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US コルト M1861 ネービー リボルバー (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#19240)  
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価格(税込)
 \2,970,000
商品番号
 【9744】
英  名
 Colt M1861 Navy Revolver
種  類
 古式銃(登録証付)、東京店在庫品、松本零士先生旧蔵品
国  名
 アメリカ合衆国
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 350mm
口  径
 10mm
装 弾 数
 6発
在 庫 数
 限定1品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【コルト M1861 ネービー リボルバー について】
サミュエル・コルト社 (Samuel Colt、現在のColt Firearms社) で1861年頃から1873年頃まで製造された、管打ち式のシングル・アクション・リボルバーです。
本銃は.36口径のコルト M1851 ネービー リボルバーの後継モデルで、銃身がM1860 アーミー リボルバーと同様の流線形のラウンド・バレルとなり、ローディング・レバーもM1860 アーミー リボルバーと同様の回転軸のネジが不要な "Creeping Lever" と呼ばれるタイプとなっている以外は、従来のM1851 ネービー リボルバーと同等のスペックとなっています。 このローディング・レバーは当時コルト社の製造監督であったElijah King Rootによりデザインされたものです。 コルト M1861 ネービー リボルバーは、全て7 1/2インチ銃身となっており、銃身長の正式なバリエーションは存在しません。 トリガー・ガードは基本的に大型の真鍮製ですが、大型の鉄製トリガー・ガードもごく少数ながら存在します。 バック・ストラップについても大半は真鍮製ですが、こちらもごく少数ながら鉄製の物が確認されています。 尚、M1861 ネービー リボルバーの発売当初、シリンダー表面に肉抜きの溝が設けられたフルーテッド・シリンダーのタイプと溝のないラウンド・シリンダーの2種類が同時に製造されたと考えられていますが、フルーテッド・シリンダーの生産数は約100挺程に留まり、現存数は非常に少なくなっています。 ラウンド・シリンダーのシリンダー表面には、M1851 ネービー リボルバーと同様に、1843年のカンペチェ海戦 (Naval Battle of Campeche) でテキサス海軍がメキシコ海軍を破る場面がエングレービングされており、M1851 ネービー リボルバーとM1861 ネービー リボルバーの間でシリンダーの互換性があります。 尚、大半のM1861 ネービー リボルバーでは、フレーム右側面のキャップ・カットアウトと呼ばれる切り欠きにキャップ・グルーブと呼ばれるパーカッション・ニップルの装着を容易にする為の溝が設けられていますが、フルーテッド・シリンダーの個体及びごく一部のラウンド・シリンダーの個体はキャップ・グルーブを備えていません。 また、ごく少数 (約100挺程度) ではあるものの、M1860 アーミー リボルバーと同様に、M1861 ネービー リボルバーにも着脱式のストック用の切り欠きを備えた個体も製造されました。
コルトM1861 ネービー リボルバーは、合計38,843挺が生産され、その内約28,000が南北戦争中 (1861年-1865年) に生産されました。 本銃は南北戦争中、合衆国陸軍及び海軍により調達・使用されましたが、調達数については文献によりばらつきが見られます。 また、イリノイ州やコネチカット州等の州民兵も相当数のM1861 ネービーを調達したと言われています。 (KK Updated)

【本個体の説明】
本品のシリアルNo.は19240で、シリアルNo.から1864年 (文久3年-元治元年) に製造された品である事が判ります。 シリンダーはラウンド・シリンダーとなっており、トリガー・ガード及びバック・ストラップは真鍮製、フレームはストック用の切り欠きのないスタンダードなタイプとなっています。 銃身上面には一部薄くなって判読が難しいものの、「- ADDRESS COL. SAML COLT NEW-YORK U.S. AMERICA -」のメーカー・アドレス刻印が一行で入っています。 本品のシリアルNo.は、銃身、フレーム、トリガー・ガード、バック・ストラップ、シリンダー、シリンダー軸、バレル・ウェッジが(19)240でマッチしています。 シリンダー表面のカンペチェ海戦 (Naval Battle of Campeche) の場面のロール・エングレービングについては、全体に薄くなり、ほぼ確認出来なくなっています。 シリンダーのパテント刻印についても一部薄くなり見え難くなっていますが、シリアルNo.刻印については比較的はっきりと確認出来ます。 フレーム左側面の「COLTS PATENT」の刻印やトリガー・ガード基部左側面の「36 CAL」の刻印については、比較的はっきりと残っています。
本品は全体に時代が付いたコンディションとなっており、銃身やフレーム、シリンダーといった鉄部は打ち傷や時代錆の他、一部に朽ち込み痕が見受けられます。 真鍮製のトリガー・ガードやバック・ストラップは磨かれた状態となっており、やや打ち傷が見られます。 木製グリップについても使い込まれたコンディションとなっており、やや打ち傷や角の部分の若干の欠け及び摩耗が見られるものの、グリップ・フレームへの取り付けはがたつきもなくしっかりとしています。
作動については完全で、ハンマーのハーフ/フル・コックはしっかりと掛かり、シリンダーも正常に回転します。 フル・コック位置でトリガーを引くと、ハンマーがスムーズに落ちます。 コルト系リボルバーの持病とも言える、銃身とフレームの取り付けのがたつきについては、現状殆ど見られません。 また、シリンダーの前後の遊びについても十分許容レベルです。 ローディング・レバーは左右にやや遊びが見られるものの、機能については問題なく、前方に折り畳んだ際のキャッチもしっかりと掛かります。 シリンダーのパーカッション・ニップルはやや時代錆が見受けられ、一部僅かな変形が見られるものの、大きな欠けは見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。

【壬申刻印について】
本品のバック・ストラップには、「壬申一四六八 武庫司」の壬申刻印が入っています。 「壬申刻印」とは古式銃の一種の戸籍番号に相当します。
明治4年に明治陸軍は主力小銃の統一化を図る為、旧藩に残る銃砲の種類、挺数の把握が急務となりました。 翌明治5年 (1872年、壬申) 1月から、太政官布告第28号第五則の「銃砲取締規則」によって、私蔵されていた銃砲の「我が国初の管理統制」が始まりました。 廃藩時に旧藩は旧家臣に軍用銃を下付した事例が多く見られ、旧士族の家には一挺の軍用銃があったとも言われています。 それらの銃はその後市中に大量に出回り私蔵されていました。 銃砲取締規則ではこれらの私蔵されていた銃砲について、管轄庁 (東京と大阪は武庫司) に持参して改刻印式によって番号、官印を受ける (これが明治5年度であれば壬申刻印と番号) 事が義務付けられました。 同時に管轄庁は同人名と番号を管轄鎮台に届け出て、鎮台より武庫司にそれらが提出される仕組みになっていました。 この調査は明治20年代頃まで銃砲調査が行われましたが、明治5年 (1872年=壬申) の調査が最も大々的に行われ、今日この種類の刻印の内90-95%が壬申の年に行われた事から、古式銃に打たれた漢字の刻印をまとめて「壬申刻印」と呼ばれています。 本品は「壬申一四六八 武庫司」の刻印が入っている事から、明治5年に東京もしくは大阪の武庫司に届け出が行われた品である事が判ります。

本品は漫画家の松本零士先生のコレクションの中の一挺です。 (KK)

【登録証情報】
(種別: 管打ち式銃砲、全長: 35.0cm、銃身長19.0cm、口径:1.0cm、銘文: COLTS PATENT)

【その他の情報】
平成8年3月12日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 漫画家の松本零士先生の旧蔵品です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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