株式会社 シカゴレジメンタルス イメージ お電話でのお問い合せは東京:03-3802-8707 /大阪:06-6306-3785
SPECIALIZING IN MILITARY                    ANTIQUE

                           
ホーム
商品検索
商品検索ヘルプ
アクセサリー
参考書籍
店舗紹介
スタッフ紹介
ニュース
フリーニュースレター
ご注文について
お問い合せ
よくあるご質問
弊社掲載記事、広告
個人情報保護方針
会社概要
ギャラリー
採用情報
リンク
サイトマップ
カタログ
ガゼットしおり
ブログでの紹介品
ブログでの紹介品
初めての方はこちら

「売約済」「商談中」
「SOLDOUT」
等の表記について、詳しくは こちらをご覧下さい。

「デッド・ストック」
「未使用新品」
等の記載についての説明は、こちらをご覧下さい。


US コルト M1851 ネービー リボルバー (登録証付、#153996、「新撰組二番隊土方才藏」)  
一覧へ戻る
関連商品情報
現在この商品に関連するアクセサリーはございません。
現在この商品に関連する書籍・ビデオはございません。
予約はこちら
  ▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。
  Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved.
価格(税込)
 お客様ご連絡中 \2,750,000
商品番号
 【9739】
英  名
 US Colt M1851 Navy Percussion Revolver
種  類
 古式銃(登録証付)、東京店在庫品、✕、松本零士先生旧蔵品
国  名
 アメリカ合衆国
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 335mm
口  径
 9mm
装 弾 数
 6発
在 庫 数
 お客様ご連絡中
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【コルト M1851 ネービー リボルバー について】
コルト M1851 ネービー リボルバーは、サミュエル・コルト社 (Samuel Colt、現在のColt Firearms社) で1850年より1873年まで製造された軍用リボルバーで、正式名称は「Colt Revolving Belt Pistol of Naval Caliber (Colt 海軍口径 回転式ベルト・ピストル)」です。
コルト社は1848年に発売した44口径のコルト ドラグーン (Model 1848 Percussion Army Revolver) を基に.31口径に小型化、改良したコルト M1849 ポケット リボルバーを1849年に発売しました。 それとほぼ平行してRevolver Ranger modelを1850年に発売しました。 それにNavyの名前を冠して1851年から軍用とし大々的に売り出し、南北戦争 (1861年-1865年) では主要拳銃として使用されました。 M1851 ネービー リボルバーは全て.36 口径の6連発のモデルです。 一足先に発売されたM1849 ポケットを一回り大きくしたデザインで、構造は全く同じです。 また、M1849 ポケットには銃身長や装弾数の異なるバリエーションが存在しましたが、M1851 ネービーの銃身長は7,5インチのみでバリエーションはありません。 当時のコルト社のパーカッション・リボルバーの特徴として銃身部分とフレーム部分がシリンダーを挟むように、前後に分解出来る構造になっています。 バレル・ウェッジと呼ばれる「楔 (くさび)」のような小さな部品を右から左に押し出す事によって、銃身部分とフレーム部分が容易に分離します。 尚、M1851 ネービーのシリンダーには、1843年のカンペチェ海戦 (Naval Battle of Campeche) でテキサス海軍がメキシコ海軍を破る場面が描かれています。 先に発売された.31口径のM1849 ポケットは、その口径から民間市場をターゲットにしていましたが、M1851 ネービーは軍用としての販路を伸ばしました。 当時コルト社が生産した軍用パーカッション・リボルバーの中でM1851 ネービーはとても成功し、本国の工場で約21万5千挺、英国のLondon工場で約3万8千挺〜4万2千挺が生産されました。 (MM)

