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US コルト M1849 ポケット リボルバー 6” 銃身モデル (登録証付古式銃、#67178) |
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価格(税込)
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\3,190,000 |
商品番号
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【9675】 |
英 名
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Colt M1849 Pocket Revolver, 6 inch/5 shot Model |
種 類
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古式銃(登録証付)、東京店在庫品、松本零士先生旧蔵品 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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274mm |
口 径
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8mm |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【コルト M1849 ポケット リボルバー について】
コルト M1849 ポケット リボルバーは、サミュエル・コルト社 (Samuel Colt、現在のColt Firearms社) で1850年より1873年まで製造されました。 南北戦争 (1861年-1865年) で主要拳銃として使用されたコルト M1851 ネービー・リボルバーよりも先に生産が始められました。 構造的にはM1851 ネービーと全く同じですが、一回り以上コンパクトになり、非常に引き締まった形をしています。 M1849 ポケット リボルバーは全て.31 口径ですが、5連発と6連発のモデルが存在します。 更にオクタゴン銃身の銃身長が3、4、5、6インチの異なるバリエーションも存在します。 コルト M1849 ポケット リボルバーは、M1851 ネービーが軍用として採用されたのに対して民間用として販売されました。 当時コルト社が生産したパーカッション・リボルバーの中で最も商業的に成功した品で、23年の間に約34万挺も製造されました。 コルト社のパーカッション・リボルバーの特徴として、銃身部分とフレーム部分がシリンダーを挟むように、前後に分解出来る構造になっています。 バレル・ウェッジと呼ばれる「楔 (くさび)」のような小さな部品を右から左に押し出す事によって、銃身部分とフレーム部分が容易に分離します。 尚、4インチ以上のバレルの下にはローディング・レバーが付いています。
銃身長と装弾数以外にも、下記の容易に判別が可能な四つのバリエーションが存在します。
#1 Two Line Hartford Address
#2 Two Line New York Address
#3 One Line New York Address
#4 London Made Pocket
銃身上の刻印の違いが大きなポイントですが、その中でも部品の多くに小差が見られます。 四つのバリエーションには特徴 (掟) があり、どれだけ本来の特徴に沿ったものであるかがその個体の価値を決めるものになっています。 (MM)
【本個体の説明】
本品は銃身長6インチ、5連発モデルのコルト M1849 ポケット リボルバーです。
本品はシリアル No.67178から1853年製であることが判ります。 本品の銃身上面のメーカー・アドレス刻印は、初期の "Two Line New York Address" と呼ばれるもので、「ADDRESS SAML COLT NEW-YORK CITY」のアドレス刻印が二行にわたって入っています。 Two Line New York Address刻印は、1861年後半頃まで用いられました。 コルト M1849 ポケット リボルバーの総生産数約34万挺の内、Two Line New York Addressの生産数は約156,000挺と言われています。
本品はフレーム、銃身、シリンダー、トリガー・ガード、バック・ストラップ、ローディング・レバー、バレル・ウェッジ、シリンダー軸のシリアルNo.が(6)7178で全てマッチしています。 本品のシリンダー表面の駅馬車 (Stagecoach) 強盗のロール・エングレービングは、一部薄くなっている箇所や時代錆により見え難くなっている箇所があるものの、比較的良好に残っています。 また、シリンダーの「COLTS PATENT」の文字についてもやや薄くなっていますが、シリアル No.は比較的はっきりと確認出来ます。 フレームの左側面の「COLTS PATENT」の刻印については、比較的はっきりと確認出来ます。
本品は全体に適度な時代が付いた良い雰囲気となっており、銃身やシリンダーといった鉄部は、やや打ち傷や経年による褪色の他、一部に時代錆や表面錆痕が見られるものの、大きな欠損等は見られず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 フレーム及びハンマーについては比較的良好な状態が保たれており、オリジナルのケース・ハードン仕上げも比較的残っています。 真鍮製のトリガー・ガードやバック・ストラップについては、オリジナルの銀鍍金仕上げが比較的良好に残っており、やや打ち傷は見られるものの、現状目立った腐食や変形等は見られません。 オリジナルのウォールナット製グリップについては、若干の打ち傷や線傷の他、角の部分に僅かに欠けは見られるものの、現状目立った破損等は見られず、取り付けについてもがたつきもなくしっかりとしています。
作動については完全で、ハンマーのハーフ/フル・コックはしっかりと掛かり、シリンダーも正常に回転します。 フル・コック位置でトリガーを引くと、ハンマーがスムーズに落ちます。 コルト系リボルバーの持病とも言える銃身とフレームの取り付けについては、現状殆ど見られません。 シリンダーは前後に若干の遊びが見られますが、概ね許容レベルです。 ローディング・レバーは左右の遊びも比較的少なく、機能についても正常で、前方に折り畳んだ際のキャッチもしっかりと掛かります。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、錆等も比較的少なく、ライフリングも比較的はっきりと確認出来ます。 シリンダーのパーカッション・ニップルについては、現状目立った欠けや変形等は見られません。
コルト M1849 ポケット リボルバーの6インチ・モデルは、M1851 ネービー リボルバーをそのままコンパクトにしたような形状からも人気の高い品です。
本品は漫画家の松本零士先生のコレクションの中の一挺です。 総じてオリジナル度の高い品です。 (KK)
本個体の "COLT M1849 POCKET REVOLVER CHART"
Address Stamp: Two Line New York Address
Hammer Knurling: Standard Diamond Pattern
Hammer Face: Type 3 Hammer Face
Cylinder Ratchets: Type 2
Barrel Lug Cutout: Type 1
"Colts/Patent" Stamp: Small Stamp
Trigger: Long Slender Trigger
Trigger Guard: Small Brass
Trigger Guard Bolster: Thick
Rammer Screw Head: Outie Head
Front Sight: Pin
"31 CAL" Present on Left Side of Trigger Guard: No
【登録証情報】
(種別: 管打ち式銃砲、全長: 27.4cm、銃身長: 15.2cm、口径: 0.8cm、銘文: ADDRESS SAML COLT NEW YORK CITY COLT PATENT)
【その他の情報】
令和5年8月10日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 漫画家の松本零士先生の旧蔵品です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
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