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◉@ベルギー製 ルフォーショー 30連発 リボルバー (銃砲刀剣類登録証付古式銃) new
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価格(税込)
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商品番号
 【9641】
英  名
 Belgian Lefaucheux 30 shot Pinfire Revolver in gold plated
種  類
 古式銃(登録証付)、松本零士先生旧蔵品
国  名
 ベルギー / フランス
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 252mm
口  径
 8mm
装 弾 数
 30発
在 庫 数
 お客様ご連絡中
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【ベルギー製 30連発 ルフォーショー リボルバーについて】
ルフォーショー リボルバーはフランスのガンスミスであったカジミール ルフォーショーによって発明されたピン・ファイア式(カニ目打ち式)の金属製薬莢を使用するリボルバーです。フランスやベルギーで1850-70年代に小型の護身用から大型の軍用まで多種多数製造されました。特にベルギーでは様々なアイデアを加味した特殊な品が製造されました。 連発銃の黎明期でもあった事から、装填できる弾数を極限まで増やす工夫がなされました。 本品は133mmのラウンド・バレルが上下に二本並べた驚異的な30連発モデルです。 弊社が扱った古式拳銃の中では最も装弾数の多い品です。 撃発システムはダブル・アクションとシングル・アクションの両方で、自動的にシリンダーの内側と外側の薬室を叩く構造になっています。その特徴的な撃発機構は独創的で通常は多装弾(二重列)シリンダー付きのルフォーショー リボルバーはハンマーに外用と内用の二本の撃針がありますが、本品は工夫されて一本しかありません。 上の銃身はシリンダーの外側の20連に連なった薬室の弾を発射し、下側の銃身は内側の10連の列を発射します。 本品は特注品で銃全体的に金鍍金され、象牙グリップが付いた高級品です。 ベルギーのリェージュはフランスのサン・テティエンヌ、イギリスのバーミンガム、スペインのエイバルに並ぶヨーロッパ有数の銃砲生産地です。 リエージュは19世紀に武器の装飾用として金象嵌の技術も発展し、本品にも見事な金鍍金が施されています。 
本品は世界で最も装弾数の多いルフォーショーです。 本品以上の装弾数を持ったルフォーショーはないと思われます。本品は特注品で銃全体的に金鍍金され、象牙グリップが付いた高級品です。(MM)

【ルフォーショー全般について】
ルフォーショー(ル・フォウショウ=Lefaucheux)はフランス人のカジミール ルフォーショー(Casimir Lefaucheux, 1802-1852) によって発明されたピン・ファイア式(カニ目打ち式)の金属製薬莢を使用するリボルバーでフランス、ベルギーでパテントを取って1850-70年代に多種多様な品が製造されました。
ルフォーショー拳銃のパテントは、1854年6月10日にEugene Lefaucheuxによってフランスで取得されました(No.019083)。 このパテントの主な要点としては、回転式拳銃としては初めて金属製の一体型弾薬(ルフォーショー・カートリッジ)が使用できるようになった他、未使用の弾薬を安全かつ簡単に取り出す事が出来るようになった事等が含まれています。 薬莢の装填、排莢を容易にするためにローデング・ゲートも追加されました。 また、1854年のパテントでは、銃身とフレームが一体構造とはなっておらず、コルト社製リボルバーのようにフレーム下端の一カ所で銃身を固定する方式が用いられていました。
フランス軍によって1857年にM1854として採用されてから世界各国で軍用として採用されました。 特にM1854モデルはロシア軍、スウェーデン軍、スペイン軍等でも採用された、独特の形状をした品です。  ルフォーショー リボルバーは5連発から20連発までの非常に多くのバリエーションがあります。 銃身も3cmほどのラウンド・バレルから15cm以上のオクタゴン・バレルまで色々な銃身長がありました。また用途も色々で、大型の無骨な軍用モデルもあれば、全体に彫刻の入った小型の護身用までバリエーションが豊富です。 ピン・ファイア式の生産はパテントの関係でしょうか、ヨーロッパではスタンダードな種類でしたが、アメリカでは殆ど生産されませんでした。 当時ルフォーショーはピン・ファイア拳銃の代名詞で、リム・ファイア式が普及されるまで、ヨーロッパを始め、アメリカなど世界各国に輸出されました。 特に幕末期には多くの種類のルフォーショー拳銃が日本国内に入っています。(MM)

【本個体の説明】
オリジナルの金鍍金の殆どが残っています。  シリンダーに「王冠にY」と「楕円にELG」の刻印が入っていることから、ベルギーのリエージュ製である事が判ります。リエージュは19世紀に武器の装飾用として金象嵌などの技術も発展し、武器の芸術性を高めました。本品は実用的とは言えませんが、世界で最も装弾数の多いルフォーショー リボルバーであり、美術品としてのレベルも高い品です。

象牙グリップには僅かな時代はありますが、欠けなどのない完全な品です。 本品はダブル・アクションのみで、特徴的な撃発機構の作動は外観と同じように完璧完全です。銃身とフレームの取り付けについては、現状がたつきは全く見られません。 作動についてはシングル/ダブル・アクションともに完全で、ハンマーのコッキングやシリンダーの回転についても正常です。ローディング・ゲートの機能についても問題ありません。 銃身は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、錆等は殆ど見られず、世界的に見ても珍しい間違いなく日本一の逸品です。

本品は松本零士先生の厳選された秘蔵品の中に入れられた品で世界で最も装弾数の多いルフォーショーの一つです。 本品以上の装弾数を持ったルフォーショーはないと思われます。最高に変わった品は最高のコレクターの元にあった事を裏付けられる品です。東京店在庫品。(MM)

【登録証情報】
(種別: ピン打ち式銃砲、全長: 25.2cm、銃身長: 13.3cm、口径: 0.8cm、銘文: 無銘)

【その他の情報】
昭和45年1月22日に東京教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 漫画家の松本零士先生の旧蔵品です。  無可動実銃ではありません。 

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

詳細画像(Detailed Photos)はこちら


ハンマーが弾薬のピンを直接撃発するのではなく、上下にスライドするトランスファー・バーを介して撃発する構造になっています。
トランスファー・バーが外側の薬室を2発分撃発した後、内側の薬室を1発撃発するサイクルを繰り返し、30発全弾を発射する仕組みになっています。
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