【本個体の説明】
本品はシリアルNo.153996から1863年に製造された品である事が判ります。 南北戦争 (1861年-1865年) の真っ只中に製造された品で、南北戦争で使用された可能性が非常に高い品です。 M1851 ネービーは1850年から1873年まで生産され、1st Modelから Late 4th Modelまで小さな違いではありますがバリエーションが存在します。 本品はシリアル No.が118000から168000までのMiddle 4th Modelと呼ばれるモデルで、1862年から1863年にかけて生産されました。 Early 4th Modelとの違いは「Capping Groove」が追加された点のみで、4th Modelの特徴である大型の真鍮製トリガー・ガードが付いています。 Capping Grooveとはパーカッション・キャップをスムーズに入れる為の溝で、フレーム右側面のRecoil Shieldの切れ込み (Cap Cut out) の中央部に彫られています。 この僅かな改良点ですがパーカッション・キャップの装着を簡単かつ確実にする点では有効で、特に戦場など不安定な状況での操作が大きく向上しました。 その後パーカッション・モデルの生産が終了するまで、このCapping Grooveは標準装備となりました。 これはコルト M1851 ネービー後期型のフレームに見られる特徴として一般的に認識されるようになりました。
本品のフレーム左側面には表面錆痕により判読が難しくなっていますが「COLTS PATENT」の刻印が入っています。 銃身の上面には「-ADDRESS COL. SAML COLT NEW-YORK U.S. AMERICA-」のメーカー刻印が一行で入っていますが、こちらも表面錆痕や朽ち込み痕により、やや判読が難しくなっています。 その他、トリガー・ガード後部左側面には「36 CAL」の刻印が確認出来ます。 シリンダー表面のカンペチェ海戦のロール・エングレービングやパテント刻印については、表面錆痕や朽ち込み痕により現状殆ど確認出来なくなっています。 本品のシリアルNo.は、一部判読が難しくなっている部品はありますが、銃身、フレーム、トリガー・ガード、バック・ストラップ、ローディング・レバー、シリンダー軸、バレル・ウェッジが(15)3996でマッチしています。
本品は時代が付いたコンディションとなっており、銃身やフレーム、シリンダーと言った鉄部は、全体に時代錆や表面錆が表れていますが、大きな欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 真鍮製のトリガー・ガードやバック・ストラップについても、適度な時代が付いており、やや打ち傷や変形は見られますが、現状目立った腐食等は見受けられません。 尚、バック・ストラップには「新撰組二番隊土方才藏」の文字が彫られています。 土方歳三は、文久3年 (1863年) 2月に浪士組として京都に赴いた際、それまでの「土方歳蔵」から「土方歳三」に改名しています。 歳蔵「才藏」木製 (ウォールナット製) グリップについては、若干の打ち傷や線傷の他、取り付け部周辺にやや痩せが見られますが、大きな破損等は見られず、グリップ・フレームへの取り付けについてもがたつきもなくしっかりとしています。
作動については完全で、ハンマーのハーフ/フル・コックはしっかりと掛かり、シリンダーも正常に回転します。 フル・コック位置でトリガーを引くと、ハンマーがスムーズに落ちます。 銃身は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) います。 銃身内のライフリングは表面錆によりやや見え難くなっています。 コルト系リボルバーの持病とも言える、銃身とフレームの取り付けのがたつきについては、現状殆ど見られません。 尚、シリンダーは前後にやや遊びが見られます。 ローディング・レバーは左右にやや遊びが見られますが、機能については問題なく、前方に折り畳んだ際のキャッチもしっかりと掛かります。 シリンダーのパーカッション・ニップルについては、やや時代錆や若干の変形及び僅かな欠けは見られますが、大きな欠損は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。

本品は漫画家の松本零士先生のコレクションの中の一挺です。 (KK)

【登録証情報】
(種別: 管打ち式銃砲、全長: 33.5cm、銃身長: 18.0cm、口径: 0.9cm、銘文: ADDRESS COL SAMEL COLT NEW-YORK U.S.AMERICA)

【その他の情報】
令和5年8月10日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 漫画家の松本零士先生の旧蔵品です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

詳細画像(Detailed Photos)はこちら


一覧へ戻る   このページのトップへ
E-mail:chicago@regimentals.jp
Copyright (c) Chicago Regimentals Co.,Ltd.All Right Reserved.