用いられました。 戦後も一部は朝鮮戦争などで使用が確認されています。
本銃の派生・発展としては、1943年にシモノフが PTRSの機構を縮小した設計思想に基づき、新設計の7,62mm×39弾に合わせたSKS カービンを完成させました。 これにより、PTRSで確立されたガス圧作動・ティルティング・ボルト式閉鎖機構の系譜は、歩兵小銃の分野にも受け継がれました。
総じて、PTRS 1941は、戦時要求から生まれた半自動対戦車ライフルとして、14,5mm×114弾の大きな貫徹力と歩兵携行性を両立させた装備でした。 装甲の重厚化に伴い対戦車兵器の主力としての地位は移りましたが、対物火力としての有用性と、その機構が後年の小銃開発に与えた影響は小さくないものです。

【本個体の説明】
本品のシリアルNo.はMK162で、シリアルNo.はレシーバー、ボルト・キャリア、レシーバー・カバー、銃身、トリガー・ガード、弾倉底板、二脚基部でマッチしています。
本品の銃身や機関部といった金属部は、やや小傷や擦れ、経年による褪色の他、一部時代錆や表面錆痕が見られるものの、目立った欠損等は見受けられません。 木製のバット・ストックやキャリング・ハンドルについても、やや打ち傷や線傷は見られるものの、大きな破損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 キャンバス製のパッドについても、やや汚れが見られるものの、現状目立った破れ等は見受けられません。 リア・サイトの調整や弾倉底板の開閉、二脚の展開/折り畳み操作については問題なく行う事が可能です。
第二次世界大戦後は対戦車ライフル自体の需要が無くなり、現存数が極めて少ないカテゴリーの銃です。 世界的なコレクター市場でも滅多に出物が無い品です。 トリガーテンションの有る、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (KK)

【その他の情報】

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