 |
|
|
|
 |
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
|
\330,000 |
商品番号
|
【9804】 |
英 名
|
Gew.98 Infantry Rifle |
種 類
|
ボルト・アクション、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2025年 春 |
国 名
|
帝政ドイツ / ドイツ |
時 代
|
第一次大戦前(〜1914)、第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
|
1,250mm |
口 径
|
7,92mm×57 |
装 弾
数
|
5発 |
在 庫
数
|
限定1品 |
画像について
|
画像は現物です。 |
コメント
|
【Gew.98 歩兵銃 について】
Gew.88小銃の後継として1898年にドイツ帝国陸軍制式となったボルト・アクション・ライフルで、第一次世界大戦時のドイツ軍主力小銃です。
Gew.98小銃はそれ以前のモーゼル式ボルト・アクション機構と異なり、メインのロッキング・ラグ2箇所に加えて、ボルト後部側面にそれらが破損した際のバックアップとして機能するラグが1箇所追加されており、安全性が高められています。 また、エキストラクターが弾倉内から出た直後の薬莢のリムと噛み合って薬室に装填後、排莢の直前まで保持し続けるコントロールド・フィードと呼ばれる方式で給弾が行われるのも特徴です。 ボルト後端には3ポジションのセーフティ・キャッチ・レバーが装備されており、コッキング状態でレバーを操作する事により、撃針及びボルトの固定/解除を切り替える事が可能です。
本銃をもってモーゼル式のボルト・アクション機構が完成し、Kar.98k小銃等その後のドイツ軍用小銃の原型となりました。 (KK)
【本個体の説明】
本品は1917年モーゼル社製で、薬室上部には一部薄くなっていますが「WAFFENFABRIK MAUSER A.-G. OBERNDORF A/N.」のメーカー刻印に加えて、製造年を示す1917の刻印が見られます。 また、機関部左側面には「Gew.98」のモデル名刻印が入っています。 薬室左側面には1918年まで帝政ドイツのプロイセンで使用されていた鷲のプルーフ刻印 (Beschußstempel)、薬室右側面には軍の受領刻印 (Abnahmestempel) が3箇所入っています。 機関部のシリアルNo.は612となっています。 その他の部分のシリアルNo.は、リア・サイトが65、トリガー・ガードが1921、ボルト・ストップが73、マガジン・ボトム・プレートが76、バット・プレートが4516となっています。 本品は第三国で再使用された品と思われ、銃身基部上面にはインド数字と思われる刻印が打刻されており、銃把上面には星形の刻印が確認出来ます。
本品の銃身や機関部といった金属部は、全体にやや打ち傷や擦れ、経年による褪色が見受けられる他、一部に表面錆痕が見受けられますが、目立った破損や欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 ボルトは時代錆や若干の朽ち込み等が見受けられます。 木製銃床については、全体に仕上げ直しが施され、やや打ち傷や線傷、若干の欠けの他、マガジン・ボトム・プレート周辺に若干の痩せが見られますが、大きな破損や欠損等は見受けられず、各部の取り付けもがたつきもなくしっかりとしています。 バット・ストック右側面の後端に一部3,5cm程度のひびが見られるものの、強度的にはしっかりとした状態が保たれています。 バット・プレートは若干の表面錆や打ち傷は見られるものの、現状大きな変形は見られず、銃床への取り付けもがたつきもなくしっかりとしています。 リア・サイトの調整やマガジン・ボトム・プレートの着脱については問題なく行う事が可能です。 尚、マガジン・フォロワー及びスプリングは入っていません。 クリーニング・ロッドが付属いたします。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
|
|
|
 |
|
|
 |
|
 |
|
 |
|  |