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価格(税込)
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\715,000 |
商品番号
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【969】 |
英 名
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Type 99 Long Rifle |
種 類
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ボルト・アクション、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2024年 夏 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,270mm(実測) |
口 径
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7,7mm×58 |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【九九式小銃 について】
三八式歩兵銃の後継銃として、大口径他様々な改良点を踏まえて開発・採用された、大日本帝国陸軍の小銃です。 最大の特徴は7,7mm口径への大口径化ですが、三八式歩兵銃では現物合わせや調整が必要だった部品の規格化が行われ、弾薬の共通化なども考慮されました。
当時、他国の主力小銃は7mmから8mmクラスの弾薬へと大口径化が推し進められており、日本も7,92mm弾を使用する中国軍のモーゼル系小銃と対峙する事になりました。 この為、日本陸軍でも主力小銃の大口径化の必要性を実感する事となりました。 また、新型の九二式重機関銃との弾薬の共通化も考慮され、昭和14年に三八式の後継主力小銃として7,7mm×58弾を使用する本銃が採用されました。 九九式小銃の全長は三八式歩兵銃とほぼ同じですが、対空表尺や一脚など新たに独自の機能が追加されました。 また、銃身内にクローム・メッキが施されており、これは軍用小銃では世界初の試みと言われています。
また昭和十四年に世界各国の主力小銃短縮化の流れに従い、九九式小銃を約140mm短くした短小銃を制式としました。
なお、本銃の制式名は「九九式小銃」ですが、短小銃との判別を明確にするために便宜上「長小銃」と呼ばれる事があります。
制式化後すぐに短小銃が登場した経緯もあり、九九式小銃の生産数は少数に留まり、特に戦後の残存数は極めて少ないものとなりました。
【本個体の説明】
本品は九九式小銃 (東洋工業製) です。 九九式小銃は名古屋工廠と東洋工業で生産され、そのほとんどが東洋工業で生産されました。まだ余裕を感じられる初期の生産品らしい品質の良さが感じられます。
機関部左側面にはシリアルNo.13876の他、東洋工業製を示す刻印及び<テ>のシリーズ名が入っています。 また、銃床下部には「セ」の刻印が入っています。 本品の薬室上面には「九九式」のモデル名刻印が入っています。 尚、薬室上面の菊花紋章には教練用として払い下げられたことを示す追加刻印が打たれています。 一脚及び対空用高射表尺は付属しておりません。
本品は全体に適度な使用感が見受けられ、金属部はやや打ち傷傷や擦れ、経年による褪色の他、若干の表面錆痕が見られるものの、目立った欠損等は見られず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 銃床については全体に打ち傷や線傷が見られる他、銃床前部の角の部分や床尾負革止周辺の木部等に一部欠けが見受けられますが、大きな破損や欠損は見受けられず、各部の取り付けについてもがたつきもなくしっかりとしています。 旧軍特有の銃床上下の継ぎ目についても、僅かに隙間が見られるものの、現状ガタつき等は見られません。 床尾板については、やや打ち傷や擦れの他、表面錆痕や時代錆が見られるものの、目立った腐食や変形等は見られず、銃床への取り付けもガタつきもなくしっかりとしています。 照尺の起倒や調整については問題なく行う事が可能です。 さく杖は付属致しません。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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