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コルト M1849 ポケット リボルバー 5” 銃身モデル (登録証付古式銃、ロンドン工場製、#388) new
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価格(税込)
 \4,180,000
商品番号
 【9683】
英  名
 English Colt M1849 Pocket Revolver, London Factory
種  類
 古式銃(登録証付)、東京店在庫品、松本零士先生旧蔵品
国  名
 イギリス / アメリカ合衆国
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 245mm
口  径
 8mm
装 弾 数
 5発
在 庫 数
 限定1品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【コルト M1849 ポケット リボルバー について】
コルト M1849 ポケット リボルバーは、サミュエル・コルト社 (Samuel Colt、現在のColt Firearms社) で1850年より1873年まで製造されました。 南北戦争 (1861年-1865年) で主要拳銃として使用されたコルト M1851 ネービー・リボルバーよりも先に生産が始められました。 構造的にはM1851 ネービーと全く同じですが、一回り以上コンパクトになり、非常に引き締まった形をしています。 M1849 ポケット リボルバーは全て.31 口径ですが、5連発と6連発のモデルが存在します。 更にオクタゴン銃身の銃身長が3、4、5、6インチの異なるバリエーションも存在します。 コルト M1849 ポケット リボルバーは、M1851 ネービーが軍用として採用されたのに対して民間用として販売されました。 当時コルト社が生産したパーカッション・リボルバーの中で最も商業的に成功した品で、23年の間に約34万挺も製造されました。 コルト社のパーカッション・リボルバーの特徴として、銃身部分とフレーム部分がシリンダーを挟むように、前後に分解出来る構造になっています。 バレル・ウェッジと呼ばれる「楔 (くさび)」のような小さな部品を右から左に押し出す事によって、銃身部分とフレーム部分が容易に分離します。 尚、4インチ以上のバレルの下にはローディング・レバーが付いています。
銃身長と装弾数以外にも、下記の容易に判別が可能な四つのバリエーションが存在します。

#1 Two Line Hartford Address
#2 Two Line New York Address
#3 One Line New York Address
#4 London Made Pocket

銃身上の刻印の違いが大きなポイントですが、その中でも部品の多くに小差が見られます。 四つのバリエーションには特徴 (掟) があり、どれだけ本来の特徴に沿ったものであるかがその個体の価値を決めるものになっています。
コルト社のロンドン工場では、1853年から1856年頃にかけてM1849 ポケット リボルバーが製造されました。 ロンドン工場では、約11,000挺 (一説では10,755挺) のM1849 ポケットが製造されたとされています。 英国には当初米国ハートフォード工場製のM1849 ポケットが輸入されていましたが、早い段階で米国製の部品を英国で組み立てるノックダウン生産が行われるようになりました。 ロンドン工場で作られた部品を用いた完全な英国製のM1849 ポケットは、1854年2月以降に製造されるようになったと言われています。 ロンドンでの完全な生産体制が整うまでの間に製造された初期の生産品では、英国製や米国製の部品が混在した物も確認されています。 ロンドンで製造されたM1849 ポケットには米国製とは異なる特徴が見られ、殆どの個体では銀鍍金 (もしくはブルー仕上げ) が施された鉄製のトリガー・ガード及びバック・ストラップを備え、ネジの頭部はより丸みを帯びたドーム状になっています。 また、米国製のM1849 ポケットでは、多くの仕上げやグリップのオプションが存在しましたが、ロンドン製ではほぼ全ての個体がブルー仕上げの銃身とケース・ハードン仕上げのフレーム、ニス仕上げのウォールナット製グリップという仕様となっていました。 アダムス、トランター、ウェブリーといった、英国の他の大手銃器メーカーと競合する為、ロンドン製M1849 ポケットの銃身のブルー仕上げやフレームのケース・ハードン仕上げは、米国製に比べて丁寧に仕上げられていました。 尚、コルト社の英国ロンドン工場は1857年初頭に閉鎖され、英国におけるM1849 ポケットの生産もそれに合わせて終了しました。 (MM)(KK Updated)

【本個体の説明】
本品は銃身長5インチ、5連発モデルのコルト M1849 ポケット リボルバーです。 銃身の上に細かい文字で「ADDRESS COL: COLT, LONDON.」のメーカー刻印が二行にわたって入っており、銃身左側面やシリンダーには英国のロンドン・プルーフ刻印が入っている事から、コルト社の英国ロンドン工場で製造されたことが判ります。 本品のシリアルNo.は388で、シリアルNo.から1854年製である事が窺えます。 シリアルNo.が388とロンドン工場製としては初期に製造された品であるため、トリガー・ガードは英国製で一般的な鉄製ではなく、銀鍍金が施された真鍮製となっています。 シリンダーの駅馬車 (Stagecoach) のロール・エングレービングや「COLTS PATENT」の刻印は、大部分がはっきりと残っています。 また、フレーム左側面の「COLTS PATENT」の刻印も比較的はっきりと確認出来ます。 シリアルNo.は銃身、フレーム、ローディング・レバー、トリガー・ガード、バック・ストラップ、シリンダー、シリンダー軸、バレル・ウェッジでマッチしています。 ロンドン工場製のM1849 ポケットは、米国製よりも仕上げが丁寧で、当時の英国銃工の技術の高さが窺えます。
本品は古式銃としては比較的良好な状態が保たれており、銃身やシリンダーといった鉄部は若干の打ち傷や経年による褪色、一部時代錆が見られるものの、目立った欠損等は見られず、銃身下面や基部等にはオリジナルのブルー仕上げも一部に確認出来ます。 フレームやローディング・レバーについては、打ち傷や錆等は殆ど見られず、オリジナルのケース・ハードン仕上げが大部分に残っています。 真鍮製のトリガー・ガードやバック・ストラップについても、オリジナルの銀鍍金仕上げが大部分に残っており、若干の打ち傷や擦れを除いて目立った変形や腐食等は見られません。 オリジナルの木製 (ウォールナット製) グリップについては、若干の打ち傷や線傷は散見されるものの、目立った破損等は見られず、オリジナルの艶の有る仕上げも良好に残っています。 グリップの取り付けについてもがたつきなどは見られません。
作動については完全で、ハンマーのハーフ/フル・コックはしっかりと掛かり、シリンダーも正常に回転します。 フル・コック位置でトリガーを引くと、ハンマーがスムーズに落ちます。 ローディング・レバーは左右の遊びも殆ど見られず、機能的にも正常で、前方に折り畳んだ際のキャッチもしっかりと掛かります。 コルト系リボルバーの持病とも言える銃身とフレームのがたつきやシリンダー前後の遊びについても、現状殆ど見られません。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、僅かな表面錆は見られるものの、ライフリングは深くはっきりと確認出来ます。 シリンダーのパーカッション・ニップルについては、現状目立った欠けや変形等は見られず、良好な状態が保たれています。

本品は漫画家の松本零士先生のコレクションの中の一挺です。 生産数が少ないロンドン工場製の中でも初期に製造された品で、銀鍍金が施された真鍮製のトリガー・ガード及びバック・ストラップを備えた英国製としては珍しい仕様です。 (KK)

【登録証情報】
(種別: 管打ち式銃砲、全長: 24.5cm、銃身長: 12.7cm、口径: 0.8cm、銘文: ADDRESS COL. COLT LONDON)

【その他の情報】
令和5年8月10日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 漫画家の松本零士先生の旧蔵品です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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