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英国 Parker Field & Sons社製 管打式ベルト・ピストル (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#9173)  
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価格(税込)
 \880,000
商品番号
 【9639】
英  名
 English Percussion Belt Pistol mfd. by Parker Field & Sons
種  類
 古式銃(登録証付)、単発、東京店在庫品、X候補
国  名
 イギリス
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 207mm
口  径
 14mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 限定1品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【英国 Parker Field & Son社製 管打式ベルト・ピストル について】
Parker Field & Sons社が製造した、管打式 (パーカッション式) の単発拳銃です。
Parker Field & Sons社は、18世紀末から19世紀末にかけてロンドンのHigh Holbornに本拠を構えた老舗銃器メーカーです。 1783年にジョン・フィールド (John Field) が同地で金細工師、刀剣師、銃工として事業を始めた事に端を発し、その後、ウィリアム・パーカー (William Parker) との提携や親族関係を経て発展しました。 ウィリアム・パーカーはケント公エドワード王子 (ヴィクトリア女王の父) やウィリアム4世の御用銃工を務め、その後も同社は「ヴィクトリア女王陛下御用達」の称号を得て、高級顧客への信頼と知名度を確立しました。
同社は軍用銃、交易用銃、スポーツ用銃の製造で知られ、東インド会社やハドソン湾会社、ノースウェスト会社に武器を供給したほか、南北戦争時には両陣営にエンフィールド銃を納入しました。 また、警察向けにはピストルや警棒、逮捕用具など幅広い装備を提供し、1851年のロンドン万国博覧会にも出展しています。 特にピン・ファイア式の猟銃では、前/後方アンダー・レバー式やバーインウッド構造を採用した優美なモデルを手掛け、高い技術力を示しました。
銃器の品質は極めて高く、火打石式や管打式銃器の製作経験を背景に、顧客の要望に応じて様々な形式の銃を製造しました。 しかしながら、同社に関しては現存する資料は少なく、製造年や注文主が不明な銃も多いのが現状です。 約100年にわたる歴史を持ちながら、同社は1886年に事業を終えましたが、その名は英国銃器史において確かな足跡を残しています。
本品の口径は14mm (≒.54口径、28 Bore) と大口径となっています。 銃身はオクタゴン (八角) 形状となっており、銃身株にはスイベル式のラム・ロッドを備えています。 グリップはバグ・タイプ・グリップに近い形状で、グリップ下端はやや丸みを帯びており、予備のパーカッション・ニップル等を収納しておく為のコンパートメントを備えています。 ハンマー基部後方にはスライド式のセーフティを備えており、ハンマーをフル・コック位置から僅かに起こした状態で前進させると、ハンマーがロックされます。 銃身先端上部には洋白製の低いフロント・サイトを備え、本体前部上面にはVノッチ・タイプのリア・サイトを備えています。 グリップ背面には、使用者のイニシャルや家紋などを入れる為、長方形の角を落とした形状の洋白製プレートが取り付けられています。 (KK)

【本個体の説明】
本品の銃身上面には、一部薄くなっており判読が難しいものの、「□□□□ER FIELD & SONS. 253. HOLBORN. LONDON.」のメーカー刻印が確認出来ます。 また、グリップ前面下部には「9173」の番号が確認出来ます。 本品の銃身及び銃身基部の下部左側には、英国のLondon Proof Houseで1637年から使用されている「王冠にGP」の刻印 (Definitive Proof=最終耐久テスト終了刻印) 及び1670年から1955年まで使用された「王冠にV」の刻印 ((View Mark=目視検査終了刻印) が確認出来ます。 また、銃身及び銃身基部の下部右側にはそれぞれ「2」の番号が打刻されています。
本品は全体に適度な時代が付いた良い雰囲気となっており、銃身や本体といった金属部はやや打ち傷や時代錆の他、一部に表面錆痕が見られるものの、目立った欠損等は見られず、本体やトリガー・ガード、グリップ下部に施された植物を象った彫刻も大部分がはっきりと残っています。 木製グリップについては、チェッカリングが全体にやや薄くなっており、打ち傷や線傷の他、グリップ基部及び左側面中程に一部ヘアライン・クラックが見受けられ、グリップ基部付近には補修痕が見られるものの、現状強度的には比較的しっかりとした状態が保たれています。
作動については、ハンマーのテンションがやや軽くなっていますが、フル・コックはしっかりと掛かり、フル・コック位置でトリガーを引くと、ハンマーがスムーズに落ちます。 ハーフ・コック位置は設けられていません。 また、フル・コック位置よりも僅かにハンマーを持ち上げた状態でセーフティを前方にスライドさせる事により、ハンマーが固定されますが、この状態でセーフティのみを解除するとハンマーがそのまま落ちるため、ハンマーを指で抑えながらセーフティを解除したものと思われます。 スイベル式ラム・ロッドの操作やグリップ下端のコンパートメントの蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。 銃身内は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 ハンマーの打撃面の縁に若干の打ち傷は見られますが、パーカッション・ニップルは現状目立った変形や欠け等は見受けられず、概ね良好な状態が保たれています。 (KK)

【登録証情報】
(種別: 管打ち式銃砲、全長:20.7cm、銃身長:10.1cm、口径:1.4cm、銘文: □□□□FI□ID&SONS.253 HOLBORN. LONDON.)

【その他の情報】
令和4年6月22日に京都府教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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