 |
|
|
|
 |
US レミントン ニューモデル アーミー リボルバー 後期生産型(登録証付、剣片喰紋 軍賄役二十八号、#112227) |
 |
 |
 |
|
 |
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
|
\4,180,000 |
商品番号
|
【9761】 |
英 名
|
US Remington New Model Army Revolver, Late Model |
種 類
|
古式銃(登録証付)、東京店在庫品、松本零士先生旧蔵品 |
国 名
|
アメリカ合衆国 |
時 代
|
第一次大戦前(〜1914) |
全 長
|
352mm |
口 径
|
11mm |
装 弾
数
|
6発 |
在 庫
数
|
限定1品 |
画像について
|
画像は現物です。 |
コメント
|
【レミントン ニューモデル アーミー リボルバー について】
レミントン ニューモデル アーミー リボルバーはE. Remington and Sons社 (現在のレミントン・アームズ社) で製造されました。 南北戦争 (1861年-1865年) では同じシングル・アクションのパーカッション・リボルバーであるコルト M1851と共に主要拳銃として使用されました。 南北戦争時当初はコルト製の拳銃が多く供給されていましたが、1864年のコルト社工場火災以後はレミントン製リボルバーの北軍への供給量が最も多くなりました。 レミントン ニューモデルはコルト製の物よりも耐久性に優れていた他、素早いリロードが可能でした。 製造されたモデルの内、.44口径で銃身長が8インチのモデルがアーミー、.36口径で銃身長が7.42インチのモデルがネービーと呼ばれました。 一見しただけでは、アーミーとネービーの区別は殆ど付かないほど、大きさに差がありません。
コルト社のパーカッション・リボルバーでは、銃身部分とフレーム部分がシリンダーを挟むように前後に分解出来る構造となっていましたが、レミントン M1858はシリンダーをまたいでフレームが一体になったソリッド・フレームで、銃身はフレームに容易には取り外せないようにネジ込み式となっていました。 この構造は現用銃と同様で、ソリッド・フレームの耐久性はコルト社製に比べ優れており、精度も良く好評でした。 もう一つの特徴は銃身下部のローディング・レバーの形状が長い三角形になっている事です。 この特徴的なレバーを下方に引き倒すとシリンダー軸が前方を引き出す事が可能となり、シリンダーを迅速に取り外せました。 この動作は当時のどのパーカッション・リボルバーよりも容易で、装填済みの予備シリンダーと交換する事によって、素早く射撃を再開できるようになっていました。 また、ローディング・レバーが三角形の為、ホルスターに収める時も引っ掛かる恐れがない点で優れていました。
レミントン ニューモデル アーミー リボルバーには一見しただけでは判らない細かいバリエーションがあります。 外観の形状は基本的には変わらないものの、銃身上面の刻印によって前期と後期の二種類があります。 前期型ではパテント刻印、レミントン社のアドレス刻印、「NEW-MODEL」の刻印が二行にわたって打刻されていましたが、後期型では「NEW-MODEL」の刻印が三行目に分けて打刻されるようになりました。
【本個体の説明】
本品は銃身上面に「PATENTED SEPT. 14, 1858」のパテント刻印や「E. REMINGTON & SONS. ILION. NEW YORK. U.S.A.」のレミントンのメーカー・アドレス刻印に加えて、「NEW-MODEL」のモデル名刻印が三行にわたって打刻された後期型です。 本品のグリップを外したグリップ・フレーム左側面と銃身下部にはマッチした「112227」のシリアルNo.が入っており、シリンダー後部にも本体とマッチしたシリアルNo.2227が打刻されています。 その他、銃身後部の左側面に「W」、フレーム左側面及びシリンダーに「C」、銃身下部に「T」、トリガー・ガードに「J」、ローディング・レバー及びシリンダーに「G」の刻印が入っています。 グリップ左側面には、米国陸軍のインスペクター花押とも呼べる、イニシャルが入った刻印 (Cartouche=カートゥーシュ) が打刻されています。 本品には横長の長方形の中に「GP」と刻印されており、1862-1875年の間に米国陸軍兵器廠の検査官であったGiles Porterが検査した事を示しています (「GP」はGiles Porterのイニシャルです)。
本品は全体に適度な時代が付いた良い雰囲気となっており、銃身やフレーム、シリンダーといった金属部は、やや経年による褪色や若干の時代錆及び表面錆が見られるものの、目立った欠損等は見られず、古式銃としては比較的良好な状態が保たれています。 尚、銃身下部やフレームには一部オリジナルの仕上げも残っています。 真鍮製のトリガー・ガードについては僅かに磨かれていますが、違和感は殆ど感じられず、若干の打ち傷は見られるものの、現状目立った腐食や変形等は見られません。 木製グリップについては良好な状態が保たれており、僅かに打ち傷が散見されるものの、目立った破損等は見られず、グリップ・フレームへの取り付けについてもがたつき等は見られません。 グリップ右側面には「丸に剣片喰紋」の家紋の他、「軍賄役 二十八號」の刻印が入っています。 軍賄役とは食糧や物資の調達・管理を担当する役職であると考えられます。 ローディング・レバーは左右に僅かに遊びが見られますが、操作については問題なく、前方に戻した際のキャッチもしっかりと掛かります。
作動については完全で、ハンマーのハーフ/フル・コックはしっかりと掛かり、シリンダーも正常に回転します。 フル・コック位置でトリガーを引くと、ハンマーがスムーズに落ちます。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、錆等も少なく、ライフリングも深くはっきりと確認出来ます。 シリンダーのパーカッション・ニップルについては、現状目立った欠けや変形等は見られず、良好な状態が保たれています。
本品は漫画家の松本零士先生のコレクションの中の一挺です。 (KK)
【登録証情報】
(種別: 管打ち式銃砲、全長: 35.2cm、銃身長:20.3cm、口径:1.1cm、銘文: 紋(剣かたばみ)軍賄役二十八号)
【その他の情報】
昭和62年10月15日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 漫画家の松本零士先生の旧蔵品です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
|
|
|
 |
|
|
 |
|
 |
|
 |
|  |