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(要調整)US マサチューセッツ・アームズ社製 メイナード カービン 1st Model (登録証付、#3269)  
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価格(税込)
 \2,200,000
商品番号
 【9557】
英  名
 US Massachusetts Arms Company Maynard Carbine, 1st Model
種  類
 古式銃(登録証付)、単発、東京店在庫品、松本零士先生旧蔵品
国  名
 アメリカ合衆国
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 932mm
口  径
 9mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 限定1品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【マサチューセッツ・アームズ社製 メイナード カービン 1st Model について】
著名な歯科外科医であり銃器技術の革新者でもあったエドワード・メイナード (Edward Maynard) 博士によって発明された後装式小銃です。
本銃は、発射薬と潤滑された弾丸が装填された専用の真鍮製薬莢を用い、テープ状のプライマー (雷管) を自動で装填する機構を搭載していました。 この機構では、火薬が塗布されたテープ状の雷管を使用し、ハンマーを起こすたびに新しい雷管がパーカッション・ニップル上に配置される仕組みとなっており、雷管装着の手間を軽減し、速射性の向上が期待されました。 ハンマーの前方付近には蝶番により開閉するテープ雷管の収納スペースが設けられており、巻かれた状態のテープ雷管を収納しました。 ハンマーの打撃面の縁は鋭利な刃のような形状となっており、テープ雷管が消費されるたびに使用済みの部分を切り落とすよう設計されていました。 尚、銃身は中折れ式となっており、弾薬 (真鍮製カートリッジ) の装填は、アンダー・レバーを下方に操作して銃身を中折れさせた状態で、薬室側から行います。 尚、メイナードは、1845年に取得したテープ雷管システムに関する特許 (#4,208) に加え、合計23件の銃器関連の米国特許を取得しています。 メイナードのテープ雷管システムは、米国武器省 (Ordnance Department) から高く評価され、1855年に制式となった小銃に採用する対価として、米政府はメイナードに75,000ドルを支払いました。 この成功を受けて、メイナード小銃の製造を目的として、1857年にマサチューセッツ・アームズ社 (Massachusetts Arms Company) が設立されました。 メイナード小銃は、20インチ銃身を備えたカービン及び26インチ銃身を備えたライフルの2種類が製造され、それぞれ口径は.35口径および.50口径の2種類が用意されました。 米陸軍は1858年にさらなる後装式小銃の試験を行い、メイナード小銃の操作性と信頼性は高く評価され、マサチューセッツ・アームズ社は、.50口径の軍用カービン400挺の契約を獲得し、1859年3月および4月に納入が行われました、 これらのメイナード・カービンは、固定式リア・サイトの他、従来の本体側面の取り付けられるスリング・バーに代わって、ロア・タング後方下部にスリング・リング取付用の金具を備えた仕様で発注が行われました。 また、1859年末には、税関監視船隊(Revenue Cutter Service) が20インチ銃身のメイナード・カービンを200挺発注し、さらに1860年2月には、米海軍が50挺のカービン (.50口径モデル) を発注しました。 マサチューセッツ・アームズ社は、政府からの受注の他、一般向けにもスポーティング仕様のライフルやカービンを製造・販売しており、各種の銃身長・口径の組み合わせが用意され、予備銃身やローディング・ツール等のアクセサリーが付属したケース入りのセットも販売されました。
マサチューセッツ・アームズ社製メイナード・カービンの当初の生産目標は5,000挺でしたが、1860年10月1日時点で、販売済みであったものは1,400挺で、3,527挺は在庫として残っていたとされています。 それらの在庫品の多くは、1860年10月から1861年4月の間に南部諸州および民兵により購入されたと言われています。 南北戦争中には、多くの南軍部隊がメイナード・カービンを部分的または全体的に装備しており、1863年発行の南軍の兵器マニュアルにも標準支給カービンとして掲載されています。 また、一部のメイナード・カービンは南軍の装甲艦 CSSアトランタにも支給されました。 メイナード小銃 (1st Model) の製造は、1861年1月の工場火災により中断されましたが、1863年には米国武器省向けにメイナード・カービン (2nd Model) の生産が再開され、1865年頃まで生産が行われました。 2nd Modelのメイナード・カービンは.50口径モデルのみで、雷管はメイナード式テープ雷管ではなく、オーソドックスなパーカッション・キャップを用いる方式となっています。 また、2nd Modelのメイナード・カービンでは、スリング・スイベルがレシーバー左側面に取り付けられたタイプのみとなっており、バット・ストック側面のパッチ・ボックスも廃止されています。 (KK Updated)

【本個体の説明】
本品はメイナード式のテープ雷管システムを備えた、マサチューセッツ・アームズ社製メイナード・カービンの1st Modelです。 本品は.35口径で、固定式のリア・サイト及びロア・タング後方下部にスリング・リング取り付け用の金具を備えた仕様となっています。 また、バット・ストック右側面にはパッチ・ボックスを備えています。 レシーバー右側面のテープ式プライマー収納部の蓋を開いた内側には、3269のシリアルNo.が確認出来ます。 本品のレシーバー右側面には「MAYNARD ARMS CO. WASHINGTON」のメイナード社の刻印が確認出来、レシーバー左側面には非常に薄くなっていますが、「MANUFACTURED BY MASS.ARMS CO. CHICOPEE FALLS」の刻印が三行にわたって入っているのが辛うじて確認出来ます。
本品は全体に適度な時代が付いた良い雰囲気となっており、銃身やレシーバーといった金属部は、やや打ち傷や経年による褪色の他、若干の時代錆や表面錆痕、一部に朽ち込み痕が見られるものの、目立った欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 木製のバット・ストックについても、全体にやや打ち傷や線傷が見られる他、アッパー・タング後端付近からロア・タングにかけてのバット・ストック左側面に木部の分割補修痕が見受けられますが、現状強度的には概ねしっかりとした状態が保たれています。 バット・ストック両側面には、手彫りによりアルファベットが複数彫られていますが、いずれも古い時代に彫られたものと思われます。 傷み易いバット・プレートについては、全体に時代錆が表れ、やや表面錆痕や朽ち込み痕が見られますが、銃床への取り付けはがたつきもなくしっかりとしています。

作動については・・・・・・・・・・・

アンダー・レバーを操作しての銃身のテイクダウンについては問題なく行う事が可能です。 レシーバー右側面のテープ・プライマー収納部の開閉や、バット・ストック右側面のパッチ・ボックスの開閉についても問題ありません。 銃身は銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、銃身内は若干の表面錆は見られるものの、ライフリングも比較的はっきりと確認出来ます。 パーカッション・ニップルは、縁の部分に僅かに変形が見られるものの、大きな欠け等は見られません。

本品は漫画家の松本零士先生のコレクションの中の一挺です。 (KK)

【登録証情報】
(種別: 管打ち式銃砲、全長: 93.2cm、銃身長: 50.7cm、口径: 0.9cm、銘文: MAYNARD ARMS CO WASHINGTON)

【その他の情報】
令和5年8月10日にXXXX教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 漫画家の松本零士先生の旧蔵品です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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