 |
|
|
|
 |
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
|
\770,000 |
商品番号
|
【9852】 |
英 名
|
Caliber .30 US M1A1 Carbine |
種 類
|
自動小銃、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2025年 夏 |
国 名
|
アメリカ合衆国 |
時 代
|
第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
|
907mm(640mm) |
口 径
|
.30in |
装 弾
数
|
15/30発 |
在 庫
数
|
限定1品 |
画像について
|
画像は現物です。 |
コメント
|
【M1A1 カービン について】
M1 カービンは、1941年米軍に警備用及び下士官用の軽量な自衛用火器として採用されました。 開発はウィンチェスター社で行われましたが、大戦中には他に8社が製造に加わりました。 M1 カービンはそのコンパクトなサイズから、シャーマン戦車やハーフトラック等の車両にも多くが装備されていました。
M1 カービンが登場した当時は、まだまだフル・サイズのライフル弾が全盛の時代であった事から、当初は威力不足を指摘されました。 しかしながら、軽量で士官や警備が使用する場合、拳銃よりも射程と威力が有り、射撃そのものの負担も少なかったため、広く使われる事となりました。 M1 カービンには後の時代の自動小銃に通じる要素も見られる事から、当時としては先進的な銃であったとも言えるでしょう。
1943年以降、着剣装置の追加、フリップ・サイトからアジャスタブル・サイト、プッシュ式から回転式セーフティなど追加改良が加えられました。また生産性の向上を目指し、部品の一部にプレス加工が用いられた製品も作られました。
中でもM1A1 カービンは、1941年にアメリカ軍に採用されたM1 カービンの空挺隊用の折り畳みストック・タイプで、銃自体のスペックはオリジナルのM1 カービンと全く同じです。 ただし生産数は通常のカービンに比べはるかに少なく大変希少なものとなっており、且つ人気が高いため、非常に手に入りにくい銃の1つとなっています。
【本個体の説明】
本品はオリジナルのM1A1 カービン用の折り畳みタイプのワイヤー・ストックが付いた品です。 本品のストックについてはLow Woodタイプで、グリップ部分は後期のSlim Jimと呼ばれる細身タイプとなっており、グリップ前面には「P」刻印が入っています。 また、フロント・バンドは着剣ラグのないType Iと呼ばれるタイプが付いています。 その他、ボルトはフラット・タイプで、リア・サイトはフリップ・タイプ、セーフティはプッシュ・タイプ、トリガー・ガードは削り出し、ハンドガードは2リベットのワイド・グルーブ・タイプが取り付けられています。 折り畳みストックの革製チーク・ピースのリベットは真鍮製となっています。 本品の機関部についてはInland社製となっており、機関部後部上面には「INLAND DIV.」のメーカー刻印に加えてシリアルNo.215398が打刻されています。 その他、薬室上面に「U.S.CARBINE CAL .30 M1」のモデル名刻印が入っています。 銃身先端には1942年Inland社製を示す刻印が確認出来ます。 また、ストック、グリップ、ハンドガードには分解した際に確認出来る位置にそれぞれInland製を示す「IO」の打刻が見られます。
本品の金属部は適度な使用感が見受けられ、角部を中心に若干の打ち傷や一部仕上げが薄くなっている箇所が見受けられますが、大きな欠損等は見られず、大部分でパーカー仕上げの残った状態が保たれています。 木部についてはやや打ち傷や線傷が見受けられる他、ストックを折り畳んだ際にバット・プレートが当たる部分にやや傷が目立ちますが、大きな破損等は見られず、概ね良好な状態が保たれています。 ストック右面後方のリコイル・プレートとの境目に隙間が生じている箇所、角部に削れが見られるものの、その他大きな欠損等は見られません。 グリップ左面後部に表面的な欠けが一部見られますが、それほど気にならないレベルのものです。 特徴的な折り畳み式ワイヤー・ストックについても、折り畳み操作については問題なく、展開時のがたつきも殆ど見られません。 バット・プレート部分のスプリングはテンションが弱っており、バット・プレートの展開には手で補助する必要があります。 傷み易いチーク・ピースの革部分については、上面部分に長さ約5.5cmほどの亀裂が見らえるものの、欠損している箇所はなく大部分で革生地が残っています。また革部分は真鍮製のリベットで固定され7/4の刻印が見られるので、リビルドと思われます。 アッパー・ハンドガードの取り付けには横方向にややガタつきが見られますが、十分許容範囲内と思われます。 マガジンの着脱やリア・サイト及びセーフティ・ボタンの切り替えについては問題なく行う事が可能で、セーフティを安全位置に合わせるとトリガーがロックされます。 付属のマガジンについては、若干の小傷や擦れは見られるものの、大きな凹みや変形等は見られず、オリジナルのブルー仕上げも良好に残っています。 マガジン・スプリングは入っています。 トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (TK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
|
|
|
 |
|
|
 |
|
 |
|
 |
|  |