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英国製 管打式 三連 ドリリング・ガン (銃砲刀剣類登録証付古式銃、Pyne社製) new
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価格(税込)
 登録証訂正終了まで非売品 \2,200,000
商品番号
 【9593】
英  名
 English Triple Barrel Drilling Gun
種  類
 古式銃(登録証付)、水平二連&三連銃、東京店在庫品、松本零士先生旧蔵品
国  名
 イギリス
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,170mm
口  径
 19mm/18mm/10mm
装 弾 数
 3発
在 庫 数
 登録証訂正終了まで非売品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【英国製 管打式 三連 ドリリング・ガン (Pyne社製) について】
英国Pyne社が製造した、3本の銃身を備えたドリリング・ガンと呼ばれるタイプの狩猟用管打式銃です。
銃身は3本ともラウンド・バレルで、口径12GAの散弾銃用スムース・ボア銃身を水平に2本並べた上部に9,4mm (.37口径) の銃身を備えています。 上部の銃身は、内部にライフリング (施条) が施されたライフル銃身となっています。 このように、ライフルと散弾銃を組み合わせた銃器は、英語で一般的に「コンビネーション・ガン (Combination Gun)」と呼ばれ、銃身数に応じた名称が存在します。 水平二連式の場合は「ケープ・ガン (Cape Gun)」もしくはドイツ語で「ビュックスフリンテ (Büchsflinte)」と呼ばれ、本品のように銃身が3本のものはドイツ語で「三つ子」を意味する「ドリリング (Drilling)」、銃身が4本のものは「四つ子」を意味する「ヴィーアリング (Vierling)」、銃身が5本のものは「五つ子」を意味する「フンフリング (Fünfling)」と呼ばれます。
本品は3本の銃身それぞれに対して外部に露出したハンマーを備えた有鶏頭式となっています。 トリガーはトリガー・ガード内に前後2本配置されており、前部トリガーが右側の散弾銃用銃身及び上部ライフル銃身のハンマーと連動しており、後部トリガーは左側の散弾銃用銃身のハンマーと連動しています。 サイド・ロックは英国製らしいバー・ロック (Bar Lock) と呼ばれるスタイルとなっています。 左右の銃身基部の下側にはドリップ・バー (Drip Bar) と呼ばれる棒状の部品を備えており、これにより銃身とサイド・ロックの位置を合わせて保持するとともに、銃身の接触面が補強されています。 また、ロック・プレート上部に木部 (銃床の一部) が存在しない構造により、パーカッション・ニップルから発生する火薬の燃焼ガスに木部が頻繁に晒されて焦げるのを防ぐ事も出来ました。 バー・ロックは主に銃床の銃身保持部分が少ないハーフ・ストックのライフルに使用され、英国のロンドンやバーミンガムの多くの著名な銃器製造業者の他、米国の有名な銃器製造業者であるセントルイスのH.E.ディミック (H. E. Dimick) 等が使用した事で知られています。
本品の上部銃身には、洋白製のブレード・タイプのフロント・サイトと、スライダーで調整可能なセミ・バックホーン・タイプのVノッチ式リア・サイトを備えています。 銃身下部にはさく杖取り付け用のパイプ状の金具を備えています。 銃床はハーフ・ストックとなっており、グリップ部分はストレート・イングリッシュ・グリップと呼ばれる、ピストル・グリップの突起がないストレートな形状となっています。 このスタイルのグリップは、本銃のようなダブル・トリガーとの組み合わせに適していると言われています。 バット・ストック右側面には、射撃の際に使用する小物類を収納するためのパッチ・ボックスと呼ばれるコンパートメントが設けられています。
本品を製作したPyne社については、詳細は不明ですが、同社が製造した水平二連散弾銃が複数確認されています。 (KK)

【本個体の説明】
本品の銃身やサイド・ロック、トリガー・ガードといった鉄部については、全体にやや打ち傷や時代錆の他、若干の表面錆痕が見られるものの、目立った欠損等は見られず、適度な時代が付いた良い雰囲気となっています。 銃身右側面に「TLK」の文字が打刻されています。 木製銃床については、やや打ち傷や線傷の他、トリガー・ガードから左右のロック・プレートにかけてひびが見られるものの、強度的には比較的しっかりとした状態が保たれています。 右側ロック・プレートの前方や左側ロック・プレートの後方、バット・ストック左側面の一部等に古い補修痕が見られます。 傷み易いバット・プレートにはやや時代錆や表面錆が見られますが、現状目立った変形等は見られず、銃床への取り付けについてもがたつきもなくしっかりとしています。 リア・サイトの調整やストック右側面のパッチ・ボックスの開閉については問題なく行う事が可能です。
作動については完全で、ハンマーのコック操作については3本とも問題なく行う事が可能で、フル・コック位置でトリガーを引くと、ハンマーがスムーズに落ちます。 尚、構造上ライフル銃身用のハンマーのみ、ハーフ・コック位置が設けられていません。 銃身は3本とも銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 銃身内はやや表面錆が見られますが、ライフル銃身のライフリングは比較的はっきりと確認する事が可能です。 ハンマーの打撃面の縁に一部欠けが見られる他、パーカッション・ニップルに若干の変形が見られます。 木製のさく杖が付属いたします。

本品は漫画家の松本零士先生のコレクションの中の一挺で、登録証付古式銃では水平二連銃でも珍しいのに、三連銃があるとは驚き以外の何物でもありません。 (KK)(MM)

【登録証情報】
(種別: ピン打ち式銃砲、全長: 117.0cm、銃身長: 77.0cm、口径: 1.9cm/1.8cm/1.0cm、銘文: 無銘)

【その他の情報】
昭和48年12月12日に大阪府教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 漫画家の松本零士先生の旧蔵品です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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