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英国 SeGlas社製 火打石式単発拳銃 (銃砲刀剣類登録証付古式銃)  
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価格(税込)
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商品番号
 【9640】
英  名
 English Georgian Flintlock Pistol mfd. by SeGlas
種  類
 古式銃(登録証付)、単発、東京店在庫品、X候補
国  名
 イギリス
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 157mm
口  径
 9mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 お客様ご連絡中
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【英国 SeGlas社製 火打石式単発拳銃 について】
英国のSeGlas社で製造された、燧石式 (すいせきしき)/火打石式 (フリント・ロック=Flintlock) の単発拳銃です。 火打石式はフリント・ロックとも呼ばれる点火方式の1つで、1620年頃に開発されたとされています。 より信頼性の高いパーカッション・ロック式 (雷管式) が1840年頃より主流となるまでの約200年間に、大型の軍用銃から小型の護身用拳銃まで様々な小火器の撃発機構として使用されました。
SeGlas (セグラス) 社は、18世紀前半から中頃にかけてロンドンで活動した銃工であるイスラエル・セグラス (Israel Seglas) の名を冠した銃器メーカーです。 セグラスはフランスのプロテスタントであるユグノーで、宗教的迫害を逃れる為、17世紀末から18世紀初頭にかけてフランスからイングランドへ移住しました。 セグラスはロンドンで銃工としての地位を確立し、初期の作品にはフランスから持ち込んだ部品を使用したものが多く見られます。 彼の名を刻んだ銃は当時高く評価され、特に旅行者や紳士淑女の護身用として人気の高かったポケット・ピストルが知られています。 これらは衣服やハンド・マフ (muff=毛皮や織物で作られた、両端の開いた主に女性用の円筒形の防寒具) に容易に隠せる携帯性を備え、街道強盗や追いはぎから身を守るために重宝されました。 セグラス銘のピストルには、ロンドン製だけでなく、当時の名声に便乗してフランスやベルギーで製造された物も多く存在します。 セグラス社の製品の多くに精緻な彫刻やスクロールワークが施され、着脱可能な大砲の砲身に似たCannon Barrelとも呼ばれる形状の銃身や、ボックス・ロック構造の機関部 (Boxlock action) など、18世紀の最先端技術を取り入れていたのも特徴です。 今日では、1730〜1770年頃に製作されたオリジナルのセグラス社製品は極めて希少で、コレクター市場において高い価値を有しています。
本品もセグラス社の代表的な製品の一つであるポケット・サイズの単発ピストルで、銃身は同社製品に多く見られる着脱可能な砲身型のCannon Barrelとなっています。 この銃身はターン・オフ・バレル (Turn-off Barrel) と呼ばれるねじ込み式で、取り外しが可能な構造となっています。 通常、管打式銃ではフレームと銃身が一体型の場合は銃口からパッチと呼ばれる布切れと一緒に弾を押し込んで装弾しますが、ターン・オフ・バレルの場合は、銃身を外してから薬室に直接装薬を装填し、弾頭を乗せてから銃身を取り付けて射撃を行いました。 使用される弾の直径は口径よりも僅かに大きなものとなっており、これにより銃口から装弾する銃器 (Muzzleloader) に比べて、より大きな銃口初速を得る事が出来ました。 本品の銃身内はライフリングの施されていない滑腔銃身となっています。 銃身内にはライフリングのような溝が切られていますが、これはねじ込み式の銃身を取り外す際にドライバーなどを差し込んで回す為のものです。 本品は全体的には「ジョージアン・スタイル」と呼ばれる1770年頃に流行した護身用拳銃のデザインを踏襲しており、機関部は撃発機構が本体に内蔵されたボックス・ロック構造となっており、グリップは当時一般的であったバグ・タイプ・グリップと呼ばれる丸みを帯びた形状となっています。 薬室周辺はオクタゴン (八角) 形状となっており、フロント・サイト及びリア・サイトは元々設けられていません。 (KK)

【本個体の説明】
本品の本体には右側面に「SEGLAS」のメーカー刻印、左側面に「LONDON」の刻印が入っています。 本体やハンマー後方のアッパー・タングには、植物を象った彫刻が施されています。 また、グリップには、銀線象嵌により精緻なスクロール文様が施されています。
本品は製造された時代を考慮すれば総じて良好な状態が保たれており、白磨きの銃身や本体、トリガー・ガードは、若干の打ち傷や一部時代錆は見られるものの、現状目立った欠損等は見受けられません。 木製のグリップについても、若干の打ち傷や線傷は見られるものの、現状大きな破損等は見られず、銀線象嵌も概ね良好に残っています。
作動については完全で、撃鉄 (コック) のハーフ・コック及びフル・コックはしっかりと掛かり、フル・コック位置でトリガーを引くと、撃鉄がスムーズに落ちます。 当り金 (フリズン) の開閉についても問題なく、しっかりとしたテンションが掛かっています。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 また、ねじ込み式の銃身の着脱についてもスムーズに行う事が可能です。 (KK)

【登録証情報】
(種別: 火打石式銃砲、全長: 15.7cm、銃身長: 5.3cm、口径: 0.9cm、銘文: 無銘)

【その他の情報】
令和4年6月22日に京都府教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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