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◉@ベルギー Rocour社製 ルフォーショー プレゼンテーション リボルバー (銃砲刀剣類登録証付古式、#4510) new
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価格(税込)
 登録証訂正終了まで非売品 \5,500,000
商品番号
 【9644】
英  名
 Belgian Lefaucheux Presentation Model Revolver by Rocour
種  類
 古式銃(登録証付)、東京店在庫品、松本零士先生旧蔵品
国  名
 ベルギー / フランス
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 296mm
口  径
 12mm
装 弾 数
 6発
在 庫 数
 登録証訂正終了まで非売品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【Rocour社製 ルフォーショー プレゼンテーション リボルバーについて】
銃砲は武器としての機能/性能の他に芸術性の高さが評価に繋がります。 本品は銃器の装飾美を極めた一挺です。
本品は142mmのラウンド・バレルに「バレル・ラグ」が付いたモデルです。 また用途も色々で、大型の無骨な軍用モデルもあれば、全体に彫刻の入った小型の護身用までバリエーションが豊富です。 ピン・ファイア式の生産はパテントの関係でしょうか、ヨーロッパではスタンダードな種類でしたが、アメリカでは殆ど生産されませんでした。 当時ルフォーショーはピン・ファイア拳銃の代名詞で、リム・ファイア式が普及されるまで、ヨーロッパを始め、アメリカなど世界各国に輸出されました。 特に幕末期には多くの種類のルフォーショー拳銃が日本国内に入っています。

本品の銃身上部には、今で言う「バレル・ラグ」の様な形状の部分があり、銃口からレシーバー後方上部に繋がっており、その後端がレシーバーと2本のネジで固定されている特殊な作りです。 これは製造メーカー独自の形状でRocour社の他の製品にも同じような「バレル・ラグ」が付いた品があります。 この「バレル・ラグ」の上に「E.PARIS CALLE RIVADAVIA BUENOS-AYRES」の金象嵌が入っています。これはアルゼンチン・ブエノスアイレスのメインストリートであるリヴァダヴィア通り20番地に所在していた高級銃砲店「E. PARIS」社が販売した品である事を示唆しています。 同店は1857年にブエノスアイレスで設立され、後に「カルロス・ロゼッティ (Carlos Rosetti) 銃砲店」と改名され、銃器、弾薬、ナイフ等の販売を行っていました。 本品には同社の番地を示す象嵌は入っていませんが、「E.PARIS CALLE RIVADAVIA 20 BUENOS-AYRES」のように番地まで象嵌で入っているほぼ同型のリボルバーも現存しています。 また、特筆すべき点はシリンダー・バー(軸)の先端と銃身基部とフレームを留めるネジの先端がゴシック調の小尖塔の形をした装飾性の高い品になっています。 本品はRocour社製のルフォーショーで、Rocour社はリエージュに1864年から1869年まで登録のあった製造業者です。(MM)

