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ビッカース クラス K (G.O. No.1 Mk I) 機関銃 (#11397) |
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価格(税込)
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\1,870,000 |
商品番号
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【9799】 |
英 名
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Vickers Class K (G.O. No.1 Mk I) Machinegun |
種 類
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軽機関銃、車載機関銃、航空機関銃、東京店在庫品、無可動実銃新入荷品 2025年5月 |
国 名
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イギリス |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,005mm(実測) |
口 径
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.303in |
装 弾
数
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100発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ビッカース クラス K (G.O. No.1 Mk I) 機関銃 について】
ビッカース クラス K 機関銃は、1928年に英国のビッカース・アームストロング社によって軍用機の防御火器として開発された航空機関銃です。
作動方式はロング・ストローク・ピストンを用いたガス圧利用式で、ガス・シリンダーは銃身下部に配置されており、ティルティング・ボルト方式の閉鎖機構を備えています。 射撃はオープン・ボルト位置から行われ、射撃機能はフル・オートマチック射撃のみとなっており、給弾は本体上部に装着される100連パン・マガジンから行われました。 レシーバー後部にはスペード・グリップを備えていました。
本銃の設計は、フランスのアンドレ・ベルチェーの特許に基づいており、ビッカース社は本銃と並行してビッカース・バーシェー 軽機関銃も開発していました。 ビッカース クラス K 機関銃は、1934年頃に英国空軍 (RAF) に採用され、手動式の銃架に搭載されて英空軍の複数種の軍用機に取り付けられた他、輸出も行われました。 本銃はビッカース社において「ビッカース クラスK」の製品名で呼称されましたが、英空軍での運用時には「ビッカース ガス・オペレーテッド マシンガン」または「ビッカース G.O. (VGO)」と呼称されました。
航空機の性能が急速に進歩する中で、1940〜41年頃にはビッカース K 機関銃は時代遅れとなり、バトル・オブ・ブリテンの後、英空軍はベルト給弾式のブローニング機関銃による更新を開始しました。 その結果、多数のビッカース K 機関銃が余剰となり、それらは空軍基地防衛用として英空軍の地上部隊に配備され、様々な即席の対空銃架に設置されました。 また、英空軍のコマンド部隊であるSAS (Special Air Service) が設立されると、SASもビッカース K 機関銃を多数入手し、ジープに即席の単装または連装銃架を用いて装備しました。 また、ビッカース K 機関銃は信頼性と高い発射速度が好まれ、北アフリカでドイツ軍と戦った長距離砂漠挺身隊 LRDG (Long Range Desert Group) 等の他の英国コマンド部隊のジープやトラックにも搭載されて使用されました。
1943年頃から、英空軍は基地防衛部隊向けとして、オリジナルの航空機関銃バージョンであるビッカース G.O. No.1 Mk Iを改造した地上用バージョンであるビッカース G.O. No.2 Mk Iを調達しました。 ビッカース G.O. No.2 Mk Iでは、オリジナルのG.O. No.1 Mk Iとは異なり、スパード・グリップが短い木製ストックに置き換えられ、レシーバー下部にはトリガーを備えたピストル・グリップが追加されていました。 また、レシーバー前方の下部には、短いフォア・エンドもしくは折り畳み式のキャリング・ハンドルが追加され、ガス・ブロックには折り畳み式の二脚を備えた品も存在します。 リア・サイトは折り畳み式となり、レシーバー後部上面に取り付けられました。 ビッカース G.O. No.2 Mk Iの一部は、1944年から1945年にかけてヨーロッパで活動した英国コマンド部隊や偵察部隊にも供給されました。
【本個体の説明】
本品のレシーバー後部右側面にはやや見え難いものの、「VICKERS G.O. MARK I」のモデル名に加えて、シリアルNo.11397が打刻されています。 また、各部にビッカース・アームストロング社を示す「VAC」の刻印やブロード・アロー刻印が確認出来ます。
本品の金属部はやや経年による褪色や時代錆、表面錆痕が見受けられますが、大きな欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 木製のグリップ・パネルについては、オリジナルの木製グリップ及び樹脂製の精巧復刻品が付属いたします。 オリジナルの木製グリップには一部に欠けが見受けられます。 尚、前後サイトは付属いたしません。 マガジンの着脱については問題なく行う事が可能です。 付属のマガジンについては、やや仕上げの剥落や一部に表面錆痕が見られ、マガジン上部のストラップに欠品が見られますが、現状大きな変形等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 尚、マガジンは一部が固定されています。
ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
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