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US レミントン ニューモデル アーミー リボルバー後期生産型 (登録証付、象牙グリップ、#87562) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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\4,290,000 |
商品番号
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【9740】 |
英 名
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US Remington New Model Army Revolver, Late Model |
種 類
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古式銃(登録証付)、東京店在庫品、✕、松本零士先生旧蔵品 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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348mm |
口 径
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10,2mm |
装 弾
数
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6発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【レミントン ニューモデル アーミー リボルバー について】
レミントン ニューモデル アーミー リボルバーはE. Remington and Sons社 (現在のレミントン・アームズ社) で製造されました。 南北戦争 (1861年-1865年) では同じシングル・アクションのパーカッション・リボルバーであるコルト M1851と共に主要拳銃として使用されました。 南北戦争時当初はコルト製の拳銃が多く供給されていましたが、1864年のコルト社工場火災以後はレミントン製リボルバーの北軍への供給量が最も多くなりました。 レミントン ニューモデルはコルト製の物よりも耐久性に優れていた他、素早いリロードが可能でした。 製造されたモデルの内、.44口径で銃身長が8インチのモデルがアーミー、.36口径で銃身長が7.42インチのモデルがネービーと呼ばれました。 一見しただけでは、アーミーとネービーの区別は殆ど付かないほど、大きさに差がありません。
コルト社のパーカッション・リボルバーでは、銃身部分とフレーム部分がシリンダーを挟むように前後に分解出来る構造となっていましたが、レミントン M1858はシリンダーをまたいでフレームが一体になったソリッド・フレームで、銃身はフレームに容易には取り外せないようにネジ込み式となっていました。 この構造は現用銃と同様で、ソリッド・フレームの耐久性はコルト社製に比べ優れており、精度も良く好評でした。 もう一つの特徴は銃身下部のローディング・レバーの形状が長い三角形になっている事です。 この特徴的なレバーを下方に引き倒すとシリンダー軸が前方を引き出す事が可能となり、シリンダーを迅速に取り外せました。 この動作は当時のどのパーカッション・リボルバーよりも容易で、装填済みの予備シリンダーと交換する事によって、素早く射撃を再開できるようになっていました。 また、ローディング・レバーが三角形の為、ホルスターに収める時も引っ掛かる恐れがない点で優れていました。
レミントン ニューモデル アーミー リボルバーには一見しただけでは判らない細かいバリエーションがあります。 外観の形状は基本的には変わらないものの、銃身上面の刻印によって前期と後期の二種類があります。 前期型ではパテント刻印、レミントン社のアドレス刻印、「NEW-MODEL」の刻印が二行にわたって打刻されていましたが、後期型では「NEW-MODEL」の刻印が三行目に分けて打刻されるようになりました。
【本個体の説明】
本品は銃身上面に「PATENTED SEPT. 14, 1858」のパテント刻印や、一部薄くなっていますが「E. REMINGTON & SONS. ILION. NEW YORK. U.S.A.」のレミントンのメーカー・アドレス刻印に加えて、「NEW-MODEL」のモデル名刻印が三行にわたって打刻された後期型です。 本品のグリップを外したグリップ・フレーム左側面と銃身下部にはマッチした87562のシリアルNo.が入っており、シリンダー後部にも本体とマッチしたシリアルNo.7652が打刻されています。 その他、銃身後部の左側面及びフレーム左側面に「W」、銃身基部右側面やフレーム右側面、シリンダーに「J」、銃身下部に「T」、トリガー・ガードに「P」、ローディング・レバーに「F」の刻印が入っています。 本品には象牙製のグリップが取り付けられています。
本品の銃身やフレーム、シリンダーといった鉄部には、若干の打ち傷や経年による褪色の他、一部時代錆や表面錆痕が見られるものの、目立った欠損等は見られず、フレームにはオリジナルのブルー仕上げも一部残っています。 真鍮製のトリガー・ガードは、やや打ち傷は見られるものの、現状目立った腐食や変形等は見られません。 象牙製のグリップについては、現状目立った割れや欠けは見られず、グリップ・フレームへの取り付けについても、大きながたつきもなくしっかりとしています。
作動については完全で、ハンマーのハーフ/フル・コックはしっかりと掛かり、シリンダーも正常に回転します。 フル・コック位置でトリガーを引くと、ハンマーがスムーズに落ちます。 銃身は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) いますが、銃身内のライフリングは現状殆ど確認できなくなっています。 ローディング・レバーを下げてシリンダー軸を前方に引き抜くと、シリンダーを容易に取り外す事が可能です。 ローディング・レバーは左右の遊びも比較的少なく、機能についても問題なく、前方に折り畳んだ際のキャッチもしっかりと掛かります。 シリンダーのパーカッション・ニップルは、やや時代錆や若干の打ち傷は見られるものの、目立った欠けや変形等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。
本品は漫画家の松本零士先生のコレクションの中の一挺です。 (KK)
【登録証情報】
(種別: 管打ち式銃砲、全長: 34.8cm、銃身長: 20.3cm、口径: 1.02cm、銘文: PATENTED SEPT 14 1858 E.REMINGTON & SONS ILION NEW-YORK U.S.A NEW MODEL)
【その他の情報】
令和5年8月10日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 漫画家の松本零士先生の旧蔵品です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
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