【ルフォーショー リボルバー全般について】
ルフォーショー(ル・フォウショウ=Lefaucheux)はフランス人のカジミール ルフォーショー(Casimir Lefaucheux, 1802-1852) によって発明されたピン・ファイア式(カニ目打ち式)の金属製薬莢を使用するリボルバーでフランス、ベルギーでパテントを取って1850-70年代に多種多様な品が製造されました。
ルフォーショー拳銃のパテントは、1854年6月10日にEugene Lefaucheuxによってフランスで取得されました(No.019083)。 このパテントの主な要点としては、回転式拳銃としては初めて金属製の一体型弾薬(ルフォーショー・カートリッジ)が使用できるようになった他、未使用の弾薬を安全かつ簡単に取り出す事が出来るようになった事等が含まれています。 薬莢の装填、排莢を容易にするためにローデング・ゲートも追加されました。 また、1854年のパテントでは、銃身とフレームが一体構造とはなっておらず、コルト社製リボルバーのようにフレーム下端の一カ所で銃身を固定する方式が用いられていました。
フランス軍によって1857年にM1854として採用されてから世界各国で軍用として採用されました。 特にM1854モデルはロシア軍、スウェーデン軍、スペイン軍等でも採用された、独特の形状をした品です。 本品はベルギーのLiege(リエージュ)にあったRocour社製です。 ベルギーのリェージュはフランスのサン・テティエンヌ、イギリスのバーミンガム、スペインのエイバルに並ぶヨーロッパ有数の銃砲生産地です。 リエージュは19世紀に武器の装飾用として金象嵌の技術も発展し、本品にも見事な金象嵌が施されています。 
【本個体の説明】
本品は弊社が扱った古式拳銃の中では最高の装飾が施された品で、銃身とフレームにはオリジナル・ブルー仕上げも残っています。 再仕上されていないオリジナル状態の品です。 フレームと銃身には凝った深彫りの幾何学模様(アラベスク文様)の中に蔦の葉を大きく銅象嵌であしらった唐草模様のエングレービィングが入っています。 銃身基部左側に「E.LEFAUCHEAUX/INVR BREVETÉ」の刻印とシリアル No.4510、そして「王冠にA」の刻印があります。また銃身基部とフレームの境に「12740」と読める数字が入っています。 シリンダーに「王冠A」と「王冠Y」と「楕円にELG」の刻印が入っています。
象牙グリップには僅かな時代はありますが、欠けなどのない完全な品です。 本品はダブル・アクションで、その作動は外観と同じように完璧完全です。 程度は申し分のない一丁です。 軍用ではありませんが、将軍や高級将校の私物とも考えられます。多くのプラス・ポイントがある弊社一押しの逸品です。

本品は松本零士先生の厳選された秘蔵品の中に入れられた品です。最高の品は最高のコレクターの元にあった事を裏付けられる品です。 (MM)

【登録証情報】
(種別: 管打ち式銃砲、全長: 29.6cm、銃身長: 14.2cm、口径: 1.2cm、銘文: E.PARIS CALLE RIVADAVIA BUENOS-AYRES)
登録証の種別には「管打ち式銃砲」となっていますので、本品は「ピン打ち式銃砲」なので再審査に出します。

【その他の情報】
令和5年8月10日に東京教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 漫画家の松本零士先生の旧蔵品です。 無可動実銃ではありません。 

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

詳細画像(Detailed Photos)はこちら


【本文】(618文字)
銃砲は武器としての機能/性能の他に芸術性の高さが評価に繋がります。 本品は銃器の装飾美を極めた一挺です。 ベルギーのリエージュに1864年から1869年まで登録のあったRocour社製のルフォーショー リボルバーです。銃身上部には、今で言う「バレル・ラグ」の様な形状の部分があり、銃口からレシーバー後方上部に繋がっており、その後端がレシーバーと2本のネジで固定されている特殊な作りです。 この作りは製造メーカー特許と思われ、Rocour社製品にだけに見る形状です。 この「バレル・ラグ」の上に「E.PARIS CALLE RIVADAVIA BUENOS-AYRES」の金象嵌が入っています。これはアルゼンチン・ブエノスアイレスのメインストリートであるリヴァダヴィア通り20番地に所在していた高級銃砲店「E. PARIS」社が販売した品である事を示唆しています。 同店は1857年にブエノスアイレスで設立され、後に「カルロス・ロゼッティ (Carlos Rosetti) 銃砲店」と改名され、富裕層向けに銃器、弾薬、ナイフ等の販売を行っていました。 銃身を含む銃本体にアール・デコを彷彿させるような直線と曲線を用いて幾何学的なモチーフを銀線象嵌で表し、その中に金象嵌で西洋蔦を配しています。 また、シリンダー・バー(軸)の先端と銃身基部とフレームを留めるネジの先端がゴシック調の小尖塔の形をした全体的に非常に装飾性の高い品になっています。 

【本文】(61文字)
「バレル・ラグ」の上に「E.PARIS CALLE RIVADAVIA BUENOS-AYRES」の金象嵌が入っています。
「バレル・ラグ」の上に「E.PARIS CALLE RIVADAVIA BUENOS-AYRES」の金象嵌が入っています。
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